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本を読んでいてわからないところがありました。

永井荷風の 夜の女界 という作品を読んでいて、疑問に思ったところがありました。その文章を少しく引用してみます。「女は、如何なる有様を以つて、その生活を続けつつあるか。或る者は公然と政府の許可を得て、男性の要求に応ずるあり、或るものは、闇の中を幸いに秘密の利益を得んとしてしいる。」 この文中に「応ずるあり」とあり、このような表現は見たことがないのですが「応ずるのであり」の間違いなのでしょうか? 説明が下手で大変申し訳ありませんが、回答して頂けると嬉しいです。

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  • marisuka
  • ベストアンサー率38% (659/1691)
回答No.1

この「応ずる」は連体形で、本来後ろにあるべき名詞が省略されているため、これ自体が名詞扱いされている、とされているようです。 本来後ろにあるべき名詞はこの場合「者」でしょう。助詞の「が」は当然のように省略されています。 おたずねの部分は「応ずる者がいる」という意味です。

noname#147534
質問者

お礼

回答して頂き、ありがとうございました。

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