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サルウィン川にデルタが出来ないのは?

東南アジアの大河川は、ソンコイ、メコン、メナム、イラワジ川とデルタを作って 耕作地と都市を作っていますが なぜ、サルウィン川だけデルタが出来ないのでしょう? ソンコイやメナム川より、はるかに川の規模は大きいと思うのですが

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  • masa2211
  • ベストアンサー率43% (178/411)
回答No.5

サルウィン川のデルタも、あるにはありますが、河の規模に比べ小さいだけ。(Wikipediaにサルウィン川のデルタの写真あり。) デルタが小さい原因は、「河川争奪」では?(メナム河関連の文献で読んだ記憶あり。書名?覚えてない。) サルウィン川上流(ヌー江)は、かつてはバンコク方面へ流れていた。ゆえに、チャオプラヤ河(メナム河)の デルタは、メナム河の図体の割りに大きいデルタがあり、現在のサルウィン川へ流下するようになってからの 歴史が短いので、サルウィン川のデルタは小さい。

48946
質問者

お礼

!!!!!!!!!!!!!!!!!!ってぐらい驚いて、納得してしまいました そうか、それがあったかって感じです 確かにメナム川のデルタはデカすぎるなぁ~とは思ってました

その他の回答 (4)

  • koba-4
  • ベストアンサー率82% (19/23)
回答No.4

とても興味深いテーマです。 ちょっと考えてみました。 別の方の回答にあるように、 A「堆積物(特に掃流物質)の供給量」とB「堆積の場」の二つの問題が大きく、 Aを規定するのが、流域面積、流域の高度差、地質、水量(降水量) Bを規定するのが、沿岸流、河口部の水深、中流部の盆地 などでしょうか。 Aについては、付近の大河川と大差がないので、おそらく関係ないと思われます。 Bの河口部の水深もGoogleEarthで見る限り、深くはなさそうです。 沿岸流も沿岸の州の形成を見る限り、強くはなさそうです。 この問題を解答できそうなのは、日本のデルタ研究の第一人者で、東南アジアのデルタをフィールドにされている  先生ぐらいではないでしょうか。しかしこの先生の近年の著作をみると、ガンジス川、チャオプラヤ川、メコン川などで、ミャンマーの川は避けられています。きっと調査しにくいとか、データが手に入りにくいということがあるのでしょう。 ということは、おそらく未調査(少なくとも日本の研究者は)ではないかと思います。現地調査可能ならすばらしい研究テーマ(サルウィン川デルタの地形発達史)になると思います。 ということで、以下に仮説を出してみたいと思います。あくまで仮説なので、証明はされていません。 GoogleEarthで、河口部を詳細に観察すると、 1 北北西から南南東にかけて、断層運動に支配されています。 2 サルウィン川下流部はその構造的な谷を必従的に流れていますが、モーラミャインのところで直角に曲がり、海に出ています。よく観察すると、付近に山脈が突き出ているので横谷を作っているようにも見えます。 3 モーラミャインの下流部の大きなデルタは、デルタに見えますが、中に丘陵が見えます。その丘陵は、2で述べた山地と平行です。 4 モーラミャインより内陸部の氾濫原は、急流路の発達具合から2つの地形面(氾濫原面)に区分できそうです。 以上のことから、 モーラミャインの狭窄部より内側は、盆地状になっており、上流から運ばれてきた堆積物はこの盆地で堆積され、狭窄部から河口側へは出て行きにくかったのではないか、 と考えられます。つまり、Bの規定要因の盆地の存在です。 考えようによっては、構造的な運動により、川をせき止めるような動きがあった可能性もあります(氾濫原面が区分される説明)。もっともこれは大胆すぎる説かもしれません。 狭窄部と盆地という観点で、上流へ探索してみると、少なくとも2カ所ほど狭窄部がみつかりました。パアンというところは、山脈を横切る河川とそのためにボトルネックになっている様子がよくわかります。 類似の例で思いつくのは、京都の由良川、兵庫県の円山川、愛媛の肱川あたりでしょうか。 以上、仮説ですので、ご批判ください。

48946
質問者

お礼

回答ありがとう御座います そんな理由もあるのかと読ませてもらいました No5の方の意見を読んで、それは気づかなかったと納得してしまいました

回答No.3

想像するに、海が深すぎるんじゃないでしょうか。 海の水深が表された地図があればはっきりわかるんですが。

48946
質問者

お礼

水深はイラワジ川の河口と大差ないように思います

回答No.2

 はいはい・元教員・現役予備校講師です 大変素晴らしい着眼点です ただし、回答は簡単です。デルタを形成する要因が、『サルウィン河』には存在しないからです デルタ形成に必要な因子は、 (1)安定した河川水量 (2)ある程度の水流速度・勾配差 (3)上流域の土砂などの堆積物総量 (4)河口付近の地形・及び潮流の関係 (5)中流域の河川環境 結論からいえば、サルウィン河は、(1)(2)(3)は確保していますが、(4)(5)は十分ではありません ちなみに、サルウィンの源泉である横断山脈は、世界有数の土砂堆積物が想定されるので、(3)の要素は確実に満たしている、と思われます 一般的に指摘されるように河口付近が急流すぎるのが原因でしょう なお、ダム開発でも指摘さている話ですが、デルタ過程の急流で河口堆積した土砂が激流が頻繁に流されてしまう、などという指摘もあります。 以上。詳しくは、ダム開発の資料などを参照されるのがいいでしょうが、ネットにはないでしょうね

48946
質問者

お礼

河口が急流なのは知りませんでした 一般的に指摘されていたのも知りませんでした その一般的な指摘というのは、 「河口が急流だとデルタが形成されにくい」というデルタの一般的な指摘でしょうか?それとも 「サルウィン川は河口は急流だから、デルタが形成されにくい」サルウィン川の一般的な指摘でしょうか?

noname#155869
noname#155869
回答No.1

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