認知症の親のインターネットネットバイキング

質問

母は認知症を患いながらも、かろうじて私が付き添って、生活費等を銀行で払い戻ししていました。
母からは、認知症がひどくなればお金の管理を頼むと言われていましたが、まだ先のものと思い深く考えていませんでした。

ところが、突然、母の認知症がひどくなり、自分の意思や判断もできず、ましてや銀行で手続きすることもできなくなりました。入院となり、お金も掛かるようになってきました。

キャッシュカードの暗証番号は教えてもらっており、通帳、印鑑はあるため、普通預金はキャッシュカードで引き出せるのですが、その残高は少なく、「定期預金（自動継続）を解約」するには、行員の方は「本人の意思確認が必要」と言っておられ、母はその判断も字を書いたり電話する能力もありません。

ところが、銀行ではほとんどがインターネットバイキングを導入しており、申し込みをすれば、定期預金の満期時の方法の変更や解約予約ができることをしりました。

しかし、申込書には、「本人が自筆すること」とかかれており、母が文字を書くことは不可能です。
この場合、私が代筆して、郵送で申し込みをしても大丈夫なのでしょうか。
銀行に相談する方法もありますが、「本人の意思確認が必要」といわれれば、母の認知症が分かってしまい、以降警戒されそうです。

私としては、銀行に相談せずに申し込みをしたいのですが、このことは定款に触れ、私文書偽造罪となってしまうと思います。仮に申し込みができても他人成りすましの不正アクセスになるように思います。

後見人制度のこともある程度、知っていますが出来れば避けたいと思っています。なお、私が母の財産は相続人全員が私にして欲しいといっています。

銀行の内情や法律に強い方がおられれば助言をお願いします。

回答No.2

oska · ベストアンサー

＞私が代筆して、郵送で申し込みをしても大丈夫なのでしょうか。

法的に言うと、大問題です。
既に、当事者が意思表示が出来ない状態ですよね。
つまり、「母親が正常時に、委任を受けた」と主張しても「何も証拠が無い」状況です。
何ら明らかな証拠を提出しないで「従軍慰安婦は存在した！」と主張する、朝日新聞・ＴＶ朝日・自民党河野洋平・太郎衆議院議員親子と同じです。
日本は、法治国家ですから「証拠・証明の無い事件は、認めない」です。
ですから、この行為を行なえば「詐欺行為」に該当しますね。

＞仮に申し込みができても他人成りすましの不正アクセスになるように思います。

その通りです。
不正アクセス違反（実刑）と、母親のお金を盗んだ犯罪（実刑免除）を犯した事になります。
※親族間の窃盗は、罪に問われますが刑は免除です。

＞後見人制度のこともある程度、知っていますが出来れば避けたいと思っています。

たぶん、母親の戸籍に「（準）禁治産者」との記載が行なわれる事を不安に思っているのでしようか？
だとすれば、法改正で既に戸籍上に（準）禁治産者と記載する事は無くなりました。
気にしなくても、良いですよ。

＞私が母の財産は相続人全員が私にして欲しいといっています。

まぁ、これは相続についてですからね。
（お怒りを承知で言うと）介護中は、介護を行なっている者に負担を追わせるので甘い言葉を囁く相続人が多いのです。
で、実際相続の段階になると弁護士・裁判所が関与する場合が多いのです。

＞助言をお願いします。

最善の方法は、成人後見人となる事ですがね。
戸籍上の実子でも、金融機関は本人で無いと預貯金などの引き出し・解約は認めません。
家庭裁判所に後見人を申請しても、半年前後もの期間が必要です。
が・・・。
背に腹は、変えられない。
治療費など莫大なカネが必要ですよね。
極めて稀な事ですが・・・。
銀行に行き身分証明書（質問者さまの分）と戸籍謄本を持参（親子関係を証明する）。
それと今の状況を説明したら、身分証明書等のコピーをとられて無事解約できた例もあるようです。
但し、支店長クラスとの交渉が必要です。

お礼

極めて明瞭なご回答を頂き、有難うございます。

やはり、代筆は犯罪です。ご指摘を受けて目が覚めました。

早速、成人後見人相談窓口に出向き、お聞きしたところ、仰るとおり期間はかかるようですが、弁護人等に頼まなくても個人で簡単な手続きで申し立てができ、記載方法もしっかり教えて頂けるそうです。年一回の報告もさほど厳密なものではありませんでした。

銀行にありのままを交渉して、それでもだめなら、成人後見人制度を利用したいと思います。

危うく道を踏み外すところでした。本当に有難うございます。

回答No.1

hata79

後見人制度のこともある程度、知っていますが出来れば避けたい理由はなんでしょうか。
このような場合のために成年後見人制度があるのですから利用すればよいと思います。
「法定相続人の全員が、母の財産の相続については同意してる」状態であることをはっきりさせる意味でも、有効ではないでしょうか。
大変家族仲がよい、うらやましい限りのお話ですが、こと相続と云うと争続という字が当てはめられるように、いざとなると面倒なことがおきがちです。そのような場合に備えても成年後見人制度の利用をお勧めします。
手続きのなかに「インチキ」があると、何かにつけて堂々とできませんから、困ったことが起きたときに「どうしたらよいでしょうか」と相談しても後の祭りになりかねません。

お礼

成人後見人制度を勧めて頂き、有難うございました。

私の危惧していたところは、弁護人や司法書士に依頼しなければ申し立てできない位難しい手続きと思っていましたし、後見人が私でなく、第三者に決定すれば厳重に管理され、月数万の手数料まで必要と思っていましたが、成人後見人相談窓口でお聞きすると、そのような不安はないことが分かりました。

＞手続きのなかに「インチキ」があると、何かにつけて堂々とできませんから

全くそのとおりです。毎日ビクビクしながらの生活になりそうです。
後見人制度を勧めて頂き、本当に有難うございました。