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製品化されているバチルス菌の有効期限について

カビをを生えにくくさせる…などの名目でバチルス菌の仲間がたくさん売られているようですが、 期間のばらつきはあるものの、全ての製品に有効期限が設けられているようです。 http://amzn.to/1Dy16GV 微生物がその空間に定着してカビを抑制するのであれば、 バチルス菌が生息できる環境がある限り有効期限は続くのではないですか? 有効期限があるということは、 だいたいそのくらい経つと餌がなくなってしまうということでしょうか? その場合、餌を提供し続ければ効果は持続しますか? もしくは、寿命の時限タイマーみたいなのがあって、その時期になると死にはじめるとかでしょうか? 微生物に詳しい方、教えていただければと思います。

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  • bacibaci
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回答No.1

製品開発者ではないですし、薬剤の成分はなんなのか、どの種類のバチルス菌を使用しているのか分からないのであくまで憶測ですが、 『バチルス細菌が防カビ効果のある問題のない範囲で増殖し続けることが出来ることが保証されている期間』と考えたほうが良いのではないでしょうか。 生きた生物を使用している以上、「餌があるかぎり半永久的に効果があります!」とは断言できません。環境が変われば別の細菌が優勢になって防かび効果が失われてしまう可能性もあります。 製品によっては複数の細菌などをミックスして今の効果を出している可能性もあります。そういった場合は時間とともに細菌の比率が変化してしまい期待通りの効果を発揮できないかもしれません。 また、細菌によっては抗菌物質をたくさん出すモードと物質の産生が弱くなるモードがあるものもあります。そういったデリケートな性質のある菌の場合は『調子が良い時』をキープさせ続ける必要があり、その確実な期間が『有効期限』とも捉えられるかもしれませんね。 他にも、細菌と遺伝子によっては特定の環境で培養を続けると必要のない能力(遺伝子)を失ってしまうという性質もあります。なので長期間放置していると防カビ物質を分泌する遺伝子を失ってしまうという可能性もないとは限りません。 おそらくは同じ環境をキープし続けることができれば有効期限を越えても効果は期待できるかもしれませんが、定期的に洗い流してバチルス菌を噴霧なりして追加し続けることが最もベストな効果を期待できるでしょう。 相手が『生き物』である以上、製作者の狙い通りにいつまでも制御できるわけではないという意味での『保証期間』なのでしょうね。 極論を申せば本来賞味期限があってないようなお酒にも、一応賞味期限が付けられていたりするのと同じようなものじゃないですかね(笑)

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