半沢直樹絶好調で、TBSは儲かるのか?
大人気ドラマ TBS日曜劇場「半沢直樹」が絶賛のうちに終わりました。
TV視聴率は絶好調の右肩上がりだったそうですが、ここで疑問がわいてきました。
TV視聴率が高いと、TBS(ほかのTV局も含む)は儲かるのでしょうか?
TV番組のスポンサー料が視聴率連動型、成功報酬型ならば、たとえば
「視聴率15%を基準として、ドラマ10回放送分で合計、基本料金●千万円のスポンサー料をいただきます。
ただし、全10回の平均視聴率が15%以上の場合、1%に付き1000万円追加でお支払いください。
ただし、全10回の平均視聴率が15%以下の場合、1%に付き1000万円ずつお返しいたします。
視聴率5%を切ったら全額お返しいたします」
というような契約を結んでいるなら、この視聴率40%に届こうかという半沢直樹は素晴らしいバカ売れコンテンツであり、スポンサーも喜んで追加料金も支払うし、TBSも視聴率が上がっただけ儲かるからホクホクでしょう。
でも、たぶん、そんな視聴率連動契約にはなってないですよね。
ということは、半沢直樹の視聴率が上がれば上がるほど、TBSはCM枠の安売りをしたことになり(といっても実質すり減るものや持ち出しになるものは一切ないが)、だからといって次回枠のキムタクドラマ「安堂ロイド」(なんじゃそりゃ)が、視聴率40%を稼ぐ、という保証はないわけで、いきなり次回枠からCM料金、スポンサー料金を上げるわけにもいかないですよね。
という事は、ものすごーく長い目で見れば別ですが(このドラマの視聴率が年間平均視聴率に寄与する割合など)、そうでなければ、一発のドラマの視聴率が上がったところでTBSというテレビ局自身(もちろん、他局でも同様に)は、何の得も儲けもないのではないでしょうか?
むしろ、メイン出演者や脚本家が自身の功績を謳って、次回から高いギャラを要求されてテレビ局は困るのではないでしょうか?
TV視聴率とCM料金、スポンサー料金の決まる法則について詳しい方、お願いします。
追伸
第二部から登場した、半沢の後釜(の予定だった)の”タブレット野郎”ですが、メインスポンサーの東芝もタブレット型端末を発売しているはず。
「お前の考えていることは机上の、いや、タブレット上の空論なんだよ!」
なんて、セリフ、東芝は怒らなかったのでしょうか?
いっそのこと、
「お前の考えていることは机上の、いや、ipad上の空論なんだよ!」
と海外メーカーを名指しで批判すれば日本国民の溜飲は下がったと思うのは私だけでしょうか?