WebサイトにアクセスするときのOSI参照モデル

質問

インターネットに接続されているPCで、どこかのWebサイトを表示する場合なのですが、
OSI参照モデルの各層（第1, 2, 3, 4, 5, 6, 7層）は、それぞれどのように動作しているのでしょうか？
参考書を読んでもなかなか理解できずに困っています。。。
どなたか教えてくださいm(_ _)m
よろしくお願いします。

回答No.1

noname#180969 · ベストアンサー

こんにちは。
各層の役割は把握していらっしゃるということ前提でよろしいでしょうか？

質問者様がwebサイトにアクセスした際、第１層の物理層でLANケーブルを介してつながります。

その後第２層でブリッジやハブがLANの電気信号(パケット)を受け取ります。
ここで、質問者様の家庭のネットワーク内のMACアドレスであるかを判断し、
外部であればルータに流します。

第３層ではルータが流れてきたパケットのIPアドレス情報を確認し、
異なるネットワークのLAN同士の中継役をしてくれます。

第４層ではゲートウェイがネットワーク双方で使っているプロトコルの違いを変換してくれます。
携帯のメールとPCメールが互いにやり取りできるのも、ゲートウェイで変換してくれているからです。

OSI参照モデルの５～７層はTCP/IPモデルのアプリケーション層に当たるのですが、
そのアプリケーション層ではDNSというものがあります。
これは、インターネットのドメイン名(URL)をIPアドレスを対応させるシステムです。
私たちは普段、webサイトにアクセスしたいとき、URLを入力しますよね？
IPアドレスを直接入力などしません。
しかし、ネットワークの中ではIPアドレスを住所として扱っています。
そのため、私たち人間が覚えやすい、使いやすいURLをIPアドレスとして変換して通信する機能が必要なのです。
これがDNSというもので、アプリケーション層、OSI参照モデル5～7層で行っています。

OSI参照モデル５～７層はそれぞれ、通話のプロトコルであったり、送受信するデータの文字やコード形式であったり、
アプリケーションで行う取り決めになっています。
そのため、webサイトにアクセスした際、どれを使用しているか、というのはものによって変わってしまうので、
まとめて説明させていただきました。

ここまでが送る流れになりますね。
ここから、受け取る側のネットワークは第５～７層、４層、３層...と続いていきます。
また、現在は機器によってルータやハブが同じ機器になってしまっているものもあるので、
ご家庭のもので「これは第２層の役割をしている機器だ！」と、判断できるかといったらそうではない場合もあります。

長くなってしまいましたが、以上になります。
すごく簡単に説明させていただきましたが、いかがでしょうか。
各層の役割で不明な点がありましたらご指摘ください。