• 締切済み

HPLCとゲル濾過の違いについてです。

初投稿です。よろしくお願いします。 今学校の研究の作業の一つで、コラーゲンを生体内酵素で消化して、その消化物の抗酸化能を調べています。 そして今、その消化物を分離する作業をやっています。 ペプシンとトリプシンとエラスターゼにおける消化物を分離するのですが、 トリプシンとエラスターゼの消化物はHPLCで分離するのに対し、 ペプシンはゲル濾過で分離するように言われました。 ペプシンはなぜHPLCではなくて、ゲル濾過で分離しなくてはならないのでしょうか? 来月、研究発表があるので、なるべく早め回答を希望です。 よろしくお願いします。

  • 化学
  • 回答数2
  • ありがとう数2

みんなの回答

  • yasto
  • ベストアンサー率80% (8/10)
回答No.2

お使いのHPLC のカラムはいわゆる逆相のカラムで、対象の疎水性の程度の違いで分離します。一方、ゲルろ過は、対象分子の大きさで分離します。 さて、ここまでは、簡単にこたえられるのですが、これ以上はどんな配列のコラーゲンなのか、生成物の特性をどう予測しているのか等が分からないと、答えられません。案外経験則なのかもしれません。 頼りない返事ですが参考にして下さい。

y091210
質問者

お礼

回答ありがとうごさいます。 今は配列まではわかりません(酵素による消化物の配列を解析するテーマでもありました)が、使っているのはPorcineなので、豚のコラーゲンを用いて実験を行っていました。情報不足の中、答えていただきありがとうございます。

  • ryo_ky
  • ベストアンサー率47% (112/237)
回答No.1

ちゃんとした回答をするのには情報量がちょっと少ない様に思います。 ですので、参考程度の回答をします。 まず、ゲル濾過もHPLCも分離するための操作であることは質問者さんもご理解していると思います。 では各々の手法で分離できる理由(原理)で考えてみましょう。 どちらもカラム充填剤(若しくはゲル)と溶媒を用いて分離する方法です。 例えば分子の大きさ(分子量)、極性の有無などによって各々の物質の吸着しやすさが異なります。 つまり、溶媒と充填剤の種類によって各々の物質の分けやすさが違うと言えます。 Rf値というのはご存知でしょうか? よく薄層クロマトグラフィーで使用されますが、充填剤にシリカゲル、適当な溶媒を利用してある一定距離を溶媒が浸透した時、分離したい目的物がどの程度を移動したかを見るものです。 大体Rf値が5以下がクロマトグラフィーに良いと言われています。 もし、質問に対して満足する回答を得たいのであれば、 使用したカラムの充填剤、溶媒、装置などを書いた方が良いと思います。

y091210
質問者

お礼

丁寧なご回答ありがとうございます。 覚えてる範囲で書きます。 装置の名前までは見てないですが、全部自動でやってくれるやつじゃなくて、自分でPCに打ち込んで、インジェクションして、エッペン持ちながら、地道にサンプルを採取するやつです。 ゲルろ過に使ったけどカラムはTSKgelなんとかという名前で、HPLCにしようしたカラムはC-18という種類のカラムだと思います。 溶媒はA液で0.1%TFA(ミリQ水でメスアップ)B液で、20%のA液+アセトニトリルを使用しています。 Rf値について自分で調べてみたいと思います。

関連するQ&A

  • エラスターゼ

    消化酵素のうち、プロエラスターゼがトリプシンにより活性化されてエラスターゼになるのですが、このエラスターゼの働きは何ですか?調べても、膵臓の病気を調べるときに用いるとしか出ていなくて、消化にはどういう点で関わっているのでしょうか?

  • ゲルろ過の担体の充填の方法について

    ゲルろ過の担体を1×100センチの空カラムに充填しようとしているのですが、私の研究室にはリザーバーと呼ばれるカラムの上部に取り付ける器具がないため、担体を目的の容量まで一回では充填できません。実験書などを読むと、担体は一度に充填し分けて行ってはいけないとあります。分けて充填する(一度充填して、ベッドの上部が落ち着いたら液を落として、再度充填する)とカラムの分離能にかなり影響が出るでしょうか?

  • ゲルにかかる圧力

    ゲル濾過をしようとアマシャムの1×30cm(耐圧0.1MPa)に Sephadex70を充てんしました。アマシャムのHPLC装置(AKTAFLPC)に接続し、bufferを0.5 ml/minの速度で流したのですが、カラムの限界圧力を超える0.3MPaかかってしまう状態です。0.01ml/minに下げれば、耐圧程度に抑えることが出来るのですが、これだともの凄く時間がかかっていしまいます。 Sephadex 70ってこんなに、超低速で分離しなければならないものでしょうか? それとも、ゲルの充てんなどがまずかったのでしょうか? 誰か、詳しい方教えて下さい。

  • たんぱく質の人工消化について

    卵白の人工消化について実験しました。 茹でた卵白と生の卵白にペプシンとトリプシンの酵素処理を行い、電気泳動しました。 生の卵白と茹でた卵白のどちらとも、酵素処理をしていないものより原点から遠い位置にバンドが出ていたので、酵素によって消化されたことで分子量が小さくなったと考えました。また、茹でた卵白のほうがバンドの色が薄く出ていたので、生の卵白よりも消化を受けやすいと考えました。 この考えはあっているのでしょうか? また、茹でたほうが消化を受けやすいのはなぜですか? 加熱によって高次構造が変性したことで消化の受けやすくなるのかなと思ったりしたのですが、よくわかりません。

  • タンパク質とトリクロロ酢酸

    トリプシンによるタンパク質の消化と加水分解の実験を行いました。 トリプシンを加えた後、タンパク質変性剤としてトリクロロ酢酸を用いて、それを濾過し、吸光度を測定しました。 タンパク質は酢酸を加えると酸変性をおこしますよね。 このとき、トリクロロ酢酸は何を溶解し、また、溶解したあと、濾過の操作で何と何に分離したのでしょうか?

  • ゲルろ過HPLCについて

    ゲルろ過HPLCを今行っているのですが、溶離液としてリン酸Buffer+NaClを使っているのですが、NaClを加える理由がわかりません。 どなたか教えていただけませんか?? また、カラムはTsk,gel-G2000SWxlを使っているのですが、適正流速みたいなのがあれば教えていただきたいです。

  • 逆相クロマトHPLC前のサンプル処理

    生化学、分子生物学の分野でタンパク・ペプチドのHPLCを用いた精製の研究論文を読むと、サンプルをメインの逆相クロマト(nano-LC c18等)のHPLCにかける前に、使い捨てカートリッジ式の固相クロマトでサンプル処理している記述がよく見られます。 使い捨てカートリッジは最近だとSep-Pak c18, OASIS HLB等が多いようで、これらはサンプルの脱塩のが主な理由のような記述をみます。 疑問なのは本番の逆相クロマトでも同様の脱塩が期待できるのにもかからわず、なぜ前処理が必要なのか?ということです。 サンプルに過剰量の塩が存在すると逆相クロマトの分離能などに影響を及ぼしたりするのでしょうか?

  • 担体と固定相の違いについて

    ヴォート生化学に「近年使われる分離法のほとんどはクロマトグラフィーが原理である。混合物試料を液体またはガス状の移動相に溶かし、すき間である固相のカラムに通す。この固相を固定相といい、液体をつけてある場合もある」とあり、また、http://www.jp.amershambiosciences.com/technologies/gel-filtration/index.aspのサイトに「ゲルろ過クロマトグラフィーはカラムにつめた担体にサンプルを通して、大きさの違いによって分子を分離する手法です。担体の間をすり抜けて分子は溶出されます。担体には小さな孔が開いており小さい分子はその孔に入り込んで寄り道するため、大きい分子より遅く溶出されます。この原理を利用して生体分子を分離します。」とあったのですが、担体と固定相の違いって何ですか? どうか教えてくださいませんか?お願いします。

  • アガロース電気泳動に関する質問です

    現在大学の研究室で遺伝子の切り貼りの操作を行っています。 制限酵素で2箇所切断し、ベクターとインサートをゲルカットにより分離したく、アガロース電気泳動で30μL流しました。すると、ベクターのバンドがうまく出ませんでした・・・。制限酵素処理の問題ではなく、ゲル・電気泳動での問題だと思うのですが、原因がわかる方がいらっしゃったら回答よろしくお願いいたします。 ちなみに、同じもの(制限酵素処理したもの)を3μLで流したときはきれいなバンドが出ました。DNA量が多いことも原因のひとつとして考えられるのでしょうか?

  • ゲルろ過のゲルの選び方

    ゲルろ過でDNAを精製しなければならないのですが、どのゲルを使えば良いのか分からず困っています。精製したいのは20塩基長のDNAです。Amersham社のSephadexのG10~200の中で使用できるものはありますか?選び方を教えてください。