真言と信仰について

質問

少しややこしい質問をさせてもらいますがよろしくお願いします。

一つ目の質問なんですが、有名な神様や仏様に独自の真言というものを持つ神様や仏様がいらっしゃるということですが、あるお願いをかなえてほしくて関連する真言をおまじないとして唱えるとすれば、その真言を持つ神様や仏様を信仰するのと同じということになるのでしょうか?

二つ目の質問は、少しずれてしまいますが、同じお願い事に対して違う神社などのお守りを持つのはあまり良くないと聞きますが、つまり同じお願い事を複数の神様にお願いするのはやはり失礼だということらしいのですが、そこで一つ目の質問に関連してですが、あるお願い事に対して一つの神社でお守りを頂いてきたとします。
そして、どうしても願いをかなえてほしいということで、そのお願い事に効くと言われる真言を単なるおまじないとして唱えるとしたら、どうなんでしょうか?
それでもやっぱり複数の神様にお願いすることになって失礼にあたるのでしょうか?
それとも、真言を唱えるだけなら他のお守りを持っていてもかまわないのでしょうか?

ややこしい文章で申し訳ありません。よろしくお願いします。
それから、言葉使いに誤りがあったらご容赦ください。

回答No.1

oyunam · ベストアンサー

論理的に考えれば、
あなた次第ではないでしょうか。
あなたが信じることができれば良し、
信じることができなければ…それでも信じたいのであれば、
信じられるまでやってみる。

仏教、神道に詳しくはないですが、
一神教であるキリスト教やイスラム教では、
他の神様に祈ること、あるいは信じることはそれだけで大罪とされます。
悪魔の扱いですな(^_^;)

日本的仏教、神道は多神教ですので、
他の神様に対して失礼だとかというのは、個人の判断に過ぎないわけでして。
神様達がお互いにどんな話やつきあいをしているかは想像するしかない。
彼等が私達に言ってくれるわけじゃないし、
仮に「言ったことを聞いた」と言えば…そりゃ色々な意味で危ないです。

とはいえ神様を信じることは良いことだと思います。
自分以外の絶対的な善意の他者を自分の中に想定して振舞うことは、
自分を律することに繋がりますからね。

真言というのは本来的な意味として「おまじない」ではないと思います。
仏教である以上は輪廻からの解脱、それを「悟り」というわけですが、
その「悟り」に到るそれぞれの仏様の考え方、行動の仕方があって、
それを言葉にしたものが真言ではないでしょうか。
だから信者の現世的望みをかなえる、というものではないと思います。

ですが、お願いを唱えること、が無意味であるとは思いません。
言葉にして発することで、自らを目的に向かって進ませる力になりますから。

質問者さんのお願いがどのようなものなのかは私には分かりませんが、
大切なことは、お願いが成就して欲しいと強く思うあなたの心だと思います。
お守り、おまじない、は、ただの杖、ささえ、でしかない。
だから失礼にあたるとか、効力がなくなるとかと「考える」のは無駄なことだと思います。
杖が沢山あって、持ち運ぶだけで疲れて、本来の「支える」意味がなくなってしまう、
という状態は滑稽ですよね(^_^)

質問者さんの「お願い」が良きものでありますように(_ _)

私は先達の「思い」を信じている者です。
それが私にとっての神様です。

お礼

丁寧な御回答を頂きありがとうございます。
信仰とか大げさな言い方をしてしまいましたが、自分としては困った時の神頼みではないつもりですし、おまじないやお祈りの目に見えない力というものを信じている方なので、そういう行為を行う場合のルールやマナーがあればやはりそちらに従う方が良いのかなと思い相談をさせてもらった次第です。
ですが、oyunam様の仰る通り人間が決めることですものね
自身の努力が第一ということでしょうか。

ありがとうございました。