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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:フラダンス 最後のかけ声?)

フラダンス最後のかけ声とポリネシアン・ダンスについて

このQ&Aのポイント
  • 『リロ&スティッチ』の序盤に流れる『リロの歌』で、踊っている女性達が最後に「~~、トゥーレイレイ」という、かけ声?のようなものを言っていますが、あれは何でしょう?
  • フラ・ダンスの最後には、そのかけ声?をかならず言うものですか?もし言うのであれば、決まったセリフがあるのですか?
  • ハワイだけでなく、ポリネシアン・ダンスに共通で、そのかけ声はありますか?

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回答No.1

(1)『リロ&スティッチ』の序盤に流れる『リロの歌』で、踊っている女性達が最後に「~~、トゥーレイレイ」という、かけ声?のようなものを言っていますが、あれは何でしょう? 最後の一節は、「いま歌ったのは○○についてのお話でした」という意味のことが添えられます。 「トゥーレイレイ」ではなく、正しくは「クウレレ」=「Kulele」ですが、「風が舞う」という意味です。 この歌の最後の一節は 「He Inoa No Kalani Kalākaua Kulele」 (いま私が歌った歌のテーマはカラカウに吹く風でした) ということを行っていますが、簡単に言えば 「ご静聴ありがとうございました」ということです。 (2)フラ・ダンスの最後には、そのかけ声?をかならず言うものですか? もし言うのであれば、決まったセリフがあるのですか? 「Hula」とは、英語では「ダンス」日本語では「踊り」ということなので、「フラダンス」は日本人の造語です。英語では「ハワイアンダンス」、ハワイ語では「Hula」であり、フラダンスは「ダンス踊り」という意味になり、恥ずかしい間違いですが、日本ではとおりがよいので、間違いを承知で、不本意ながら「フラダンス教室」という看板がかかってたりします。 ちなみに「Hura」と書いてあれば、タヒチ語です。 さて、最後の一節ですが、たいてい言います。 この曲のジャンルは、「Kahiko」と言って、「古典フラ」に属するものです。 宗教行事としての踊りの面影を残すもので、衣装も原生の植物の葉っぱなどの素朴なものです。 大型のひょうたんで作った「イプヘケ」という楽器を叩きながら、「クムフラ」という師が歌います。その場合は、「いまのは○○についての歌でした」という一節が入ります。 最後の一節のみダンサーも一緒に唱和する場合が多いです。 あとに紹介したYOUTUBEを参考にしてください。 一方、フラには「Auana」というジャンルがあり、これは「近代フラ」です。 衣装は華やかなものになり、バンド演奏に合わせて踊ります。 その場合は最後の歌詞の冒頭に「Haina ia mai ana kapuana ○○」のような一節を歌います。 これは「いま歌ったのは○○に関する歌でした」という意味で、このときにダンサーは投げキッスの振り付けを入れます。 シンガーは、「ご静聴ありがとうございました」と言い ダンサーは、「私の踊りを見てくれてありがとう!」という意味の投げキッスをするのです。 (3)ハワイだけでなく、ポリネシアン・ダンスに共通で、そのかけ声はありますか? 無いと思います。少なくともタヒチアンダンスにはありません。 (4)ポリネシアン・ダンスの、有名な曲・代表的な曲というものがあれば、ぜひ教えて下さい。出来れば新しいもの伝統的なものであると嬉しいです。 「'Otea」で検索するとたくさんあります。「To'ere」という丸太をくりぬいた打楽器が主役です。 木魚のような音を出している楽器です。 タヒチアンダンスの現地リズムの曲「'Otea」形式 http://www.youtube.com/watch?v=c8iiU3qS-SI タヒチアンの現地リズムに乗せた新しい曲「Apalima」形式 シンガーのガビロウは、伝統的タヒチアンソングの大御所 「Poerava」 http://www.youtube.com/watch?v=X28v5523gOo アパリマのなかでも新しい「タヒチ風ポップス」のようなもの シンガーのテイヴァLCはとても人気のある人です。 「Purotu No Te Hura」 http://www.youtube.com/watch?v=4emDePK7ICQ http://www.youtube.com/watch?v=1H8mMzExx2E&feature=related ハワイの「Kahiko」形式 リロの歌と同じく、やはり最後に、この歌についてのせりふを言っています。 http://www.youtube.com/watch?v=QIePoe997jc ハワイの「Auana」形式で、もっとも有名なフラソング 「Kaimanahila」1:50のところが「Haina」です。 歌手は「ハイナ イヤマイ アナカプアナ~kaimanahila」と歌っています。 「Kaimanahilaniについて歌いました。」と言っているのです。 同時にダンサーは、ありがとうの意味の投げキッスをしています。 http://www.youtube.com/watch?v=JR531MbKz6o&feature=related 「Auana」のなかでも「Hapa haole Song」のジャンルの超有名曲 「Bulue Hawaii」 http://www.youtube.com/watch?v=a9Utgb7n9yI&feature=related ポリネシアの踊りは基本が打楽器のリズムのみですが、少なくともタヒチとハワイは、各々フランスとアメリカが統治下においたので、近代的な楽器、ギター、ウクレレ、ベースなどの入ったジャンルがあります。 打楽器だけの素朴な踊りの流れのものは、タヒチでは「Otea」、ハワイでは「Kahiko」といいます。近代的なものについてはタヒチでは「Apalima」といい、ハワイでは「Auana」といいます。アウアナには本来の土着のリズムのものとポップス風のものがあります。 タヒチでもハワイでも、本土の本格的な作曲家が南国をイメージして作ったポップスがあり、言わばタヒチ風シャンソン、あるいはハワイ風ポップスというものですが、ハワイでは「Hapa Haole」と呼ばれています。 (5)ポリネシアン・ミュージックらしい音階ってありますか?(ミ ファ ラ シ レ ミと弾くと日本的な音楽を感じますが、ポリネシアにもそのような音階はありますか。) タヒチの宗教行事で歌われる合唱は独特のサウンドで有名です。 http://www.youtube.com/watch?v=NyjXQsMO_Tk しきりに聞こえる「ヨラナ」=「Iaorana」とは「こんにちは」とか「ようこそ」という意味です。ハワイの「Aloha」と同じような言葉です。 このブログはとても参考になります。 http://blog.livedoor.jp/anapanapa/archives/cat_50025517.html ハワイの場合は、音階というよりもコード進行が独特です。 曲の冒頭と歌詞のつなぎと最後には、必ずVampという特有のコード進行が入ります。 また、普通のポップスでは禁則になるコード進行や、四拍子の曲の途中に1小節だけ二拍子になるなどの特徴があります。 「Kaimanahila」を聴くとよくわかります。

hamusouseiji
質問者

お礼

こんなに素晴らしい回答をいただけるとは! フラをやってらっしゃる方なのでしょうか? とても嬉しいです。 動画全部みました。どれもポリネシアの魅力がいっぱいですね。 (5)に貼って下さった動画、本当に、いかにもポリネシアン・ミュージックらしいって感じですね。こういう「○○らしい」とかって、誰に教わるわけでもないのに、多くの人がそう感じるのは不思議ですね。 覚えたてのハワイ語で・・ マハロ ヌイ ロア!!

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