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32bitのOSは64bitのCPUをフル活用でき
32bitのOSは64bitのCPUをフル活用できなかったりしますか?
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程度問題であり、また状況によって、秒単位(あるいはより短い時間単位)で 32bitのOSであることの利点がある状況もありえます。 8bit,16bit,32bitまでの進化も、ずっと見てきましたが 8bitでは実務ソフトの開発自体が困難な時代でした。 主流の開発手段が、アセンブラかBASICという状況もありましたが 処理性能の低さもあり、実務ソフトの発展は16bitの時代におこりました。 そして、32bit OSへの移行は、32bitCPUの登場から 10年の歳月を擁しました(笑) 消費者が、その飛躍的な変革についていけなかったからです。 16bitOSであるMS-DOSに、32bitの機能を使うためのソフトを組み合わせて 32bitの性能を引き出そうとした人は一部いましたが… 結局1985年発表のi386に対して、32bit OSが主流となったのは1995年のWindows95。 i386では、とうていまともに動かないほど重いOSに、i386は泣いたことでしょう。 でも、Windows95がパソコンの普及を爆発的に進めたのは有名な史実で 言い換えれば、32bitCPUが活用されることで、パソコンがより魅力的になったのです。 この時点では、32bitCPUを活用できないなら損していると言えたでしょう。 ところが、64bit対応のCPUは、Athron64の2004年からと考えて Vistaの時代にやっと個人ユーザーでも64bit版Windowsが話題になるようになり… 普及は、4GBを超えるメモリー搭載が手軽になったWindows7の時代です。 ここで、飛躍的な効果が得られたかと言えば…Windows95の時ほどのことはありません。 たしかに、使えるメモリーが増えることは、3GBでは足りない用途では画期的でしょう。 でも、誰もがそういう体験をするわけではありません。 そして、処理単位が64bitになったおかげの高速化は、計測なしに体感することはできません。 逆に、メモリーが1GBのCore2Duo機なら、64bitOSを使わず 32bitOSを使うほうが、わずかにでもメモリー消費が小さく、安心感が出てくるかもしれません。 この差は、処理単位の拡大も、メモリー消費の増大も なかなか体感できない程度のものなのですが… 理論上は、損しているとも言える要素が、どちらにもあるのです。 ですから、難しく考える必要は無いかもしれません。 そもそもLinux系OSでは、メモリーを3GBも使うような状況が あんまり無いんじゃないかとも思います。よほど忙しいサーバーとかはともかく。
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- t_ohta
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「フル活用」の定義はなんでしょう。 CPUの持っている機能という意味では64bitの命令は使われないのでフル活用できていないですね。 でも、32bitのプログラムでベンチマーク等を行った際にCPU使用率が100%ならないかというと、そんなことは無く使用率100%まで上がりますので性能面ではフル活用できていると言えますね。