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不動産の営業職
不動産業界に転職を考えてはいるのですが、今一つ一歩が踏み出せません。 と言いますのも、非常に激務だと訊いていますし、離職率の高さも気になります。 じゃあ不動産業界なんて諦めて、他の業界へとも思うのですが、やっぱり魅力に感じるのは、不動産業界です。不動産のプロとしてキャリア形成したいと思っています。 だったらやれよ!って話なんですが、先ほどの理由ともう30代なので、後がないという怖さがあります。 宅建は今年受験予定で、順調に勉強しています。 すでに合格レベルに近いと思います。 こんな優柔不断な私に、ご意見頂きたく思います。
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不動産と言っても、それは業務内容が結構な多種になります。 賃貸仲介、管理、売買仲介代理、売買自社商品の開発や販売、事業用借地などの企画遂行、賃貸自社開発保有、収益物件の開発販売など、ある程度特殊とはいえない業務でも、このぐらいの色分けはあります。 私は、実需専門(一般の居宅メイン)売買専門仲介を7年→買取再販会社の仕入れや販売の責任者を3年→独立という経緯で現在に至りますが、売買を志すならば、やはりエンドユーザー向けの仲介の売買は経験した方が良いと思います。 理由は、戸建て、マンション、土地、アパートなど仲介する物件に制約はないので、広い実務の知識と経験が得られる。一般ユーザーで成績が上げられる能力が身につけば、最低限業界で食べていくことには、不安は起こりません。 例えばマンション専門の業者は、土地などを見てのリスクも判断できませんし、マンションに特化するのでマンション以外の物件の取り扱いは不慣れなので、そこからのスキルもマンション販売になることが多いです。 確かに他の方がお書きのように、売買の仲介などは厳しいですよ。数字がすべてですから。 でもこの手の業界は会社としての見切りも早いので成績が伴わなければ、3ヶ月~半年ぐらいでは印籠を渡されます。やってみなければ、向き不向きや成績が上がるかどうかなど分かり様もありません。雇う側もそうです。 ですから、やってもいない段階で悩む必要は無いと思います。 とりあえず、真面目そうで「言われたことを躊躇無く実行出来そうな人材」ならば、とりあえず雇う、後は結果を見て・・・・という判断になります。 しかし、当初は言われたことを一生懸命こなせば、何とか数字はついてくるものです。 お客さんに物件を見せて「詳しい話が聞きたい」まで持っていければ、その後の詰めは先輩社員が一緒にやってくれるはずです。 逆に通用しない人は 1.電話のリストがあるのに、躊躇してさっぱり電話をしない、また電話しても案内等に引っ張り出せない 土日なのに案内の予定が取れないでは、成績の上げようがない。 2.分からないことを適当に返事をしてしまう。それが間違っていれば自身の信用は失い、客に相手にされなくなる。調べて回答します。という返事が出来る人は伸びます。 不動産売買の仲介って、月に2件成約があればノルマはこなせるでしょう。たった2組の客で良いのです。まあこれを継続するのが難しいのですけど。 尚、業者を判断する際は、広告宣伝費をどれぐらいかけている業者なのか? 反響はどれぐらいの時期から、もらえるのか? などは、良く面接時に聞いたほうが良いですよ。 安定を望むか?リスクがあっても稼ぐ道を選択するかで、おのずと業者も違ってきます。 この業界は大手といえども(三井や三菱などの本体親会社を除く)大概子会社で、人の動きは激しいです。 私は首にならない限り、まずは3年がんばってみるのは良いと思います。 自己責任で、一人で何から何までこなす仕事ですから、これをマスターすれば、他業種でもかなり通用します。 尚、取引主任者資格は雇用する時点では全く、検討材料に入れませんね。経験からしか覚えないことがほとんどで、資格は重説が出来る程度のものですから。 1.地味だけどコツコツやって1年サイクルではノルマを何とかクリアするタイプ(会社としてはとても安心できる人材) 2.能力があり、ちょっと適当にやってもノルマはクリア出来る、よって売り上げにムラがある。(会社としては入金サイクルなど一定でないタイプで、もう少しがんばればもっと稼げるのにとおもってっしまう) 3.業界で言うスパースター、他の倍以上の成績をコンスタントに上げる、歩合率なども高く、営業会議なども参加しなくて良い。朝と夕方会社に顔を出せば何も言われない。会社は有難いが、いつ独立されるか?という不安が付きまとう人材で将来的な会社の人材構成には入れにくいし、役職も嫌うタイプ。 私などは上記の2タイプでしたかね。辞める前の1年半は3ぐらいがんばりました。 案内を取るのは、女性は天才的です。私など女性営業マンに案内1件2千円とか出して、電話してもらってましたね。そのほうが効率が良かった。 不動産仲介売買の営業の最大の魅力は、仲介が成約するまでは(お金がもらえる)お客さんと言っても、客じゃないという心構えを教えられます。また仲介する商品は他人の資産ですから、商品が気にいらないとか、欠陥があるという点などで、お客さんに卑屈に頭を下げる必要はありません。 お客さんの資金内容によって、購入できる物件の価格帯も限られますから、お客さんとの会話の中で、買える金額帯の中での選択ならば、この物件を薦めます。と言って「あなたが薦めるなら、これにしようか??」という客との信頼関係を何度かお会いする機会で、他の会社の営業マンより「魅力があると」印象つけることが一番の成功につながります。 物件が絞られたら、もちろん徹底的な調査や、有利なローンの手配など出来る限りのサービスを提供して、売買すれば、何かの機会に名指しでお客さんを紹介してくれます。 長くなりましたが、そうビビルことはありません。車の営業や教材などトップだった経験があるものより(大概不動産では続かない)未経験で、理解能力があり、やる気があるならば、大丈夫です。 何もその会社に終身なんて考えは捨てて、自分のスキルアップとして不動産業界を選択するのは良いと思いますよ。 意外とお金もらって「何から何まで親切にしていただいて本当にありがとうございました」なんて言われる職業なんて少ないと思いますよ。 またクレーマー対策ですがちょっと場を踏めば、「この人危ない」ってわかります。追客しなければ良いだけです。きちんと基本を身に着ければ、意外とクレームなどは無いですよ! まっ、夜が遅い、休日が少ない、は仕方ないですね。その代り平日の日中は結構自由になりますから。 長くなりましたね。がんばってください。尚経営者より、出来る営業マン時代の方が楽で良かった・・・ですわ(笑)
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- histrie22
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私も不動産業界にて必要な知識と資格を得ましたが、接客でそれを発揮する機会は 少なかったですね。 お客さんが求めている事をどうタイムリーに伝えられ、印象に残せるかだと思います。 不動産業営業以外の職種も経験しましたが、大きな違いは 「やればやっただけの結果が残る」ところです。 どんな多い仕事量でも時間をかけて少しづつやれば進み、いずれは終わります。 書類を作ればとりあえず出来上がり、何かを発注すれば届きます。 1000の内、400しか達成できなくても、少しなりとも結果が残ります。 不動産営業はそれが無く、極端です。 どれだけ頑張っても「ゼロ」という結果しか出ない場合があります。 「頑張った」というのは全く関係ありません。 「やっても結果が残らない」という精神的な苦痛に耐える事ができ、契約を取る事を喜びと感じるなら、 やりがいがある職種だと思います。
お礼
強靭な精神力が必要のようですね。ますますやる気になってきました。ご回答ありがとうございます!
不動産業者です >魅力に感じるのは、不動産業界です 何に魅力を感じていますか?やりがい?収入? まぁ、営業職希望との事ですから「収入」がウェイトを占めるとは思いますが・・・ まず、当然ながら「みんながみんな年収1000万」という訳ではありません。 要はプロ野球と一緒です。 ダルビッシュの年俸が約7億円。しかし、同じメジャーでも最低保証年俸は20万ドル(約1,600万)です。 ちなみにダルの成績ですが (日本時代通算) ●勝利:93勝 ●防御率:1.99 ●奪三振:1,259 ●勝率:.710 ハッキリ言って実働7シーズンで「ずば抜けた成績」です。 近代プロ野球でここまでの成績を上げた投手は存在しません。 このように、どの世界でも「最高の収入を得られるのはほんの一握りのスーパースターだけ」という事に変わりは無いという事です。当然ですが。 ちなみに私が以前勤めていた会社の給与体系は「フルコミッション」。 仲介メインだったのですが、正に「オール・オア・ナッシング」の世界。 3ヶ月間の給料が数万円で、4ヶ月目の給料が200万なんて事も。 まぁ、年収にすると毎年大体600万前後(最高800万位)だったのですが、怖くて使えないんですね。いつ売れなくなるか分らなかったので。 その会社でもトップセールスは年収1,500万位。反面、売れない営業は年収100万位なんて事も。 まぁ、そんな営業は食えなくて辞めちゃいましたけどね。 その会社に4年弱勤めましたが、今は転職して不動産の管理をメインにしている会社です。 給与は完全固定。 現役営業の頃のような「ドカンと一発」なんて事はなくなりましたが、家族を食わせて行くだけの収入は問題無くいただいてます。 では、不動産営業として何が「最低限必要な資質」であるかですが ●成績を上げる為なら「休日出勤」「夜討ち朝駆け」も厭わない。 (私は「2か月休み無し」「夜11時からのチラシポスティング」を経験済) ●どんなに苦しくても「折れないタフな精神力」 (売れないとぶっちゃけ「犬扱い」) ●常に向上心と柔軟性を忘れない。 (法改正、営業手法等、常に変化に対応しなければならない) ●「安定なんてクソっ喰らえ!」というメンタリティを維持できる。 これを覚悟できるならやってみる価値はあります。 当然ですが、全ての不動産業者がこのような業者ではありません。 もっと「ゆる~い」会社もあります。 でも、そんな「ゆる~い」会社って、やっぱり稼げない事が多いみたいです。 実際、知り合いの営業マンの会社は「ゆる~い会社」で、当時の私は正直「羨まし~い」と思ってましたが、その会社はもう存在していません。 関東だけでも数万社あると言われている業種ですから、「ゆる~い会社」じゃ生き残れないでしょう。 なので、一見すると「とんでもない職業」に見える業種でも(実際「とんでもない」ですが)、色々な意味で「無理が利く」30歳までならなんとか・・・かも。 ちなみに私は35歳で不動産営業になりました。 まぁ、営業なんて不動産に限らずどの職種も「大変」なのは同じです。 どうせ大変なら「夢」のある数字を追いかけたいですしね。 もしかしたら貴方も「ダルビッシュ」になれるかもしれません。 私? 私の到達点は・・・ジャイアンツの「谷」くらいですかね(笑) あ、ちなみにTVCMを流している業者ならここまで過酷では無いようです。 ただし、成績が上がらなければ当然出世もできず、収入はいつまでたっても200万円台ですから結局は辞めていく事になります。 あとは貴方次第です。
お礼
ありがとうございます。なぜ不動産かと申し上げるなら、不動産は非常に高価なもので、世の中に同じものが二つと存在しない、唯一無二のものである事。そして不動産の仕事をする上で、法律や税制、建築など様々な勉強をする必要があり、自身のスキルアップに繋がると考えたからです。 しかし完全に実力主義のような世界ですね。 現職は製造業なので、ギャップを感じますが、だんだんチャレンジしてみたい気持ちが大きくなってきました。
お礼
非常に参考になりました。食い入るように拝見させて頂きました。ありがとうございました。