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高校物理(力学)の問題!AとBの落下点の座標を求めよ!
- 高校物理の力学の問題で、AとBの落下点の座標を求める問題です。
- 問題文は少しわかりにくい部分もありますが、問題を整理して解答を導く方法を教えていただきたいです。
- 具体的には、AをBにぶつけてなぜBが横に反れた軌道を描くのかがよくわかりません。ご教授いただけると助かります。
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>Aの落下位置の座標が(1.404,-0.072) >座標を求めるときに√(g/2h)は相殺されてh=0.9mは使いませんでした。 > 何がおかしいでしょうか。 これでいいと思います。 有効数字的には 1.40,-0.07が妥当なところではないでしょうか。 mmまではわからないということです。 問題文中の数値の表現が有効数字的にはおかしいです。 Bの落下地点を0.48m、0.36mとしているのですから最初のAの落下地点までの距離も1.5mではなくて1.50mとしておく必要があります。cmの桁まではていねいに測っているという意味です。1.5mと書けば10cm以下が怪しいという測定になってしまいます。荒すぎますいね。高さの0.9mはA,Bに共通ということだけでしか使っていませんので問題にはなりません。ただ同時に落下したという判断も測定によるのですから精度が問題になるでしょう。音で判断したとしたら0.1秒ぐらいまでは普通に違いが分かるようですから高さがある程度あればA,Bの落下が同時であるか、そうでないかの判断がその範囲で可能になるでしょう。0.9mという数値は使っていませんが1m程度は高さがあったほうがいいということと普通に机の上から落としたというのに近い条件になっているということで実験条件の設定の妥当性を示しているものだと考えられます。(床に凸凹があってはいけないというのも当然要求されます。水平性はcm以下で成り立っている必要があります。A,Bの落下地点が離れていますから落下が同時であることを音で判断するのであれば水平性が大事です。) cm以下を問題にするのはこういう実験では無理です。 パチンコ玉の直径が1cmです。ビー玉だと少し大きいですね。パチンコ玉とそれよりも少し小さいガラス玉だと質量が約5倍違うというのは実現できそうです。 A、Bの中心がずれた衝突をしています。Aの進行方向はAの中心(重心)の進む方向によって決まります。Bの中心はその線上から少しずれています。Bの落下地点を表す時はこのずれを考慮に入れないといけないはずですね。それを無視しているのですからcmがせいぜいだということにもつながってきます。 >はね返り係数がマイナスになってしまいます・・。 運動エネルギーを計算すると1割ほど減っているのがわかります。 反発係数で表すのはうまくいかないようですね・・・(私もやってみましたが負になります)。 でも反発係数を求めよという問題にはなっていないのではないでしょうか。 反発係数は1次元での衝突について現象を整理するために導入された数値です。力の働く方向が進行方向と一致していますので非弾性効果を相対速度の変化の中に繰り込んでしまうことがうまくいったのです。 2次元衝突についてはそのままではあてはまりません。よく使われるのは衝突面に垂直な成分だけが反発係数にしたがって変化するというものです。壁に球がぶつかる場合に使われています。これは力が面に垂直な方向にだけ働くという仮定と同じです。今の問題でいうと弾性衝突であっても非弾性衝突であっても、A,Bの形と配置を決めればBの飛んでいく方向は変わらないというものです。形は球または円盤とします。力は中心を結ぶ線上に働きます。Bははじめ止まっているのですから衝突後に飛んでいく方向は力の方向です。弾性衝突か非弾性衝突かの違いはこの方向での速さの違いだけということになります ※Bの方向をこのように1つにしてもAの飛んでいく方向は変わります。Bだけの速さの変化で反発係数を表すことはできません。 ※この取り扱いが不十分であるのはe=0での整合性が得られないということからも言えそうです。1次元の場合には合体して1つの物体になって元の運動方向に進むという結果の予測が可能になりました。2次元で合体した時の運動方向は明らかに上で考えた方向とは一致していません。合体は対象外ということになります。e=0でダメになるのであれば、e=0の近くでもダメになっているだろうという予測も成り立ちます。力が中心線方向にだけ働いているという仮定は成り立たなくなってしまうのです。 衝突の際に働く力がA,Bの重心を結ぶ線上以外の方向にも存在するのであれば、反発係数という一つの量の中にエネルギー保存からのずれを押し込んでしまうことはできなくなってしまいます。反発係数が負になってしまったというのは力が重心を結ぶ線上だけに働いているという仮定が破れていることを表しているのではないでしょうか。運動エネルギーの減少はいろんな原因が考えられます。1次元の運動で非弾性衝突が起こるような組み合わせの場合、「エネルギーは熱に移動した」と言ってしまいます。熱でなくても「熱に逃げた」という表現の中に押し込んでしまっているのです。変形や振動が原因であってもです。2つの物体のななめ衝突では必然的に大きさを問題にしなければいけなくなっています。質点して考えていいような場面からのずれが生じます。大きさや形を問題にしなければいけない場面は普通、高校では取り扱っていませんね。ななめ衝突ではそういうややこしい状況を考えなくてもいいように弾性衝突の場合だけを考えているというのが普通です。形は円または球です。(衝突が弾性的であるとしても四角と球とでは取り扱いがむつかしくなるというのもわかりますね。) ななめ衝突で非弾性という場面で反発係数が使われている例では片方が床とか壁になっています。 どういう衝突をしたかによって運動が変わるということがないのが床、壁です。 2つの球の衝突のような場合で非弾性であればわずかな条件のちがいでその後の運動が大きくちがってきます。1つの量では表しきれなくなってしまうということでしょう。 今回、負であるということでおかしいということに気が付きました。でも正の数字が得られたからと言ってそれが意味を持つとは限らないということも言えますから、2体のななめ衝突では反発係数を使おうとしないほうがいいと思います。
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- htms42
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xy平面というのは床面上にとったものです。お考えの通りです。 AとBの衝突はななめ衝突です。 A、Bの中心を結ぶ線がAの進行方向からずれているのです。 (同時に落下したということは衝突によって鉛直方向の速度変化は生じていないということを意味しています。球で半径が違っているとどうしても円直面内でのななめ衝突も起こってしまいます。質量が5倍違うのですから同じ半径の球を実現するのは材質的にむつかしくなります。円盤状の物体であるとするとそういう可能性はないものとするというのが可能になります。質量が5倍異なるというのも実現可能になります。) 運動量は二次元でベクトル的に考える必要があります。 運動量保存則を使います。 床に平行なSを含む平面の中で衝突の直前、直後の速度を考えます。 直前 A:Vxo(=?),Vyo(=0) B:vxo(=0),vyo(=0) 直後 A:Vx、Vy B:vx、vy Bは落下地点がわかっていますからvx、vyが決まります。 これを運動量保存則に入れます。 x方向、y方向と2つの式がありますのでVx,Vyが決まります。 Aの落下地点はこのVx,Vyで決まります。 求まったVx,Vy,vx,vyを使うと弾性衝突であったかどうかも判定できます。
お礼
ご回答どうもありがとうございます!! ベストアンサーとして解決済みにさせていただきたいのですが、 今さっそく計算してみたところ、 どこかでミスをしているような値になってしまいました。 後ほど改めて計算しますので、 答えを確認していただけませんでしょうか・・? どうしても答えが合っていると確認できないと不安でして・・ 申し訳ございません。 とりいそぎお礼だけ、失礼いたします。 ありがとうございました!
補足
見なおしたのですが・・ 衝突後の速度(床に落ちるまで普遍) A:Vx=1.404*√(g/2h)、Vy=-0.072*√(g/2h) B:vx=0.48*√(g/2h)、vy=0.36*√(g/2h) Aの落下位置の座標が(1.404,-0.072) 座標を求めるときに√(g/2h)は相殺されてh=0.9mは使いませんでした。 何がおかしいでしょうか。 はね返り係数がマイナスになってしまいます・・。 また、この場合はね返り係数はx軸方向とy軸方向で別々なのでしょうか。
お礼
htms42様 お礼が遅くなってしまい、申し訳ありません。 2日にわたり、とてもご丁寧にご回答くださり、本当にありがとうございます! 心より感謝いたします。。 色々と納得できました。本当に詳しくご説明してくださったので。。感動しています。 (また質問投稿してしまうことがあるかと思いますが、、 これからもよろしくお願い致します、というのはあまりに勝手で申し訳ないので、、 なかなか回答がつかなかった場合など、、よろしくお願い致します。) ありがとうございました!