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リストカットした過去のある人は自殺する可能性が?
知人にリストカットした痕が手首にある40代の男性がいます。 会社の経営が行き詰ってかなり厳しい状態が続いているので、ふと、心配になりました。 個人的には親しくないのでよくわかりませんが、彼はうつ病ではありませんし、見た目は とてもリストカットするような人には見えません。 ただ、過去に一時期いろいろトラブルを 抱えていましたし、実はメンタルが弱い人なのかもしれません。 大変な状況なのに普段通りに淡々としているのも逆に不自然な気がします。 放っておいていいものか・・・。 何かできることはあるでしょうか。 危険な兆候など、もしあれば教えてください。
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>何かできることはあるでしょうか。 人間は5分あれば自殺できます。 本気で死のうとする人間を引き留めることは、誰にも不可能です。 周りの人間がすべきことは、その人がいつ自殺してもおかしくない心理状態であることを冷静に受けとめること。そして、自殺が現実のものとなった場合への覚悟をかためることです。 >危険な兆候など、もしあれば教えてください。 それまでの落ち込みがウソのような明るい振舞いと、直前の「予告連絡」が特徴のようです。 私の妹は昔、「うつ的症状(軽度のうつ病)」を患っていました。 本人はリストカットに走る心境を「感情が爆発すると抑えがきかず、周りのものを手当たり次第メチャクチャにしたい衝動に駆られて切りたくなる」と説明していました。 ある日の朝、入院中の妹から私に宛てたメールが届けられました。 「今日も一日頑張ろう。しんどくない程度にね☆」 という何の変哲もない文面でしたが、妙な胸騒ぎがした私は、すぐに妹の入院先の病院へ連絡を入れました。 妹は病室で自殺していました。 発見が早かったので、未遂に終わらせることができましたが、“あの時、あの1通のメールがなかったら…”と思うと、今でもゾッとします。 妹の担当医だった精神科医は、患者のひとりを自殺で亡くした体験を話してくれました。 その直前に、当人から「先生さよなら。(生きるという)約束守れなくてごめん」と電話があったといいます。 >大変な状況なのに普段通りに淡々としているのも 大変な状況でも、やるべきことが残されており、気持ちが張っている間は大丈夫です。 やるべきことをやり尽くし、絶望的な現実を持て余すしかなくなった時からが要注意です。 私の妹は、まさしくそういった状況にありました。 >放っておいていいものか・・・。 状況好転のための具体的なお手伝いやアドバイスができなくても、話を聞いてあげるだけで、相手の重荷を軽くすることができる場合があります。 ただ、うつになる患者の多くは、他人に弱みを知られること・自分から助けを求めることを嫌います。 医師の前でも素直な自分をなかなかさらけだせないため、治療やカウンセリングがうまく進まず、悪化を辿るケースも珍しくありません。 彼の悩みや望みを、あなたが把握することは困難かも知れませんが、今は、万が一、彼の訃報を受けた時のあなた自身が「あの時、なぜもっと彼の相手をしてあげられなかったのか」と悔やまずに済む方法を考え、実行してみて下さい。 あまり親しくない間柄だから…と躊躇する必要はありません。 うつの人は自分に対し影響力の強い相手にほど、強がってみせる傾向があります。 逆に、さほど近しくない相手には、かえって自分の本音を明かしやすく打ち解けやすい徴候があるのも特色です。 彼が、自分の家族にさえ話せない苦しみを、あなたには話してしまえるというケースも、充分予測できるのです。 また、精神を病んでいようがそうでなかろうが、追い詰められた時の人間は、その想いを共有してくれる味方を欲しがっているものです。 だから、あなたが彼の状態を気にかけている事実を、彼に知ってもらうことは重要だと思います。 「最近、どうですか」「仕事、無理してないですか」ぐらいの軽い声掛けから始めてみましょう。 彼からは「何で?」といった反応が返ってくるかも知れませんが、そこで会話を終わらせず、「いつも気にかけている」「私でよければ相談に乗りたい」という意思表示をあなたが発信してみることで、彼は自分を応援してくれる相手の存在に気付くことができるでしょう。 万が一、彼が自殺に踏み切ろうとした時、彼の脳裏にあなたが心配する姿が浮かべば、彼を思いとどまることが可能になるかも知れません。 そうなってほしいと願います。
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- sakura-394
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お知り合いの方がどのような状況にあるのか、ご質問の内容だけでは判然としませんが、40代で会社経営に携わっておられるなら、「弱みを見せられない弱さ」を抱えておられる可能性もあります。 リストカットも、危険なサインであることには間違いありませんが、お知り合いの方の場合は、リストカットの跡よりも、「大変な状況なのに普段通りに淡々としている」という現状の方が心配ですね。 40代以上で経済的なストレスを抱えてしまった男性の場合、他者に助けを求めず、いきなり命を絶ってしまうケースも少なくないと認識しています。 しかし、周りの人が後から考えたら、「やはり、何か様子がおかしかった」と感じる言動があったというケースもあります。 この「何か様子がおかしい」は、普段の様子と比べて“変化”に気付いてあげる必要があります。 mycat23yrsさんとお知り合いの関係が、どのような関係なのか分かりませんが、可能であれば、「最近の様子をみて、心身の健康を崩していないか気になっている」と、率直に伝えてみてはいかがでしょうか。 そして、「力になるから」と。 もちろん、「力になるから」といった言葉を、すぐに受け入れられる年齢でも状況でもないかも知れませんが、土壇場で思い留まらせることの出来る言葉になるかも知れません。 何はともあれ、“変化”に気付いてあげて、素直な気持ちで声を掛けてあげてみてください。
お礼
>40代以上で経済的なストレスを抱えてしまった男性の場合、他者に助けを求めず、 いきなり命を絶ってしまうケースも少なくないと認識しています。 そうなんです。 一見元気そうだからこそ、これが心配なんです。 彼を助けられる立場や間柄ではないですし、彼の気休めにもならないと思うのですが、 自分が陰ながら心配しているという事は伝えてみようと思います。 アドバイスをありがとうございました。
- kenju1128
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こんにちは。40代後半♂です。 昔は自傷行為でリストカットするなんて事は一般の人は全然感知していなくて、テレビドラマとかで、手首切って自殺した、みたいなシーンが流れていたりしましたが、その40代の男性という方のリストカットの痕というのは1本くらいなんでしょうか、あるいは何本もあるんでしょうか? 頸動脈を切ろうとして失敗したと思しき痕のある知人とかいますが、その方の痕ですが、自殺未遂の痕か、自傷行為の痕かとか、本数で判断できるかもしれませんし、補足してくださいますか? 深そうな傷なんでしょうか? 僕がわからなくても他の方がわかるかもしれませんので、お手数ですか、よろしくお願いします。
お礼
思いがけずたくさんのご回答をいただいたので、早々に締め切らせていただくことにしました。 ご回答を寄せていただき、ありがとうございました。
補足
ご回答ありがとうございます。 リストカットと思しき痕は左腕の手首の内側、時計のバンドがくる辺りに10本以上はありました。 カッターで表面を切った古い傷跡という感じで、半袖を着ていたらすぐに目につきます。 そういえば、大人はリストカットしなそうですから、若い時にしたものかもしれません。 その人は、全くそんなことには縁がないといった感じの男らしく虚勢を張るタイプなので、 それを初めて見た時には信じられませんでした。でもあの痕って他に説明がつかないですよね・・・ 私の思い違いだったら笑えますが。 (ちなみに、頸動脈辺りに大きな傷が残る手術で治す病気があるのをご存じですか? わりと多くて、私の知人やテレビに出ている人でもそういう人がいますよ。ご参考まで)
- iBook 2001(@iBook-2001)
- ベストアンサー率48% (4194/8717)
はじめまして♪ 私の周辺にも自殺した人、自殺しようとして一命を取り留めた人など居ます。 自殺行為はメンタルと言う表面上の精神論では無く、深い精神性の病があります。不思議な事に直前までそのような人に周囲から感じられないのが一般的のようです。 非常に難しいのが、心の病でマイナス思考に成っている時に他の人に気付かれないようにしている事と、他人が助けてあげようと思った感情を「他人から助けられなければ生きて行けないなんて、、」と更にマイナス思考に落ちいってしまう人も居る事でしょう。 むしろ、当人は助けてもらう事を否定しがちですから、当人が他人にとって有用だと思える状況。ほんの些細な事でも、迷惑ならそれを指摘した上でその行為の気持ちに対して「ありがとう」と伝えるのが良いようです。 私個人は、今、右手首に治りかけの傷が有りますが、これは数日前の血管カテーテル検査入院時の物ですよ。(笑) 躁鬱病の方でしたら、路上ですれ違い時に挨拶出来なく成ったときは危険信号でしょう。 その後鬱状態になり外出しなく成って、何をしてるか解らないですから家族の方は大変かと思います。 リストカットを繰り返す人は、本当に危険ですので、心療内科等の病院できちんと診察と投薬を必要とすると思います。 たまたま、若い頃や人生上で一度だけの人、その後の生活や人生で何も問題ない人も非常に多いので、心配なら健康診断の時にでも精神状態の検査もする程度で良いと思われます。 人は誰でも死にたく成る程悩むときが有ります。其の時に死ぬ事を考えても実行する人は少ないのですが、何割りかは実行してしまいます。 たまたま、実行してしまった傷跡が有るだけの普通の人かもしれませんし、精神上の問題が有る可能性も否定出来ませんので、ご本人が嫌がらないなら検査をして見るのが得策でしょう。 だれでも機嫌が良い時、悪い時、それぞれありますが、あまりにも極端に短時間で変化したり、何日も同じ状況なら少し心配です。 普段と違う生活等の変化でリフレッシュ出来れば、それで正常でしょうから、週末に旅行や買い物、映画を見たりなど、普段と違う時間と人との交流が良いそうですよ。 人は笑ったり、怒ったり、泣いたりします。私の場合は人前で笑ったり怒ったりは有るのですが(ストレス解消かぁ~。苦笑) 大人に成ってから泣く事は恥ずかしいので家族にも見えないようにしてます。 個人的に音楽やアニメが好きなので、プライベートスペースで泣く事が多々有ったりしますよ(アニメのクラナドは大泣き、ヒダマリでは笑い泣き、ケーオンではマジ泣きしちゃいます。ハルヒの消失や頭文字Dでは涙も出ますが鳥肌感涙だったかなぁ。) 喜怒哀楽と言う感情をきちんとドコカで出さないと、、ねっ♪
お礼
たくさんのアドバイスをいただき、大変ありがとうございました! アニメには詳しくないので、何となくしかわかりませんでしたが^^;
- maru330
- ベストアンサー率20% (1/5)
医師ではありませんが自殺未遂をしたことがあります。 自分の経験上のお話をさせていただきます。 リスカ=自殺衝動ではありません。 自傷するからといって、自殺願望があるとは限らないのです。 ですが、コミュニケーションがあまりうまくない可能性はあります。 そういう方は自分が困ってる、助けてほしい、かまってほしいなどの気持ちを、上手につたえられないことが多いようです。 何かできることを ということですが、とても小さな約束をするのがいいのでは?と思います。 たとえば別れるときの挨拶を「さようなら」ではなく「また明日」にするなどです。 ポイントは、「約束をしたのだか、してないのだか曖昧にする」ことです。 人と約束をすることは、とてもエネルギーがいることなので、つい「うん」といってしまう程度の軽いものにできるのがベストですね。 また、危険な兆候は「愚痴を言える間は大丈夫、引きこもっている間もまぁ大丈夫、急に元気になったらヤバイ」と思っておけば大体、最悪の事態は防げるのではないかと思います。 自殺をするにはものすごいエネルギーが必要です。 変な言い回しになってしまいますが、ある程度元気でないと・・・・・・事に及べません。 ご参考にしていただければと思います。
お礼
「小さな約束」はいいですね。さっそく実行してみます。 私の取り越し苦労なら良いのですが。 ご自身の辛い体験を話していただき、ありがとうございました。
お礼
>大変な状況でも、やるべきことが残されており、気持ちが張っている間は大丈夫です。 やるべきことをやり尽くし、絶望的な現実を持て余すしかなくなった時からが要注意です。 この一文にぞっとしました。近い将来、現実になってしまいそうな状況だからです。 彼の身を案じている私の本心が「何もしなかったと後悔したくない」という冷めた保身であっても、 彼を救うためにささやかな努力はできる限りしていきたいと思います。 シビアに的確な答えを書いていただき、大変参考になりました。 文章がとてもお上手ですね。羨ましいです。ありがとうございました。