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こだわりの村上春樹
- 中年オヤジが理解できない村上春樹の作品について
- 村上春樹は特に若い女性に人気で、EU諸国でも高く評価されている
- 翻訳版と日本語版の内容や印象の違いについて疑問がある
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女性です。長文です・・・ 私は「ノルゥエイの森」と短編集しか読んだことがないのですが、 当時は大学生でした。 周りの恋愛の話を聞くと「男はオオカミ」みたいなことを言うし、 実際、そんなつもりはなかったのに強要されたとか・・・ 心のつながりを求める女性の気持を理解せず、 快楽を求めてセックスしたがる男の子たちに翻弄される、 哀しい話ばかり聞かされてました。 でも、村上さんの作品に出てくる男性はそうじゃなかった。 繊細でデリケート。 少年の純粋さを残しながら心で人を愛そうとし、 愛されようとしてもがいている。 そしてまた、彼らを支える女性たちも優しんですよね。 セックスするにしても、我慢してる彼に対して、 「こんなになってたら苦しいでしょ」 みたいな感じで、男性の抑えがたい衝動を理解していたわる・・・ 性欲に対する考え方があっさりしてて、 ストレートな表現がかえってさばさばして気持ちが良い。 実に欧米的だなと。 今の日本の女の子もストレートに言えるようになってますが、 当時はまだまだそういう感覚ではなかったので新鮮でした。 ただ、作品的には暗いしよくわからない点も多々あるため他の作品を読みたいとは思いません。 最近、映画も公開されましたね。 作品同様、映画も最初はズルズルと何言ってんだか・・・みたいな感じで。 でも、後半は大泣きしましたよ。 自分の恋愛経験も重なって・・・ 人を愛するのも、愛されるのも哀しい。 女をとっかえひっかえ、真実を求めて退廃的な生き方をする男を愛し続けるお嬢様の気持ちは痛いほどよくわかったし、 主人公を翻弄する同級生の女子大生のことも好きでした。 ああいう女性になりたいとどれだけ憧れたか・・・ ただ、過去の女に縛られ続ける主人公だけは理解できませんね。 あれは嫌です。
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長編は読んでいないのもありますが、 短編集(連作短編など)やエッセイ集は好きでよく読みます。 熱烈なファンとかそういうわけではないですが。 ちょっと日本の小説と雰囲気が違って感じます。 性描写に関しては「リアルに描写することに拘っている」 というようなことを 何かに書かれていたような気がします。
お礼
ご回答有り難うございました。 代表作は読んでいるのですが 短編などは未読なので読んで見ようかと思います。 個人的には小説に生々しい性描写は必要ないように思います。
すみません。NO.1です。 トリイヘイデンは難解ではありません。 外国の虐待受けたような子供との関わり合いとでも言いますか。 むしろ感動する人が多いと思います。実際そうでした。 なぜゆえ不快かというと、「それを何故本にするか?」といったことです。 なんか私は好きくないのです。不幸ネタばらしみたいで。 ほんのネタは不幸な子供から取る感じが。 しかも、シーラという天才児がいて彼女は美少女でもあってって、要らんわそれ!と。 虐待されていた事実がぼやかされてる感じが嫌でした。
お礼
補足のご説明ありがとうございました。 お手数をお掛けしました。
村上さんのことは私もあまり理解できずにいます。 ただ、過去に何かあってそれが原因している?と感じるんですよね。 恐らく、あれかな?といったものはあるんですが。 回答ではありません。すみません。 因みに、理解できないと言えば「トリイヘイデン」ですね。 あれは悲惨で残酷な物語としか解釈できませんでした。 後味悪かったのです。 関係ない話ですみません。
お礼
早速のご回答有難うございます。 世界には難解な本が他にも有るんですね。 トリイヘイデンが本屋に有れば立ち読み確認後、チャレンジしてみます。
お礼
早速のご回答有難うございました。 ノルウェーの森は当時(当時も中年でしたが)、 純愛小説と銘打ってあったのに、余りにも性描写が多いので、 びっくりした記憶が有ります。 多分、時代背景は中年と言えども私よりも上の世代の様に思います。 作者位の年齢の時代背景であり、当時も今も性的対象としか見ない 男(オオカミ?)がそんなに多いとは思えませんが・・・ 純愛小説と言えば武者小路実篤の「友情」では無いかと思いました。 映画の評判は余り聞きませんが、泣ける映画は好きですので 早速、見てみたいと思います。