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Adults who have a drink or two per day may have a lower diabetes risk than teetotalers - Study
- A new study has found that adults who have a drink or two per day may have a lower risk of developing type 2 diabetes compared to teetotalers.
- This association between moderate drinking and a lower diabetes risk cannot be explained by the generally healthier lifestyle of moderate drinkers.
- The study followed over 35,000 Dutch adults for a decade and found that those who averaged a drink or two per day were 45% less likely to develop type 2 diabetes.
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* ものすごくこなれた文章に訳されていて、読んでて内容がよく分りました。 > Adults who have a drink or two per day may have a lower diabetes risk than teetotalers -- and the link does not appear to be explained by moderate drinkers' generally healthier lifestyle, a new study finds. > 1日に少し飲む人は、絶対禁酒主義者より、より低い糖尿病のリスクを得るかもしれない。(毎日少し飲む人は全く飲まない人より糖尿病になりにくいかもしれない。) また、この関連は、一般的に健康的な人のライフスタイルの節度ある愛飲家に関していえば、説明されたとは思えない新しい研究分野である。(普通の健康的なライフスタイルの愛飲家について説明できたとは思えない未知の研究分野である) 唯一気になったのは、「未知の研究分野である」 という部分です。 a new study finds というのは、researchers had found the fact recently ということをマスコミ流の文の書き方で a new study finds というふうに、 a new study が主語で finds を述語とするような文で表現したものだと思います。 だから、それを 「研究分野」 と訳してしまうのは問題だという気がします。 それから、adults を単に 「人」 と訳した点。 日本流にいう 「未成年者」 でも飲酒をする者はいるはずです。ただ、若いので糖尿病の心配までする必要がないだけです。糖尿病との関連という内容の趣旨からいえば、「成人」 とした方がいいように思います。 「糖尿病になりにくい」 という表現は、うまい訳し方だと思います。 「一般的に健康的な人のライフスタイルの節度ある愛飲家」 という部分は、ごてごてしてて、ちょっと気になります。 私なら、「そのことは、ほどほどに飲酒する人は概して健康的なライフスタイルをもっている、ということでは説明がつかないように思われる」 くらいにしたいなぁと思いました。 > A number of studies have found an association between moderate drinking and a relatively lower risk of developing type 2 diabetes. > 多くの研究は、節度ある愛飲家と発症の相対的に低いリスクの2型糖尿病の関連が見出されている。(多くの研究により,節度ある愛飲家と相対的に発症しにくい2型糖尿病の関係が分かっている) ここでも 「・・・の関係が分かっている」 なんて、憎い訳し方をされています (あ、これ、褒めているつもりです)。 「多くの研究は」 と最初に出したのは、原文の語順を踏襲したものですが、後ろに回しても面白いかもしれないと思いました。 「相対的に発症しにくい2型糖尿病」 という表現では、「2型糖尿病」 というのは 「発症しにくい」 タイプの糖尿病なんだな、と読まれるかもしれませんから、「誰にとって発症しにくいのか」 という点がはっきりするような表現だともっといいかも。 an association between moderate drinking and a relatively lower risk of developing type 2 diabetes の部分を、「関連」 とか 「関係」 という語を用いずに訳すこともできそうに思えます。 つまり、「なぜ深酒をしない人は2型糖尿病を発症する確率が低いのかについては、多くの研究がなされてきた」 みたいにも訳せるかもしれんなぁ、と思いました。 > However, whether that reflects a benefit of alcohol has been unclear. > しかしながら、アルコールの恩恵がもたらされるかどうかは、明確になっていない。 こういう訳が出来る人は、英文が読めているんだなぁ、と安心した気持ちになります。 また、たとえば 「それがアルコールの恩恵であるのかどうかは、明確になっていない」 とか、「それが、適度にアルコールを飲酒するおかげであるのかどうか、それははっきり分っていない」 とか、いくつかバリエーションが考えられそうです。 > A central issue is the fact that, compared with both non-drinkers and heavy drinkers, moderate drinkers tend to have a generally healthier lifestyle. > 中心的な課題は、飲まない人とヘビードリンカーについて比較された因子である。(最も重要な問題は,飲まない人とヘビードリンカーについて比較された因子である) 「因子」 という訳語にやや唐突な印象を受けました。factor なら 「因子」 かもしれませんが、fact を 「因子」 と訳さなければならない理由があるのでしょうか? この部分はやや直訳調になってる気がします。 A central issue is the fact that ... とくると、「大事なことは (肝心なのは)・・・だ」 「要するに・・・ということなのだ」 という感じでも訳せそうに思えます。 私なら、「注目すべきは、全くの下戸や酒飲みよりも、ほどほどに酒を嗜む程度の者の方が健康的な生活を送っているという事実だ」 くらいにします (異論があるかもしれませんが・・・)。 > In the new study, researchers found that among more than 35,000 Dutch adults followed for a decade, those who averaged a drink or two per day were 45 percent less likely than teetotalers to develop type 2 diabetes. > 新しい研究において、研究者は35000人以上のオランダ人(成人)を追跡した中で、発見したことであるが、平均一日に少し飲む人は、絶対的禁酒主義者より2型糖尿病の発症が45%低いリスクだった。(新しい研究では、35000人以上のオランダ人成人を追跡調査した結果、毎日少し飲む人は全く飲まない人より2型糖尿病発症のリスクが45%低減した) ここもうまく訳されています。 「新しい研究」 を頭に出すと、読む側としては、それを主語として意識してしまいそうです。大事なのは 「新しい研究」 ということではないのに。 「新しい研究では、35000人以上のオランダ人成人を追跡調査した結果」 という訳は見事なものですが、for a decade の部分が訳文から漏れています。期間を示すといかにも内容の信憑性が高まるので、これは落とすのはもったいない気がします。 「3万5千人を超える成人のオランダ人を10年にわたって追跡調査した最近の研究から分ったことは・・・」 という文ですね。 私なら、カッコの中の 「45%低減した」 よりも、その前の 「45%低いリスクだった」 の方を取りたい気がします。
お礼
bakanskyさん いつも丁寧に見ていただき感謝しています. …あたりまえのことですが,マスコミ特有の表現が英語にもあるんですね.私にとっては“みんなひとまとめ”に英語でした.また,お褒めの言葉も励みになります.今後とも宜しくお願いします.