ルテチウム標準溶液の作製方法と完全な溶解方法
- ルテチウム標準溶液の作製方法について解説します。
- ルテチウム標準溶液の作製において白色懸濁が生じる問題について解決策を提案します。
- 3回行った溶解試験の結果とその原因、そして完全な溶解のためのヒントについて説明します。
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ルテチウム標準溶液の作製方法
以下の手順で 0.01 M Lu(III) + 0.1 M HCl 標準溶液を作製してみました。 (1) Lu2O3 0.0995 g を conc.HCl 438 mL に加熱溶解させる。 (2) 完全に溶かしたら水で 50 mL に希釈する。 問題なのは (1) で、 3 回ほどやってみて溶けなかったんです(白色懸濁)。 1 回目: Lu2O3 に conc.HCl を加えて 40 度に加熱。 2 回目: Lu2O3 に conc.HCl を加えて 70 度に加熱。 3 回目: 70 度に加熱した conc.HCl に Lu2O3 を加える。 それぞれどこがいけなかったのか、またどうすれば完全に溶解するのかを教えてください。
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希土類元素の酸化物はものによってはかなり溶けにくいものが有るので濃硝酸と過酸化水素などを使用する場合もありますが、酸化ルテチウムなどでは濃塩酸に溶解したのちに赤外線ランプのもとで蒸発乾固し、その後に0.1M塩酸に残渣を溶解すればよいでしょう。
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