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けん化価についての疑問
教科書の記述では けん化は油脂1gをけん化するのに必要な水酸化カリウムのmgをいう。 構成脂肪酸の分子量を反映し、短鎖脂肪酸の多い油では値が大きく、長鎖脂肪酸の多い油では小さくなる。 とあります。 なぜ長鎖脂肪酸ではなく短鎖脂肪酸の値が大きいほうがけん化が大きくなるのですか? 短鎖脂肪酸のほうが長鎖脂肪酸より分子量が小さいのではないのですか? 回答 よろしくお願いします。
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油脂は脂肪酸のグリセリンエステルですから、油脂一分子中にエステル結合が三つあります。ここで、ある短鎖脂肪酸から成る油脂の分子量をmとすると、そのけん化価は 1/m*3*56 で求められます。一方、長鎖脂肪酸から成る油脂(分子量をMとします)のけん化価は上記同様 1/M*3*56 となります。m<Mなので、長鎖のほうがけん化価は小さくなります。
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noname#160321
回答No.2
>3や56という数値 3は三つのエステル結合が有るために出て来ます。 56ですがこれは水酸化カリウムの式量ですから、40(水酸化ナトリウムの式量)の間違いではないかと思います。
質問者
お礼
回答ありがとうございます!
お礼
回答ありがとうございます。 3や56という数値はどこからでてきたのでしょうか?