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半沢直樹を見て
半沢直樹が第二話で、板橋工業の社長の息子の銀行口座を調べたとありますが、令状なしでできるのですか? 警察とか国税は、個人や法人の銀行口座を令状なしで開示できるのですか?
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半沢は銀行員ですから、自分の机の端末で、自行の顧客は全国どの支店の顧客でも検索ができます。令状も何も要りません。自分の意思でできます。一般職の女性でもできます。 但し、そこには一定の理由が要ります。債権保全を図るためとか、回収可能性を探るためとか。単なる興味本位で、有名人やタレントを検索するのは、コンプライアンスに反するということです。また、行員が検索した履歴は、上席者は分かるようになっていますから、コンプライアンス違反を繰り返す行員は、飛ばされることになります。 警察や国税(マルサ)からは、よく調査依頼書が届きます。銀行には、協力義務がありますから、可能な限り迅速に調査をして回答しています。国税だけは、持参することが多いですね。ドラマほどではないですが、自分勝手なことばかりいいますね。「シャッターを閉めろ。支店長室を貸せ、コピー機を貸せ。マイクロフィルムで、この口座の動きを5年分調べろ。」等好き放題喚きます。他の顧客のことなど眼中にないのです。ただ、彼らも令状を取って、狙いを定めて来ていますから、資料が出てくるまで帰りません。 国税や都税もそうですが、税金滞納者の預金取引調査で有高が分かれば、預金に差押を掛けてきます。1,000万円の定期預金のある顧客が、たった45,000円の自動車税を納めておらず、差押が入ったこともありました。不動産にしても、税金滞納者には、仮差しを掛けてくることもあります。実は、こういったことも、銀行としては、債務者の仕振りを知る良いチャンスと考えている部分もあります。
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- hata79
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疑問ごもっとも。 ドラマ半沢直樹の設定は「ドラマ」であり、現実とは程遠いです。 程遠いとは、実際に銀行員があんなことできないという行動レベルの点だけでなく、法的手続面でもです。 水戸黄門でも、あんなことは江戸時代に絶対になかったわけです。 お百姓さんが、「黄門さま、ありがとう~」なんて、手を振ってお別れするなんてのは「ありえない」わけで、顔をまともに見ることさえできなかったのではないでしょうか。 地元のお殿様が通るというだけでも土下座で殿様の顔など見ることなどできず、行列の前を通り抜けただけで、幼い子でも「無礼打ち」で切り捨てられたという時代だっと思えば、水戸黄門のドラマは「芝居だからさ。真剣に考えないで見てて」なのです。 国税局が不動産の差押をしたという話が、最初のほうで出ます。 国税局の査察だって、原因なくして不動産の差押なんてできません。 さて、査察部長はなにを法的な理由として不動産差押をしたのでしょう? どうやって差押したんでしょう。家の柱に査察官が差押の赤紙を貼ったんでしょうか。 もう、このあたりから「お芝居だから、そんな質問はなしね。」世界なのです。 あれはできるのか、これはできるのかと疑問に思うのはいいですが「あれができるんだ、これもできるんだ」と思うのは間違いです。 ただ、国税局、税務署は金融機関に住所氏名を指定して口座情報を開示させる「調査権限」を持ってます。これは事実です。 しかし査察が、不動産の差押をするなんてことは現実ではなく「漫画の世界」です。 番組そのものをお芝居あるいは漫画だと楽しむのがいいわけです。
- ma-fuji
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>半沢直樹が第二話で、板橋工業の社長の息子の銀行口座を調べたとありますが、令状なしでできるのですか? よく覚えてはいませんが、東京中央銀行の口座を調べたんですよね。 自分の銀行の口座なら調べ方題でしょう。 >警察とか国税は、個人や法人の銀行口座を令状なしで開示できるのですか? できます。 税務署、役所などは、法律により金融機関に対して個人などの口座の照会をし報告を求めることができます。
お礼
なるほど、ありがとうございました