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蛍光・励起スペクトルについて
蛍光スペクトルや励起スペクトルを測定しています。 私の測定している分子にはハロゲン置換基が導入されています。 今までは基本となる骨格が同様の分子で測定を行っており(周囲の置換基は異なる)、それらのUV、蛍光、励起スペクトルを測定していると全くではありませんが大体似たようなスペクトルが得られています。 しかし、今回初めて大幅に異なるスペクトルが得られました。 ハロゲン置換基はスペクトルに影響を及ぼすのでしょうか?
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ハロゲン原子などが芳香環に結合することで、芳香環の励起に必要なエネルギーが変わると、それに対応するエネルギーの波長も変わりますよ。
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- phosphole
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回答No.2
吸収スペクトルでは、対応した大きな変化がありましたか?それなら、ハロゲン置換基の電子効果によって説明できると思います。もしも、蛍光が全く出なくなったとか、異常に 長波長シフトしたということだと、重原子効果を考慮すべきです。ヨウ素だとありえます。スピン軌道相互作用によって、三重項への項間交差が促進されるため、蛍光のクエンチやリン光の増強がおこります。