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「白い巨塔」の当時の物価
こんにちは。私はドラマ「白い巨塔」が好きで、原作の山崎豊子さん の「白い巨塔」も読み始めました。 原作もとてもおもしろく、ちっとも古さを感じさせないステキな 作品ですが、物価はさすがに安く書いてあり1963年当時 の物価が今で言うとどれくらいなのかわからないのです。 例えば財前さんの助教授の月収が5万7千円と書いてあるの ですが、今に換算するには×10とすればいいのか、×20と すればいいのかちっともわからないのです。 原作にうどんが何円、コーヒーが何円と書かれているわけでは ないのでちょっとわからず首をかしげています。 よかったら教えて下さい。 また山崎豊子さんの作品を初めて読んで見て、他の作品も読んで みたくなったのですが、おすすめな作品はどれでしょうか。 どれも有名なので迷ってしまって^^; どちらか1つでいいので、よろしくお願いします。
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1963年当時、助教授で5万7千円は低すぎると思います。 三流大学ほど高い傾向にあると思いますが、六大学の上席私立で助教授は10万円前後だったと思います。 私は臨時建設局の臨時職員・・・今で言うフリーター職員でしたが30歳で9万円台です。 他に非常勤講師の収入が一講座当り¥12,000-、3講座持つと3万6千円くらい、卒論を担当すると一人7000円でした。 トータルすれば15万近くなり、中堅一流企業の課長くらいにはなったのではないかと思います。 今の貨幣価値で言うと40万~60万円くらいでしょう。 *もし財前さんの助教授の月収が5万7千円が医学界で行われていたとすれば、アルバイトの温床になった理由も判ります。
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- uzo
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手元の『数字で見る日本の100年』(国勢社、1991年)470頁を見ると、 1962年の都市勤労者世帯の実収入は、50,817円 1989年で 同 498,298円 ですね。1989年換算でほぼ10倍くらいのようです。
お礼
ほぼ10倍ですか。 『数字で見る日本の100年』なんて素敵ですね。日本の 移り変わりがよくわかるんでしょうね。 いつかそういった本を家に1冊入れたいです。 お調べいただいて本当に助かりました。ありがとうございました^^
お礼
財前さんの助教授時代の金額は低すぎるのですね。 本を読んでいて「きっと高いのだろう」と勝手に解釈していました。 非常勤講師も一律で決まっているものとばかり思っていたので 違っていたと知って驚きです。現場の経験者のお話はとってもためになりますね^^ 今日もドラマで「2本用意しとこう」と言っていましたが ここでは百万単位で、原作では同じシーンでも十万単位ですから、 5万7千円が今の貨幣では10倍の40万~60万ということも納得できます。 アルバイトの温床などいろんな背景を含んだ記述でもあることを 知って驚いています。本当に助かりました。ありがとうございました^^