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蝸牛管を引き伸ばして描いた聴覚のアブミ骨と前庭窓
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noname#207589
回答No.1
アナタの添付画像を尊重しますと→部分は"アブミ骨底orアブミ骨底板"に成ります。 で、此のアブミ骨底が蝸牛にスポンと嵌(はま)り込んだ部分を"前庭窓=卵円窓"と言います。 ---------------------------------------- 前庭窓(=卵円窓)は飽く迄も"空間"部分を指す概念です、従ってアナタの添付画像では其の空間部分が判別出来ませんので、→部分が指すのはアブミ骨底(板)と成りますね。 ※底の長軸平均は2.99mm、短軸平均は1.41mm....本当に小さな物です。 因みに、アブミ骨の底と前庭窓とは"アブミ骨底輪状靭帯"で結ばれて居ます。 詰まり、 アブミ骨底 + アブミ骨底輪状靭帯 + (前庭部の)前庭窓 = "アブミ骨前底関節"を形成します。 ...........前庭に向うアブミ骨底の面は薄い軟骨層で被われ、此の軟骨層は骨縁よりも幾らか広くなって居ます。強靱線維性の1靱帯がアブミ骨底を此れに向い合う前庭窓の縁(此処も軟骨で被われて居ますが)に結合して居ます。 此の関節は、強固な気密性維持がされなければいけませんし、又、可動性も要求されますが、気密性と可動性の二律背反的な役目の構造と組織化学的特性に就(つ)いては今の処、未解明ですね。 下の添付画像はアブミ骨と前庭窓の空間を表す内耳=迷路です、前庭窓は飽く迄も穴の開いた空間部分の解剖学用語なんです。 ※機能局在緑部分は、ダカラ、脳内部断面に存在してますから"嗅覚"を司ってます。回答内の参考URLを必ず勉強しましょう、スマホやPCで見て下さい。
お礼
ありがとうございます!!! すごく分かり易かったです!!!!!