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イラク派兵問題

大量破壊兵器があるはずだという確信?だけで、今日まで多くの犠牲者を出したイラク派兵ですが、証拠もない殺人行為が国際的に法で許されるのでしょうか。 賛成した日本という国も罪に問はれると思うのですが

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • SCNK
  • ベストアンサー率18% (514/2762)
回答No.3

いろんな論はあるのですが、私は通常イラク戦争と言われている戦争は、湾岸戦争であると考えます。国際法上、戦争は講和か一方の政権が消滅するまで終わりません。これは国際法の上では常識です。 そして湾岸戦争は一度、停戦したのですけども、その時の停戦協定に大量破壊兵器の査察受け入れがあったことはほぼ間違いないでしょう。 つまり問題は大量破壊兵器の有無ではなく、査察受け入れをイラクが拒否しつづけたことなのです。そして停戦条件が破れただけなので、戦闘が再開しただけです。つまり湾岸戦闘は終戦に至らぬまま続いたわけです。したがって新たに戦争を始めたのではありませんから、国際法上なんら問題はないというのが私の見解です。 逆にいえば、これが唯一の米国側の合法性の根拠でしょう。民主主義を持ち込むなどは内政干渉であって認められるものではありません。どんなにサダムフセインが圧制を敷こうがイラクの主権行為だからです。 それから犠牲者を出すことが国際法で違法なのではありません。違法な手段で犠牲者を出すことと、保護されるべき者を殺害などすることを違法としているのです。合法的な手段での犠牲は問題ではありません。 もっとも国際法というものを、国内法のように考えるのも誤りです。法というより契約といった方がピンときます。 結局のところ国家間の力の関係に影響を受けるものなのです。たとえば条約のない、慣習国際法というのがありますが、これには主要国が反対をしていないことが要件であろうというのが学界での見解です。現在のところ米国だけが世界を制するパワーを持っているので、米国が反対する国際慣習法は存在しないといっても、あながち誤りとは言い切れないのです。 早い話、強い国が正義ということでしょう。

yumeyo999
質問者

お礼

お返事ありがとうございます 国際法が契約ということなど、いろいろ勉強になりました ただ強い国が正義というのは残念ですが 

その他の回答 (2)

  • been
  • ベストアンサー率39% (490/1243)
回答No.2

国連憲章によれば、侵略行為は国連軍が実力で阻止することになっていますが、現実にはそんな組織は存在しません。一方、一旦発生した武力紛争とその結果は、その原因の当・不当を問わず、厳然たる事実として存在します。中央政府が存在しない国際社会の現実です。現に米英は、イラクの占領・統治について国連の安保理決議によって占領国としての特別な権限を公認されています。 結果的に開戦を正当化する理由がなかった場合、米英やそれを支持したわが国などは、侵略国(国際法違反)とその一味(政治的・道義的責任)として歴史に汚名を残すことになります。

yumeyo999
質問者

お礼

勉強になりました お返事ありがとうございます

  • hisexc
  • ベストアンサー率40% (190/470)
回答No.1

確かに証拠のない殺人行為は許されないのが基本ですが、これは戦争です。一般社会で一人人を殺せば殺人犯なのに戦争で敵を1000人殺せば英雄になれる例のごとく、普通の常識が通用しないケースです。結局国際法で裁く側もより大きな国家という権力に対してはなかなかフェアな判断は難しいことでしょう。 賛成したから法律上罪が問われるというのは普通のケースでも常識から外れてしまいます。一般的な殺人があったとして「犯人の気持ちも分かる」とか「あいつは殺されて当然」とその殺人そのものを支持しても罪に問われるわけがありません。殺人に手を貸したり、教唆したり、依頼したのでもなければ、支持を非難されこそはすれそこに法律を持ち込む人は常識で考えればまずいないでしょう。

yumeyo999
質問者

お礼

戦争ですね 難しい お返事ありがとうございます

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