はじめまして♪
音響時代から引き継がれた同社のサウンド的特徴を持ってます。
日本のバブルが崩壊し、その後AVサラウンドやPC ケータイ などが広く普及し出すと、旧来の音響機器メーカーは存亡の危機にさらされ、いち早く高級オーディオから大衆オーディオとPCオーディオへ方向転換、そのときから「音響」という表記をやめて、ONKYOに統一したはずです。
歴史が長く、日本人には古くから愛されるサウンドを提供して来た企業ですが、やはり独自の個性的サウンドが持ち味で、好む人、好まない人 それぞれ存在します。
大衆オーディオに主軸を変更したのですが、特徴的サウンドは見捨てる事無く、しっかりと受け継いだ事で、現代でも一流ブランドとして生き残っていますね。
どちらかと言うと、少々音を造っているので、好みは分かれる傾向が有ります。
ただ、豊かな低域感と、それにバランスするキラリと光る高域の個性、このバランスは、長い歴史で積み上げられて来たノウハウがモノを言っているのでしょう。
昔から「音響のスピーカーは駆動力が有るアンプを組み合わせた方が良い、大雑把に言えば同社の組み合わせがベター」なんて言われました。
音響はスピーカー製造が得意な企業でしたが、後にアンプ類の製造でも実力をつけて、プリメインアンプの世界では、バブルの前から高い評価もあったのです。
Pioneerもプリメインアンプ界では1980年代、音響と肩を並べた、各オーディオ紙の優秀賞などを獲得した機種が多かった。
また、往年のバラコン(各社の製品を自由に組み合わせる、本来のコンポーネントステレオ)としては、大雑把に言うと、スピーカーとプリメインアンプは、同等の価格か、半分(あるいは2倍)という範囲で組み合わせた方が、バランスが良い。なんて言われたそうです。
販売当時の希望小売価格が、アンプは39000円、スピーカーはペアで60000円、価格バランス的にも、良い範囲の組み合わせ、と考えて良いでしょう。
心持ち、スピーカーが低能率なので、もう少し重量の有るアンプで駆動して上げた方が、良さそうかな? と思う程度ですかねぇ。
基本的に、全く問題のない組み合わせ、これだけは断言出来ます。
あとは、得られた音に対して、好みに合うかどうか、設置した部屋の音響特性(反射とか吸音率とか定在波などの影響)にもよりますね。
お礼
お忙しいのに詳しく教えていただきまして大変参考になりました。 本当に有難うございました。