- ベストアンサー
厚生年金保険についてのお悩みとは?
- 初めての給料明細で驚きの控除額。健康保険と厚生年金について調べてみました。
- 契約社員から正社員になり、厚生年金にも加入していると思っていたが…。
- 年金の払込期間や健康保険の料金、保険証の取り扱いについての悩み。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
長いですがよろしければご覧ください。 >…よく分かりません。 いろいろ誤解されてしまっているようですので、「公的年金保険」と「公的医療保険」の制度の基本的な仕組みを理解してしまったほうが、かえって話が早いかもしれません。 以下、それぞれの制度の概要になります。 納得がいかない点があれば「補足」にてお知らせ下さい。 ***** ○「公的年金保険」について ※「公的年金保険」の制度は少しずつ変わってきていますので、現行の制度です。 「日本に住んでいる人」のうち「20歳以上~60歳未満」の人は、【全員】が【必ず】「国民年金」の「被保険者(加入者)」になることになっています。(第1号被保険者) 「国民年金保険料」は「定額」で、「本人・配偶者・住民票上の世帯主」のいずれかに納める義務があります。 『20歳になったら、どのような手続きが必要ですか』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=1791 『第1号被保険者』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/yougo/detail.jsp?id=152 『国民年金保険料』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3763 --- 「国民年金の第2号被保険者」 「第1号被保険者」が、就職などにより「厚生年金保険」に加入した場合は、自動的に「国民年金の第2号被保険者」となり、「国民年金保険料」の納付義務はなくなります。 『第2号被保険者』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/yougo/detail.jsp?id=156 「厚生年金保険」の「加入手続き」や「保険料の納付」は事業主が行うことになっていて、「保険料の半分」は従業員に支払う給料から差し引いてよいことになっています。 なお、「厚生年金保険」の保険料は定額ではなく、「標準報酬月額」というものをもとに決まる仕組みになっています。 『従業員を採用したときの手続き』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=2027 『標準報酬月額』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/yougo/detail.jsp?id=176 『総務の森>計算ツール』 http://www.soumunomori.com/tool/ 「退職」などにより「厚生年金保険」を脱退した場合は、被保険者自身で「(2号から)1号への種別変更」を行うことになっています。(届け出の受付窓口は「市町村の国保課」となります。) 『転職・退職したときの手続き』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=2282 --- 「国民年金の第3号被保険者」 「第1号被保険者」のうち、「【配偶者】に生活の面倒を見てもらっている人(たとえば専業主婦・主夫)」は、「一定の条件」を満たすと、「第3号被保険者」に認定されて、保険料を負担しなくてもよいことになっています。 『第3号被保険者』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/yougo/detail.jsp?id=155 『~年金が「2階建て」といわれる理由~』 http://nenkin.news-site.net/kiso/kiso03.html ***** ○「公的医療保険」について 「日本に住んでいる人」は、【全員】が【必ず】「住民登録している市町村」の運営する「国民健康保険(市町村国保)」の被保険者(加入者)になることになっています。 「市町村国保」は、「住民票(住民基本台帳)」の登録単位としての「世帯」ごとに管理・運営されています。 そのため、「市町村国保に関する届け出」や「保険料の納付」も「住民票に登録されている世帯主」が代表して行うことになっています。 「市町村国保の保険料」の算定方法は独特で、「一人ひとりにかかる均等割」「一人ひとりにかかる所得割」「世帯ごとにかかる平等割」などをすべて「合算」したものが、「一年間の保険料」になり、それを10回くらいに分けて納付する仕組みになっています。 また、「市町村ごとの違い」が大きいのも特徴です。 『誰も教えてくれない住民票の話>■世帯、世帯主』 http://members.jcom.home.ne.jp/hitosen2/juumin2.html --- 「健康保険」 「就職」などにより、「厚生年金保険」に加入した場合は、原則として、その会社が加入している「健康保険」にも(同時に)加入することになります。 「健康保険」の「加入手続き」や「保険料の納付」は、「厚生年金保険」と同じように事業主が行うことになっていて、「保険料の(約)半分」は従業員に支払う給料から差し引いてよいことになっています。 なお、やはり、「標準報酬月額」というものをもとに保険料が決まります。 ※ちなみに、「健康保険」の「運営者(保険者)」は、1,400以上存在していて、それぞれが独自に運営しています。 『公的医療保険の運営者―保険者』 http://kokuho.k-solution.info/2006/01/post_1.html 『あなたも入るかもしれない?協会けんぽって何|日経トレンディネット』(2008/10/02) http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20081001/1019299/ 『健康保険(協会けんぽ)の事務と手続等』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=1964 --- なお、「市町村国保」は、(法律で)「市町村国保【以外の】公的医療保険」に加入すると「資格を失う(【脱退する】)」ことになっていますので、「世帯主」が「世帯員の○○が健康保険に加入した」と(14日以内に)届け出ることになっています。 届け出を受けた市町村は、「その世帯員の脱退手続き」を行って、「その年度の保険料」を計算し直して世帯主に再通知します。 なお、「脱退した世帯員」の保険料は、「4月から脱退した月の前月までの月数分」を払えばよいことになっています。(年間保険料の月割り) --- 「退職」などにより「健康保険」を脱退した場合は、やはり、「世帯主」が、【市町村に】「世帯員の○○が健康保険を脱退した」と(14日以内に)届け出ることになっています。 届け出を受けた市町村は、「その世帯員の加入手続き」を行って、「その年度の保険料」を計算し直して世帯主に再通知します。 なお、「加入した世帯員」の保険料は、「加入月から3月までの月数分」を払えばよいことになっています。(年間保険料の月割り) --- 「健康保険」の「被扶養者」 「健康保険」には、「国保」にはない「被扶養者」という独自の制度があります。 「健康保険の被保険者(加入者)」の家族が、「その被保険者によって生活の面倒をみてもらっている」場合は、「一定の条件を満たすと」、【保険料を負担することなく】被保険者の加入している健康保険に「被扶養者」として加入することができます。 「被扶養者」として健康保険に加入した場合は、やはり「国保」の資格を失いますので、届け出が必要になります。 (河内長野市の案内)『国民健康保険への加入など、届け出について』 http://www.city.kawachinagano.lg.jp/kakuka/kenkouzoushin/hokennenkin/gyoumu/hokumin_hoken/shikumi_kanyu/todokede/todokede.html 『はけんけんぽ|被扶養者とは:審査の必要性』 http://www.haken-kenpo.com/guide/huyou_1.html ※「被扶養者の審査基準」は、どの保険者も「ほぼ同じ」ですが、「まったく同じ」ではありません。 ***** (備考) 「所得税」や「個人住民税」など「税金の制度」と「社会保険の制度」は、【まったく異なる制度】のため、ここでは触れませんでした。 『社会保険』 http://kotobank.jp/word/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E4%BF%9D%E9%99%BA?dic=daijisen >>…医療保険・労働者災害補償保険・雇用保険・介護保険・年金保険など 『住民税とは?住民税の基本を知ろう』(更新日:2013年05月13日) http://allabout.co.jp/gm/gc/14737/ ***** (その他参考URL) 『年金加入記録の照会』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=959 『日本年金機構>全国の相談・手続窓口』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/section/index.jsp --- 『全国社会保険労務士会連合会>各種相談窓口 』 http://www.shakaihokenroumushi.jp/general-person/soudan/ ※間違いのないよう努めていますが、最終判断は各窓口に確認の上お願い致します。 ※なお、ご紹介したサイトの信頼性についてはご自身でご判断ください
その他の回答 (1)
- Moryouyou
- ベストアンサー率41% (140/334)
文面からでは私にもよく分かりません。 事実関係をもう少し具体的にご確認ください。 1.去年8月末まで契約社員として働いていた。 社会保険は完備されていた。 ●当時の給料明細をみてください。健康保険、厚生年金保険料は 天引きされていなかったのでしょうか? ●契約社員だった頃、親の扶養に入っていたわけではない。 ということは勤務されている会社の社会保険に加入していたと 思われるのですが... 2.>退職して2ヶ月くらいは不要に入り直し、保険証は国民健康保険 のものでした。今は不要から出て社会保険に切り替えています。 ●保険証が国民健康保険ということですと、親御さんは会社の 社会保険でなく、自営業などで国民健康保険に加入されてる ということですかね? その場合、あなたの健康保険料は親御さんが払っていたという ことです。 3.住民税の話は関係はなさそうです。昨年の収入に対する住民税を 銀行口座から引き落としにしたということですよね? 4.>私はこれまで年金(老後に貰える資金)を払っていなかった ということでしょうか? あなたが払っていなければ、おそらく会社か親御さんが払って いたのでしょう。過去数年普通に働いているのならば、必ず 誰かがあなたを支えています。そしてその費用(税金、保険料)を 誰かが払っています。 ポイントとしては、 ・1で天引きされていた保険料と今回の保険料にどれだけ差があるので しょうか? ゼロだったのが2万円になったのですか? ・社員になって収入は増えたのでしょうか? 収入(またはその見込み)により保険料は変わります。 前職はいくらで現在はいくらなのでしょうか? 因みに各1万円天引きというのは、それほど高い額ではありませんが、 健康保険料1万円、厚生年金保険料1万円という引かれ方はありません。 通常健康保険料の方が安いです。 自分がもらっているお金で、生活に直接かかわることなのですから、 もう少し正確な情報を把握されて生活に役に立てられるようにされたらと 思います。 この際、これまでどうだったのかよく確認してください。