宇宙飛行士が見る光とは?私たちも経験できるのか?

このQ&Aのポイント
  • 宇宙飛行士が宇宙で目を閉じると、暗い所でも光る点が見えることがあります。これは宇宙線や放射線が網膜の原子核に衝突し、光として見えるためです。
  • 一方、地上でも一瞬だけ現れる光を経験することがありますが、これが宇宙線や宇宙空間からの光なのかははっきりしていません。
  • また、飛行機に乗るとこの光を経験する可能性が高くなるかもしれません。宇宙飛行士と同じ経験をすると、素粒子を視覚で感じることになります。
回答を見る
  • ベストアンサー

目を閉じた宇宙飛行士が見る光について

海外のサイトで見たISS飛行士へのインタビュー記事でふと興味をもったことがあります。 宇宙に滞在中、暗い所で目を閉じると時おり視界にチカっと光る点が見えるのだそうです。一回の就寝で何度か見えるとか。 宇宙線だか放射線だかがふつうは何事もなく突き抜けてしまうものがたまたま網膜の原子核に衝突したときに光として見える、大気に守られていない宇宙空間にある船内では地上より大量に飛び交っているためその機会が多い、と言ったことだったと思います。 さて、ここからが質問です。 本当にまれですが、私も寝床でチカっと一瞬だけ現れる光(比較的強い光なのに広がりもなく本当に小さな一点が一瞬だけ光る)を経験することがあります。 これが大気を突き抜けて地上に到達した宇宙線などがもたらす現象である可能性はあるでしょうか? もちろん私の経験が他の生理によるものである可能性もあり、上記の話だけではどちらか区別がつかないと思いますが、地上でもある頻度で発生するものなのか、ご存知の方がいらっしゃいましたら教えていただきたいと思います。 もしそうだとすると、たとえば飛行機に乗った時などはそれを経験する可能性は多少高くなるのでしょうか? 仮に飛行士と同じ経験なら、それは素粒子を視覚で感じたということですよね。「霧箱」を知った時のような強い好奇心を駆り立てられます。

  • 科学
  • 回答数2
  • ありがとう数16

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tetsumyi
  • ベストアンサー率26% (1857/7093)
回答No.2

お住まいはどこでしょうか? 福島県近く、関東地域で福島原発以後であれば、福島原発でばら撒かれた放射性物質からの放射線が網膜に光として見えているのかもしれません。 場所によって放射性物質が吹き溜まりとなって集まっているようですから、1度放射線計測器を借りて測定した方が良いでしょう。 強い宇宙船が大気圏を通り抜けて地上に達することはありません。

ladybird3100
質問者

お礼

tetsumyiさん、ありがとうございます。 住まいは九州地方で最も近い原発から60km近くあります。 質問の趣旨は別に宇宙からの被ばくを危惧しているわけではなく、どちらかというと「そうであったら面白いな」というニュアンスです。 飛行士の話からイメージしたものとそっくりの見え方だったので、まれに地表まで到達するものがあるとか、自然界の放射線のなせる業かも、と思いました。 放送波のない周波数にラジオを合わせると聞こえる雑音の一部はビッグバンの名残の宇宙背景放射ですよ、とか、質問本文でも引き合いにした霧箱のように、今回の件も遠い存在と思っていたことが実は身近に体験できている現象なら楽しいと思った次第です。子供との科学談義のネタにもなりますし...^^; でも、どうやら違うようですね。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • takuranke
  • ベストアンサー率31% (3923/12455)
回答No.1

暗闇で眼を閉じた時に、端っこの方に光を感じたり、光があたっていないのに視野の中心や端に光が飛んで見えたり、チカチカ・キラキラ光を頻繁に感じるなら、多分「光視症」の可能性の方が高いと思います。

ladybird3100
質問者

お礼

takurankeさん、ありがとうございます。 お尋ねしているのは質問本文にもある通り、takurankeさんがおっしゃるような現象とは違って、本当に年に数回程度の頻度、単発で一瞬だけのものです。 それで、ひょっとしてこれは宇宙飛行士が経験するあれのことかな、と思ってお尋ねした次第です。

関連するQ&A

  • 宇宙船と浮遊物

    何年か前にISSに小さな隕石がぶつかって弾丸くらいの穴が開いたということがありました。 地上だと大気があって多少隕石が降ってきても燃え尽きてしまいますが、惑星探査用の宇宙船は大気のないあるいは薄い場所を通らなければならないので浮遊物にぶつかる危険性がずっと高くなりますし、地球の磁場が及ばない場所なら大量の荷電粒子にさらされることもありますよね。 そういう衝突の危険性への対応はどのようになされているのでしょうか? なんらかの探知システムがあるのか、探知したらどう回避するのか、それともめったにないからぶつかったら諦めるのか、どうなんでしょう。 ISSくらい近ければ地上の観測で障害物を見つけて回避指示を出すというのが考えられると思うのですが、光の速度で何十分とか何時間とかかかるような遠い場所だとそうもいきませんよね。 手間ひまかけて遠くまで探査機を飛ばした挙句に小石くらいの隕石にぶつかって装置が壊れたりミッション続行不能になってしまうのはとてももったいないです。探知と回避や防御にかけられる予算の都合もあるでしょうが。

  • 宇宙から新月は見える?

    新月は地球から見えません。太陽の光で見えないとの解説がありますが、三日月でも光っていない部分は見えません。つまり、大気にさえぎられて見えないのだと思います。 宇宙から新月を見た場合、どのように見えるのでしょうか。星空にぽっかりと穴があいたように見えるのでしょうか。月のクレータなどは見えるのでしょうか。 地球のまわりを飛行する人工衛星であれば、地上から新月を見るような位置関係をとれると思います。

  • 宇宙ステーションから地球に向かって紙飛行機を飛ばすとどうなるの?

    昨日、友人と話をしていて結論が出なかった話題です。 宇宙ステーションから地球に向かって子供が作るような紙飛行機を射出したとすれば、紙飛行機はどうなるのでしょうか? 友人との話の中では (1)大気圏で燃え尽きる (2)大気圏で弾かれて地球には到達しない (3)最終的には高速で地表に激突する (4)フワフワと飛んで地上に軟着陸する などの意見が出ましたが・・・ 理由とともに回答の方、よろしくお願いいたします。

  • ? 真空=無重力=宇宙?

    宇宙は無重力であり真空なんですよね? 真空では無重力であり、宇宙は無重力なんですよね? ISS(国際宇宙ステーション)は、地球に対して自由落下状態だと以下のサイトで言われてますが、 地上に落ちてこないのは遠心力が働いていて、地球の引力と力関係が釣り合っているから落ちてこないのでしょうか? https://fanfun.jaxa.jp/faq/detail/100.html 地球が自転と公転している中、真空で無重力の宇宙にISSは浮かんでいるので、自由落下してるというのは驚きです。 落ちても来ないし、外に飛んでいかないのは、ISSが時々エンジン吹かしたりして、自由落下状態になるような位置に調整して存在しているって事ですか? 宇宙は真空で無重力だから、ISSはプカプカ浮かんでいるだけなのかと思ってました。 外に飛んでいかないのは、地球の引力圏に捕まって(入れて)(遠心力と引力が同一な均衡状態が働いて)(均衡状態になるようにして)いて、見えない手で繋がれたような状態だからなのかと思ってました。 本当に自由落下状態なら、落ちてくるじゃん? 真空と無重力と宇宙と引力・重力の関係がボヤっとしてます。 とりあえず宇宙は無重力だから、人工衛星は落ちてこないんですよね? そして無重力は真空空間だと、一番その効果を発揮するんですよね? 自由落下状態の飛行機の中での無重力状態は空気は有りますもんね? なので、真空=無重力って訳でもないんでしょう? 地球の引力圏内でも無重力状態を作り出せるというのは、不思議な感じがします。 引力=大気圧の力が加わる方向に自由落下状態にすると、重力は帳消しにでき、無重力状態になるということですよね? では、宇宙が無重力なのは、、、、 宇宙空間の重力が帳消しになっているのは、、、、、、 宇宙はどこか(例えばデッカイブラックホール)へ向かって自由落下状態だから??? 無重力なのかな? いや、抑え(押さえ)付ける大気が無いからなのか? 物質が電磁気力で集まって引力を生じさせ、そこに大気としての物質も集まって引力を強化してるのかな? 物質同士が集まって星(惑星や恒星)になり、それ以外の空間はそれらが無いから引力が生じずに無重力になるのかな? 宇宙って何ぞや? 真空って何ぞや? 無重力って何ぞや? 引力って何ぞや? 本当の答えは誰が知っている? はい、わかる人~? 分かり易く解説をお願いします。 こっちには絶対真空は存在しないとあります。 https://www.ulvac-kyushu.com/welcome/whats/ 宇宙は絶対真空じゃないのか? ダークマターがあるから? 宇宙は本当に無重力なのか? 地球(惑星や恒星)の引力圏では、厳密には無重力じゃないでしょう? どこまでが地球の引力圏? 月は地球から離れないから地球の引力圏に捕まっているんですよね? 地球は太陽の引力圏に捕まっている? 太陽は銀河系の引力圏に捕まっている? じゃあ、その範囲は、厳密には無重力とは言えないのでは? ごめん、アホな疑問、質問かもしれませんが、よく分かりません。 宇宙、よくわかんねー 絶対、専門家もよく分かっていないでしょう? だから研究してるとも言えますが・・・ 誰か教えて。

  • 船外活動について質問

    いよいよ野口さんらによる第1回目の船外活動が行われますね。 そこでいくつか気になったんですが、ご存知の方教えてください。 ・宇宙飛行士はISS(スペースシャトル?)のどこから宇宙に出て行くのか ・宇宙空間に出て行くところの仕組みはどのようになっているのか(船内の空気圧などに影響しないための仕組みがどうなっているのか) よろしくお願いします。

  • 宇宙船内でのロウソクの点火方法を教えてください

    JAXAに以下の記述があります。 http://iss.jaxa.jp/iss_faq/go_space/step_3_3.html A36 無重力でのロウソクの燃焼 A37 無重力でのロウソクの燃焼は条件により燃えつづけたり消えたりする 宇宙船内でのロウソクの点火方法としては 電気エネルギーで電熱線を加熱するとか 光エナルギーを凸レンズで集光して火を点けるとか、いろいろあると思います。 実際の狭い宇宙船の中ではどうやっているのか、 JAXA、NASAにお詳しい方にお教え頂きたいです。 こうやっているだろうという推測の回答は不要です。 プロの知恵を知りたく、よろしくお願いします。 できれば出典、資料なども教えて頂ければ幸いです。

  • 「何万光年の光り」について

    はじめて、投稿させてもらいます。 次の2点について、ご存じの方は よろしくお願いします。 ・星の距離を、よく何万光年と天文学上、表現しますが  1光年というのは?どういう意味ですか。  それと、以前きいた話ですが、何万光年の光りを送ったその星は  何万光年前の光りであるから、既に存在しない星もあると言うことを。  ならば、既に存在しない星の光は無限に宇宙空間を渡って、どこまで  行くのですか? ・それと、太陽の恵みで私たちは、光りと熱を与えられていますが  宇宙飛行士が以前、「宇宙空間は氷点下のである」と言われていたのを  記憶しているのですが、記憶違いでしょうか。  だとすると、太陽が放つ宇宙線パルスと地球の大気との関係があって、  地球の気温が保たれているのでしょうか。

  • 光より早い速度は可能なの

    タイトル以前に 光、電気(電子)電波のスピードの基準は何ですか? 自分には基礎知識がありませんので知りたいのですが、光や電気のスピードの基準となるものはいったいなんなんですか? 2点の距離、重力、素粒子(分子)、時間? といったところ?ですか たとえば音速は空気(分子)など振動の伝わる速さと認識しています。 と考えると光も同じですか ただ真空でもスピードは変わらない?し伝わるし、 重力については明らかに影響しますよね、ただそれだけ?ではない?でしょうし? 光の速度について、たとえば仮定の話ですが  光速に近いまで加速した宇宙船で宇宙船内の光の速度は?  1.進行方向は遅くなる?2.宇宙船内で光速? 1はないと考えてると2は宇宙空間に対しては倍の光速度にならないのか? あと光速に近くなると時間の進み方も宇宙船内は遅いでしょうから余計に複雑ですが。 電子についても同じ用に考えると  光速に近い宇宙船ないでの電気(電子)機器のスピードもどう変化しますでしょうか? そうするともうひとつ  無限軌道(キャタピラ)でロールを光速に近いスピードで回して片方に電気を(接触し)流すと  向い方向と追い方向で電子のスピードは変わるのでしょうか? もし速度が変わるとすれば巨大なキャタピラロールを高速で回転させると電子(情報)の速度を上げれるのでは? 話半分ですが、長くなるのでやめます。自分の頭の中で矛盾だらけで整理がつきませんが・・・ ようは、速度の基準ってなにですか?が疑問

  • 宇宙戦艦ヤマト等の宇宙空間での船内重力

    ストーリーや、設定など映画であり、アニメであるので、細かいことは疑問視せずにいようと思ったのですが、いよいよ民間宇宙旅行も現実化しているし、日本でもすでにTBSが、秋山記者による民間飛行士(そういえるのか?疑問)で、日本人初飛行士の話題に水を差すようなこともあり。あの過酷な養成プログラムに疑問視しちゃうのですが。 民間宇宙旅行も、薄皮饅頭の薄い膜が大気圏とすると実際、薄皮の中から出ているのか、出ていないのかなどと、詐欺っぽい(まあ、金持ちしかいけないから、気にならないのかな?あんな設定金額でも)商売? 関係者にごめんなさい、そうじゃないと思ってますけど。 宇宙船の中で、いつまでもふわふわが、宇宙っぽいって考えるのがいいのか、実際には機内での重力が設定で、機内での上下感覚が決まらないと、宇宙ステーションでの活動も、難しくないのか? 長期滞在のためには、重力を設定し、ステーション内で筋トレできるほうが、無理がないだろうし、その辺はヤマトでも、スタートレックでも 船内の重力を設定してあるし、本物の宇宙技術ではどう解釈しているのだろうか?実はずっと気になっていて、眠れないほどです。皆さんからはどうでもいい話かもしれないけど、誰か教えてくれませんか?

  • 宇宙シャボン玉の原液形状と宇宙エレベータの成否

     シャボン玉の原液が瓶からこぼれて、そのまま宇宙船ISS内で遊泳したらどのような形状になるのでしょうか。揺れ動き、ゆれ弾む球となるだろうとおもいます。実際はどうだったでしょうか教えてください。  そしてその現象が宇宙(軌道)エレベータ構想に関係するか教えてください。現象が宇宙(軌道)エレベータの建設と運営の根幹に応用される潮汐力とのかかわりについてあなたの考えを教えてください。  宇宙(軌道)エレベータは成功するか失敗するかお考えを教えてください。  山崎・古川両名の宇宙飛行士さんが宇宙ステーションISSの実験でシャボン玉を膨らませ、地上と違って宇宙では均一なシャボン膜ができ、着色や膜厚が均一で、薄い膜の弱い部分が生じにくく、膜の破れる要因がないために寿命の長いシャボンだまができたそうです。  みるとシャボン玉の形状はほぼまん丸のゆれ弾む球となっていました。  宇宙にも重力が地球から届いていますので、シャボン玉の寿命や膜の均一均質性に影響しそうですが、次の理由で地上とは異なり、膜質の悪化がないそうです。  宇宙ステーションISSの物体では周回軌道接線方向の速度から生まれた遠心力があり、その遠心力と釣り合う向心力を重力が果たす。このときには重心を1つの作用点にひとくみの向心力と遠心力が同じ大きさで、鉛直線上に反対向きに働くので力同士がつり合う。釣り合うので重心は移動運動しない。遠心向心の一対の力2つは作用点がひとつなので、物体にかかった向心力と遠心力が原因の回転運動は発生しない。  このため膜液が鉛直下方に集中する地上と異なり、ISS内では膜液の厚みや膜質が均一なシャボンだまになるそうです。  ではシャボン玉の原液が瓶からこぼれて、そのままISS内を遊泳したらどのような形状になるのでしょうか。その観察について確たる報告はないようです。 原液はシャボン玉の挙動とおなじく揺れ動き、ゆれ弾む球となるだろうとおもいます。実際はどうだったでしょうか教えてください。  そしてこの現象が宇宙(軌道)エレベータの成否を握るように私は考えます。  宇宙(軌道)エレベータ構想の、成功、または失敗について、あなたの予想と、あなたの考える根拠となる原理を教えてください。  原液の球はなにかの動きに押されてシャボン玉と同じように揺れ動き弾みますが、待っていればそのうち静止します。そのときの原液のしずくの形状は楕円体でしょうか、それとも球でしょうか。私は球だと予想します。実際はどうでしょう教えてください。  もし原液の形状が楕円体となるなら、宇宙(軌道)エレベータは成功するでしょう。  これを考えて私は宇宙(軌道)エレベータの失敗を予想しています。  宇宙(軌道)エレベータが成功するなら原液は楕円体となるだけではなく、水あめや、蜂蜜が垂れ流れる形状と同じに、原液は連続して鉛直に垂れ流れてゆくはずです。  だから原液が球体形状なら宇宙(軌道)エレベータは失敗すると考えます。わたしは宇宙(軌道)エレベータ構想を失敗と考えます。  詳しくいうと、宇宙(軌道)エレベータ建設推進派は潮汐力を建設と運用に応用するそうです。  もし潮汐力が建設や荷役などの運用に応用できるなら、その潮汐力はISSでも原液や石鹸液を蜂蜜が垂れ流れるように、連続して鉛直に垂れ流れさせるだろうから失敗と考えるのです。  潮汐力は物理の原理なのでいかなる場合にも同一に働き同じ現象をあらわします。  しかし、その原理はこのような宇宙(軌道)エレベータに応用できるでしょうか。  適用を宇宙(軌道)エレベータ建設推進派はまちがえているようです。  潮汐力は一塊の物体において形状をひずませ、物体の元の形状が球体なら楕円体にひずませます。たとえば地球の潮汐現象は月と地球と太陽の引力によるそのなか2つを選ぶ1対の組が起こす、楕円体への変形です。  潮汐力の変形力は物体の界面(表面、地平面、海面)に作用点をもち、重心を含む同一線上に同じ大きさで、向きの異なる一対の力を生じます。  したがって一対の力から回転もせず、界面の作用点は移動も連結もできず、ほかの物体に力を移動することはありません。  でも潮汐力においては力の大きさは対の2個の塊の辺長や径という長さのスケールが大きいほど、大きくなります。   宇宙(軌道)エレベータは辺長や径の数十メートルから数百メートルの形状の地上基地と、静止衛星と、カウンターウェイトの3体からできた構造です。 3体はそれぞれテザーという縄でむすばれます。テザーの長さは数100kmから数万kmになるそうです。 この数万kmというスケールが潮汐力の大きさになると宇宙(軌道)エレベータ建設推進派は考えているようです。  できません。次の場面を想像し考えてみてください。縄なら先端のフックと物体に用意した耳輪間を引っ掛けて結ぶこともできるでしょう。縄の取り付けはワンタッチです。  宇宙(軌道)エレベータの3体を結ぶ瞬間、縄の取り付け前になかった力が、縄の取り付け後その瞬間から生まれるでしょうか。結ぶ前にはそれぞれ1体ごとにそれぞれが一定の潮汐力で一定にひずんでいるでしょう。3体を縄で結んだ後、突然それぞれの潮汐力は変化するでしょうか。  宇宙(軌道)エレベータの3体はどれも推進エンジンを持っていません。3体はどれも地球の周回軌道上にあるのですが、3体がそれぞれ別個の慣性運動をしているとすれば、結んだ瞬間衝撃を発生します。でも衝撃が収まったあとは3体合成の慣性運動をします。地上の物体がそうであるように3体別個の潮汐現象は結合前もあとも同一に変わるものではないでしょう。時間がたつと形状は新体操で振るリボンのように、宇宙(軌道)エレベータは地球に巻きついていくでしょう。