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サーバーマシンの消費電力を測定しました
- サーバーマシンの消費電力を測定し、最大で約380W、アイドル時は約170Wという値が得られました。また、アイドル時のクランプメーターでの電流測定値は1.6Aでした。
- このマシンの力率はほぼ1と推測されます。一般的なPCなどは0.7前後とされていますが、最近のマシンは異なる可能性があります。
- 仕様書の定格入力電力は930W(最大)ですが、実測値はその40%程度であり、2台ではなく4台の接続やUPSの容量変更が可能です。この点については設計思想にかかわる部分で、ノウハウを提供することはできません。仕様書と実測値のかけ離れの原因については明確な理由はありません。
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>このマシンの力率はほぼ1ということでしょうか? 最近の高級な電源は力率改善(PFC)回路が入っています。 サーバーマシンですので、多分これのおかげで、力率がほぼ1になっているのでしょう。 http://japan.renesas.com/edge_ol/features/03/index.jsp >仕様書では、定格入力電力 930W(最大) 最大入力電力ですからね。最大電力のCPUやオプション等全て搭載し、瞬間的なピーク時でも大丈夫な電源部の容量です。 電力計では瞬間的なピーク電力は測定できません。最大値とはいっても何秒間かの平均値です。 測定消費電力が定格入力電力半分程度というのは、妥当な所です。 ブレーカーの応答速度も遅いですから、他に何もつながないのなら、20Aに4台ぐらい、つないでも問題は無さそうです。 UPSのバッテリー容量も実測値に1.5倍程度のマージンを乗せる程度で、問題ありません。 ただし、出力容量は2倍程度のマージンを見た方が良いでしょう。 ピーク電流に対応するだけの容量が必要になるからです。 なお、PFC回路が入っている電源は、矩形波電源入力だと動作が停止するようになっている場合もあります。 UPSは正弦波出力の物のご使用をお勧めします。
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- fujiyama32
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次のような点について考察が必要になると考えます。 1)電力値、電流値、(力率)等に使用したの測定器の種類 測定器の種類により誤差が大きくなります。 測定器には[平均値指示型]と[真の実効値指示型]の測定器があり、 PC(含、サーバーマシン)の場合、[平均値指示型]の測定器を使用し ますと誤差が大きくなります。 [真の実効値指示型]の測定器を使用します。 なお、電力計が横河電機(YEW)製であれば[真の実効値指示型]の測定 器と思いますが、クランプメータは、どのようになっていますか? 実測した際に使用した[電力計]と[クランプメータ]のメーカー名、 品番等を補足して下さい。 2)電力値や電流値の変化の観測 電力計や電流計(クランプメータ)の指示値は瞬時の値です。 記録計を追加して連続でデータを取り込み判断する必要があります。 連続で記録する時間は 1日とか 1週間 或いは1ヶ月 とします。 更に季節要因で仕事の稼働等が変わるようであれば、春、夏、秋、 冬の期間で連続データを取得します。 連続でデータを取得するには、電力計や電流計(クランプメータ)の 測定値を記録計(レコーダ)を追加接続して取得します。 ただし、アナログ出力端子がある電力計や電流計(クランプメータ) を使用する必要があります。 これらの電力値や電流値の変化を観測して必要な電力値や電流値を 決定します。
補足
回答ありがとうございます。 補足遅れました。 電力計 YEW製 TYPE 2041 クランプメーター WANWA DCM400 です。 電力計の値は、確かに見ている最中でもふらついていました。 それは誤差みたいなもので、それほど正確な値を必要とはしていません。 380が390になっても、「400W」で見積もっちゃいますから。 もっとも、端数を繰り上げてしまうので、どんどんマージンが増えてしまうという 良いのか悪いのかわからない部分でもあります。 以上よろしくお願いします。
- 春原 なの(@ymda)
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こんにちわ。 それをいいますと、うちの中は・・・ 1台:550W 1台:600W 1台:750W 1台:750W 1台:100W(注:ストレージ) 1台:80W(ディスプレイ) これを、1つ15Aのコンセントから取得していますので 余裕で電源容量オーバーになります。 ですが、実測は、全部あわせて、600Wもいかないのが 現状です。 ただし・・・条件によって、やはり電力は食います。 ・全ポートのUSBに500mAか900mA?のデバイスを刺した場合 ・全スロットのPCI?にデバイスを刺した場合 ・オンボードのHDDポートをHDDで埋めた場合 ・グラフィックが最高の負荷状態 ・CPUももちろん最高の負荷状態 ・その他、なんでも、つなげられるところはつなげて・・(以下略・・ これらや、それらから推定した最大電源容量よりも 大きな値として、電源の容量が算定されており そこから、消費電力が算出されます。 扇風機のように、単純に最高回転数で最大電力にいくのとは 異なり、やはり、PCの場合は、通常ありえなくても 行く可能性の電力使用量が、表示されているはずです。 ただ、UPSの場合ですと、ここまで極端ではなくても やはり余裕は持った方がいいでしょう。 実計測と表示されている消費電力の中間ぐらいの値、もしくは それより少なくても、十分運用できるはずです。
お礼
回答ありがとうございます。 おっしゃるとおり、拡張カードやUSBポートにいろいろつないでいけば、消費電力は増えるし それに対応するだけの電源は必要ですよね。
お礼
回答ありがとうございます。 >最大電力のCPUやオプション等全て搭載し 拡張カードはLANカード1枚、メモリーもスロットは半分空・・・ 同じ筐体の上位モデルもあるようなので、電源を何種類も用意するより 共通にしてしまっているということもありそうですね。 >矩形波電源入力だと動作が停止するようになっている場合もあります。 これは存じませんでした。ひとつ勉強になりました。