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合同方程式の解
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重箱の隅をつつく修正 命題1: pを素数としP={0,1,2,・・・,p-1}とし nを自然数としf(x)を最高次係数を1とするn次多項式としたとき f(x)≡0 (mod p)を満たすxはPにおいて高々n個しかない 命題2: pを素数としP={0,1,2,・・・,p-1}とし n,kを自然数としf(x),g(x)をそれぞれ最高次係数を1とするn次多項式,k次多項式としたとき f(x)・g(x)≡0 (mod p) のPにおける解のセットと f(x)≡0 (mod p) または g(x)≡0 (mod p) のPにおける解のセットは同じである 問題 pを素数としP={0,1,2,・・・,p-1}とし mをm|p-1を満たす自然数としたとき x^m-1≡0 (mod p)を満たすxはPにおいてm個有ることを示せ 回答 m|p-1よりh(x)を最高次係数1の(p-1-m)次多項式として x^(p-1)-1=h(x)・(x^m-1) とおける ところでフェルマーの定理により x^(p-1)-1≡0 (mod p) はPにおいてp-1個の解を持つから h(x)≡0 (mod p) はPにおいて(p-1-m)個の解を持ち x^m-1≡0 (mod p) はPにおいてm個の解を持つ 命題2は自明なので命題1だけ補足に
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- keyguy
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最高次係数を1とするが書けていた 命題1: pを素数としnを自然数としf(x)を最高次係数を1とするn次多項式としたとき f(x)≡0 (mod p)を満たすxは0≦x<pにおいて高々n個しかない 命題2: pを素数としn,kを自然数としf(x),g(x)をそれぞれ最高次係数を1とするn次多項式,k次多項式としたとき f(x)・g(x)≡0 (mod p) の解のセットと f(x)≡0 (mod p) または g(x)≡0 (mod p) の解のセットは同じである 問題 pを素数としmをm|p-1を満たす自然数としたとき x^m-1≡0 (mod p)を満たすxは0≦x<pにおいてm個有ることを示せ 回答 m|p-1よりh(x)を最高次係数1の(p-1-m)次多項式として x^(p-1)-1=h(x)・(x^m-1) とおける ところでフェルマーの定理により x^(p-1)-1≡0 (mod p)は0<x<pにおいてp-1個の解を持つから h(x)≡0 (mod p)は0<x<pにおいて(p-1-m)個の解を持ち x^m-1≡0 (mod p)は0<x<pにおいてm個の解を持つ 命題2は自明なので命題1だけ補足に
- graphaffine
- ベストアンサー率23% (55/232)
bulgarianさん、今晩は。平方剰余の定理を持ち出すのは 反則ですか。 とりあえず、参考程度に。 x^4-1≡0(mod p)----(A)の左辺を因数分解すると、 (x+1)(x-1)(x^2+1)となるから x=1,-1は(A)の解。従って、x^2+1≡0(mod p)----(B)が2個の解を持つことを言えば良い(解があれば、それが±1でないことは明らか) がそれは次の定理から言える。 定理 奇素数pに対し、(B)が解を持つためには、p≡1(mod 4)であることが必要十分である。 注:定理では解の個数については言及していませんが、2個ある事はすぐ分かりますよね。
お礼
「平方剰余の定理」というのは知りませんでしたが、 大変参考になりました。 ありがとうございました!
- keyguy
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sをp未満の自然数としたときX^(p-1)-1をX-sでわった商のp-2次多項式をg(X)としあまりをrすると X^(p-1)-1=(X-s)・g(X)+r X=sとするとフェルマーの定理よりp|rでなけれなならない事がわかるから X^(p-1)-1≡(X-s)・g(X) (mod p) sは1,2,3,・・・,p-1とできるから X^(p-1)-1≡(X-1)・(X-2)・(X-3)・・・(X-(p-1)) (mod p) 注) 0<a<b<pのとき f(x)≡g(x)・(x-a) (mod p) かつ f(x)≡h(x)・(x-b) (mod p) ならば f(x)≡i(x)・(x-a)・(x-b) (mod p) で有ることを補足に
- keyguy
- ベストアンサー率28% (135/469)
フェルマーの定理より X^(p-1)-1≡(X-1)・(X-2)・(X-3)・・・(X-(p-1)) (mod p) 4|p-1より X^4-1|X^(p-1)-1 以上から X^4-1≡(X-a)・(X-b)・(X-c)・(X-d) (mod p) ただし0<a<b<c<d<p
補足
回答ありがとうございます。 ところで、フェルマーの定理は 「pが素数なら、a^p≡a(mod p)」 というものですよね? この定理からどうして回答のような結果が導けるのか がどうしてもわかりません。 申し訳ないですが、補足をお願いします。
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