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淡水産硬骨魚の塩類細胞

記述があっているか間違っているか選ぶという問題の中で、 「タイやコイではえらにある塩類細胞が浸透圧調整にかかわる」 という記述に関して、私は○かと思ったら×でした。 「淡水産硬骨魚のえらにはほとんど塩類細胞が発達してないから」 というのが解説でした。 でもたしか。。。 「淡水産硬骨魚は体液浸透圧が、外液(川や池などの水)より高いので、外から水が入ってくる。 そこで、えらにある塩類細胞から、能動輸送によって、ナトリウムイオンを吸収し、多量の低張尿を排泄している。」んですよね?ではやっぱり上の記述は○だと思うのですが。。。 どうでしょう?

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  • ベストアンサー
  • thegenus
  • ベストアンサー率49% (330/673)
回答No.1

そう断定的に教えれていたが、ちょっと待ったになっていた。私見ですが、恐らくそういうことだと思います。 「水環境で生きるための化学」(広瀬茂久・中田勉。東京工業大学大学院) http://www.hirose.bio.titech.ac.jp/kagaku.pdf 淡水魚のエラにある、ミトコンドリアの豊富な大きい細胞が、塩類細胞ではないかという仮説を、専門家が定説として教科書に載せるほど認めて、それを信じる素人が丸呑みにしてきたのですが、 研究技術の進歩した現在において、分子生物学的な説明が出来ずにいる状態のようです。 淡水魚と海水魚ではイオンの出し入れが逆ですから、海水魚と逆になる分子生物学的説明をあらためてしなければなりません。机上で矢印や言葉をひっくり返せば、済む話じゃないということですね。 先生と名の付く人が金とって断定ばかりしてきたということです。 定説を常に再検討する人が、真の科学者です。 どうしていいのそれでと疑問に思うのが、科学の精神です。 現象や数式を記述しただけで、現実になる訳ではないのです。 予備校の模試ですか?なかなか憎いことしますね。ついでに言うと、質問文は「鯉」のエラですから、解説文の内容はともかく、コイがそうでなければなりませんね。

ryoukopootaku
質問者

お礼

解答ありがとうございます。 添付資料までつけてくださってありがとうございます。 参考にしますね☆

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