光市母子殺害事件の弁護方針

質問

光市母子殺害事件は最高裁判決で確定しました。

　弁護方法は判決に少なからず影響しますが、今回の安田主任弁護士の弁護方針についていかがお思いですか。

　私は被告に罪を悔い深く反省し残された遺族に謝罪したうえで減刑を求めるべきだと思いますが、今回は荒唐無稽、漫画のキャラクターを出すなど遺族を冒涜し話題にすることにより弁護士の名前を売ることだけだったと思います。

回答No.1

Nannette

弁護士とは、私選であれ国選であれ、ただ被告にとってのみ有利になりうる条件を導き出し提示するために採用された専門家だということは忘れてはならないと思います。

　その手段や方策がいかなものであろうと、元々反社会的な行為によって裁きの場に立たされた被告にとって、味方として働き、被告に有利に導くなら、その弁護士は良い仕事をしたと評価されます。逆に言えば、弁護士にとっては、被告を結果的に有利に導くことで、自分の名声も得られると言い切っても間違いではないと思います。

　そして、そうした実績こそが弁護士の信用となるわけですら、とあれば、時には一般常識に反するかのように見えるギリギリの荒唐無稽な弁護方法を採ることすらもまた、彼らの手段や方策であってしかるべきことだと思います。

　こうした意表を突いた弁護方法が、一般の良識を逸脱したもの、あるいは不法な方法、そしてあきらかに遺族を冒涜するようなものであったなら、それを指摘し撤回させるのは裁判長だということも頭に入れておく必要があります、弁護士はそのあたりを熟知したプロです、被告にとって有利になる可能性があれば、いかなる手段でれ、使える手段は使っても不思議ではない思います。

お礼

早速のご回答ありがとうございました。