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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ロタ、百日咳どっちを優先するべき?)

ロタ、百日咳どっちを優先するべき?

このQ&Aのポイント
  • ロタ、ヒブ、肺炎、四種混合の同時接種のタイミングに悩んでいます。
  • ヒブを単独で打った場合、同時接種&ロタの接種をすすめられていますが、スケジュールが難しいです。
  • ロタの接種は2ヶ月までに1回目を打つ必要があると言われており、ロタが2回しか打てない場合の効果についても悩んでいます。

質問者が選んだベストアンサー

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  • bearlin
  • ベストアンサー率80% (4/5)
回答No.1

2か月初め ヒブ (済み) 2か月3週 小児用肺炎球菌 (予定) でしょうか? リスクの高い疾患はロタウイルスよりも百日咳です。(百日咳はDPT接種率が高いにもかかわらず、今年は1月から6月までに既に3名が百日咳で亡くなり、重症者は多数おられ増加傾向です。しかし、ロタも年間数名が亡くなり、脳炎も年間20~40名発生しますので予防しておきたい重要な疾患です。) 百日咳>ロタの優先度を考えますと、ご提示のスケジュール案の中ではBをお奨めします。 予防注射は原則的に2か月になったら接種できるものを直ちに同時接種で開始することが重要です。特に不活化ワクチンはできるだけ早期に2回以上の接種を目指すことが重要です。(2回接種後に強力な免疫を獲得しますので・・) ただ、ワクチンに詳しくない人たちが(ワクチンに詳しくない医師も含めて)「同時接種は負担になる」とか「可哀そう」とか、「同時だと何かあった時に原因かわからないから」と言って単独接種を奨めたり、初回は単独で開始することを奨めたりしていますが、そのような接種法は2回目の接種時期を大きく遅らせて赤ちゃんの感染リスクを高めることになるので、単独接種スケジュールはリスクの高い接種法なのですが、その事が日本人の間では十分に認識されていません。 もちろん、同時接種は4つでも6つでも身体への負担はほとんど変わりません。 実は人間の免疫システムは100,000種類(10万種類)の異なる抗原を同時に認識して免疫を作ることができますので、10種類や20種類のワクチンを同時に接種しても全く負担にはなりません。(これは科学的にわかっていることです。) 米国では在米日本人を含め、全ての民族が最大9種類の同時接種を日常的に受けていますが、それで有害事象や死亡率が増えることはないということもわかっていますし、韓国や台湾などアジアの先進国も米国に近いスケジュールで多本数の同時接種を日常的に実施していますが、有害事象が増えたという報告はありません。 一方、単独接種で何度も医療機関を受診させることは感染リスク(特にヒブや肺炎球菌、百日咳、RSウイルスなど危険な感染症にさらされる可能性が高くなり、医療機関への往復途中で交通事故や転落事故に遭遇する確率が高くなり、赤ちゃんのストレスも待合で前の子どもの泣き声を何度も聞かされて不安な時間を繰り返す結果、単独接種では心のトラウマが大きくなるとされます。 同時接種はより早期に免疫が完了する上、上記のようなリスクが最小になりますので、最も安全な接種法です。 (単独接種は接種時期を大きく遅らせることにより感染症を増やし、髄膜炎や百日咳を増やすリスクの高い接種法です。私は単独接種で開始した結果、免疫獲得が遅れて髄膜炎になり後遺症をのこしたお子さんの事例を何人も知っています。) このことは海外の小児科医は全員知っており常識になっていますので、海外では同時接種できるときには絶対に単独接種はしません。) さらに、単独接種で開始しますと質問者様のようにロタウイルスワクチンの接種が困難になり、途中からロタを入れますと他の重要なワクチンの2回目がさらに大きく遅れるという事になりますので、非常に大変な思いをすることになります。 安易に単独接種を奨める人にはご質問者様の苦悩をよく理解していただきたいところですね。 しかし、お子さんを適切に守るためには何とか挽回する必要があります。 ヒブも小児用肺炎球菌も四種混合もできるだけ早期に2回目の接種を急ぎ、かつロタウイルスワクチンも接種することを考える必要があります。 その為には、ご質問のなかではBの接種スケジュールという事になります。 2か月初め ヒブ(1) 2か月3週 小児用肺炎球菌(1) (ヒブ(1)から4週間あけて) 3か月0週 ヒブ(2)+四種混合(1)+ロタ(1) (4週間あけて) 3か月4週 ヒブ(3)+小児用肺炎球菌(2)+四種混合(2)+ロタ(2) (4週間あけて) 5か月0週 小児用肺炎球菌(3)+四種混合(3)+ロタ(3)+BCG このスケジュールなら、2~3回風邪をひいてスケジュールがずれてもBCGは6か月未満に接種可能ですが、BCGは5か月末日を過ぎると有料になりますので、5か月のころの体調管理をしっかりとする必要があります。 BCGの日程が不安な場合はロタ(2)の時に一緒にBCGでも良いと思いますが、最近BCGの4か月以下の早期接種は骨炎のリスクが高くなる可能性がある事がわかり、5か月時の接種の方が安全と言われるようになりました。(平成25年4か月以降のBCG推奨時期は5~7か月に変更になる予定です。) しかし、逆にBCGは接種時期を遅らせるほど結核のリスクが高くなります。(3か月遅らせると18%結核リスクが上昇するとされます。早ければ骨炎リスク、遅ければ結核リスクが増えるというジレンマがあります。)従って、お住まいの地域が大阪市や東京都特別区、名古屋市、神戸市、堺市やその周辺地域など結核の多い地域であったり、ご家族で結核患者さんが発生しているなどリスクの高い赤ちゃんの場合はBCGを遅らせる方が結核の危険性が高くなりますので、結核リスクの高い赤ちゃんはロタ(1)かロタ(2)の時にBCGを早期に同時接種されるのが良いかもしれません。 いずれにせよ、ロタウイルスワクチンを3回接種するにはBCGとの同時接種が重要かと思います。 かかりつけの先生と良くご相談の上、BCGを含めた同時接種をご検討ください。(もちろんBCGとロタの同時接種も問題ありませんし、そうすることでロタウイルスワクチンを32週の期限内に接種可能になります。) ロタウイルスは感染するたびに軽症化していくことがわかっており、1回目の発症時に重症化しやすいとされます。野生のロタウイルスに感染するまでにワクチンで疑似感染させることで軽症化させるのがワクチンの目的ですので、1回でも2回でも接種しておけばその分だけ効果があります。 ただ、3回接種のワクチン(ロタテックといいます)ではできるだけ3回接種を目指していただくと最大限の効果が期待できると思います。 なお、「B型肝炎ワクチン」も重要です。B型肝炎ワクチンはロタウイルスワクチン以上に重要であり、日本小児科学会も2か月からの早期接種を推奨しています。 (参照) 「B型肝炎ワクチンの定期接種化等に関する要望」 http://www.jpeds.or.jp/saisin/saisin_120921_5.pdf 「日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール」 http://www.jpeds.or.jp/saisin/saisin_110427_1.pdf かかりつけでB型肝炎ワクチンも接種可能であれば、2~3か月までの開始がお奨めですのでご検討ください。 お子さんが早期のワクチン接種により、的確にワクチンで防ぐことのできる感染症(VPDといいます)から守られますように。

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