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オーディオスピーカーとAVスピーカーの違い
5.1チャンネルのスピーカーですが、左右とリアのスピーカーはAV用のスピーカーでセットした方がいいのでしょうか?自宅にコンポ用のスピーカーがあるのですがこれですと一応オーディオ用ですよね? AVスピーカーが無いのでどの位特性が違うのかわかりません。 AVアンプで聞くのはDVDかテレビです。音楽聴くときはミニコンポを主に使っています。
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AV用のスピーカーで問題になるのは、音色やレスポンス、トランジェントとか言われるものです。 一般的にクラシック向けと言われるスピーカーは、 50Hz前後に山、3kHz辺りにヘコみ、そして10kHz手前からまた立ち上がる。 ジャズ向き 60~100Hzに山、3kHzはヘコまず10kHzに向かって立ち上がる。 ロック・ポップスでは、100~150Hzに山、 AV用は、サブ・ウーファーの使用に合わせて150~200Hzに山、 こんな感じでしょうか。 モニター用と言われるものは、ほとんどフラットですが これは一本の話。二本、つまり左右で鳴らせば当然 音が干渉して周波数はデコボコになります。 プロやマニアなら簡単にフラットにできるでしょうが、知識のない人ではどんな音になるやら。 そこで、一般向けのスピーカーにはキャラクターを付けるわけです。 二本でピークが干渉して打ち消しあえは、フラットに近づく。 ピークが同調して大袈裟になれば、トーン・コントロールなどで抑えればいいだけ。 キャラクターを付けた方が、メーカーは音質を保証しやすいと言うわけです。 さて、わかりやすいイメージとしてフロントにタンノイのクラシック・シリーズ、リアにJBLを使ったとしましょう。音はどうなるか?。 JBLの、ジャズ向きと言われるウーファーの多くはスルーです。コイルもコンデンサーも入っていません。 一方タンノイは、10~20m以上も巻かれた豪華?なコイルやコンデンサーが入っています。 結果、立ち上がりの速い後ろのJBLから前のタンノイに音は流れます。 デレイをかけても3kHzのヘコんだタンノイより、目立つ3kHzからピークをつくっていくJBLの方が先に聴こえ、先に止まりますから効果は無し。常に、音は後ろから前へ。 また、JBLを前にしてタンノイを後ろにしても、拳銃の発砲音が後ろでは大砲の轟きに変わる事になります。 実際にはここまで酷くなくても、スピーカーをバラバラに揃えるとチグハグな現象が起こりやすくなると言う事です。 実際には、やってみなければわかりませんが。 音さえでれば何でもいいと言うのでなければ、失敗の少ないメーカーのセットものを買うのが無難と言う事になります。 また、同じスピーカーで揃える場合もキャラクターの目立たないものでなければなりません。 タンノイを5本揃えたのでは、インディー・ジョーンズがターミネーターになる?…なんのこっちゃと。 日曜大工が好きなら、自作すれば簡単なんですけどもね。
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- nijjin
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明確にAV用として作られた物は映像に合う音になっています。 サラウンドの音響なども考慮されています。 オーディオ用は音楽を聴くためにあります。 そのためスピーカーによっては映像と合わないものもあります。 映像で使うとホワイトノイズが目立ったり音声が刺々しくうそ臭くなったりすることがあります。
お礼
あー、やっぱり音楽特性が違うんですか、色々な意見があってわからなくなってきました、アドバイスありがとうございました。
- yosifuji20
- ベストアンサー率43% (2675/6115)
とりあえず左右は今のものを使って、センター、リアー、ウーファーに適当なAV用の製品を追加すればよいでしょう。 AV用といっているものはどちらかというとAVアンプとセットにしてワンセットで5.1chなどが構築できるものについている製品です。 セット全体の価格を見れば判るのですが、全体で数万円程度ですよね。ということはコストから言ってもコンポ用のスピーカーにより良い訳がありません。 でもAVは画像が中心で音声はサブという感じなので、これでもあまり気にならないのですね。特にリアーはほとんどが残響やエコーのような音ですから音質がそれほど問題になるものでもありません。余ったスピーカーがあればそれを使っても十分です。 スピーカーにはもともとAV用もオーディオ用もありません。構造は同じです。違いは音質だけで判定されるオーディオ用はそれなりに凝った設計がされることが普通ですが、AV用はもう少し簡単な設計になっているのかなというところです。 これはもちろんいくらで売れるかということと関係しています。 高く売れるオーディオ用はそれなりにコストをかけ、そうでないものはコストをカットということです。
お礼
なるほど、悪く言うとAV用はあまり凝らなくても、要するにそこそこの作りで出来ればいいみたいなところもあるのかな?リアの音もバンとかドンとかが多いですし。 そこそこ低音が出るSPを後ろに設置してみよう。 アドバイスありがとうございました。
- ryo620
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ブラウン管TVは磁気に弱く、スピーカーを近づけると、虹色や緑色に変色して見にくくなります。 (大型TVには消磁機能がついていて、ボタンを押すと直ります) このような事が起きないように、スピーカーをTVの横に近づけていいように、磁気対策したものがAVスピーカーです。 ただ、液晶TVになって磁気はあまり気にしなくてもいいので、AVスピーカーと名乗って売ることが無くなってきました。
お礼
あっ、なんか思い出しました、磁気の影響をテレビが受けて映像が乱れるんでした、思い出しました。 という事は音の特性などは基本的にはあまり無いのかな? アドバイスありがとうございました。
オーディオ用もAV用も、特にスピーカーとして差があるというわけではありません。 一般的にAV用スピーカーは、映像主体のためにスピーカー小型で細身のものが多いです。 細いトールボーイタイプが多いですね。 テレビやプロジェクタと組み合わせるわけで、オーディオ用の幅の広いスピーカーよりは細身のものが中心です。 だからといって、オーディオ用がAV用途に使えないわけではないので、オーディオ用が余っていて設置するのに問題なければ、AVアンプにオーディオ用スピーカーで何ら問題ありませんよ。
お礼
確かに縦長のスピーカーがありますね、あれは音質にどの程度影響を与えているんでしょうねえ、アドバイスありがとうございました。
- born1960
- ベストアンサー率27% (1223/4397)
それくらいの価格の物(ミニコンポって意味で)では違いは無いと思います。 ミニコンポでも5.1を備えているものも普通にありますし。 スピーカー1台何万円もするようなものだったら、それこそオーディオ用、AV(よく考えたら、オーディオアンドヴィジュアルって意味ですが)用って区分けもされていると思います。
お礼
なるほど、それほど違いは無いんですね、ありがとうございました。
お礼
すごく専門的な話で驚きました、音楽によって最適なSPは違うんですね、また部屋とかセッティングでも特性が違って来るんですね、結局素人ではバラバラのSPを揃えて音質を整えるのは無理という事になるんですね、うーんまた難しくなってきました、アドバイスありがとうございました。