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死刑存廃論
死刑存廃論なんてしょせん価値観・感情論のぶつかり合いでしかないですよね。 なにあんなもんを真剣に議論してるんでしょうか? やっぱ社会科学系の人って馬鹿なんですか?
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質問者様に同感です。 日本の死刑存廃論を見ている限り、びっくりするぐらい感情論で議論が為されています。いや感情論では、議論というには稚拙すぎるといえるので、実質上感情のぶつけ合いでしかないわけです。 人間は確かに感情の動物ですが、感情だけでは成り立つことは出来ません。どこかで現実的に折り合わないと、いずれは滅亡しかないからです。 実際、古代の戦争では感情論から折り合いをつけられず(ものすごく負けていて、降伏して生き延びるか、戦って全滅するかという選択)世界から消滅した民族も多数いるのです。 ですので本来はすべての議論は感情論を含むものの、それとは別にリスク論、損得、社会に与える影響を考えて冷静な議論が必要になるのですが、どうも日本人はむかしからそのような議論(いわいるディベート)がとても苦手です。 話は違いますが、死刑だけでなく今回の原発事故も「冷静な議論」が行われなかったためにおきた人災だと思います。 冷静な議論をしていれば「想定外」の自体が「絶対に起こらない」保障は無く、ではリスク管理のためにどのような対策と準備をしておけばよいのかの議論と実際の対策が行われていたはずだからです。 感情だけで話すから、原発推進派も(リスクがあるのを知りながら)「安全だ!!」と繰り返し、反対派も(安全策が講じてあればほぼ安全なのを知りながら)「危険だ!!」と主張することになってしまうのです。 どちらもリスクの観点と経済上の必要性からきちんとディベートして作るなら包括的な安全策をとるようにしておけばよいのですが、 なかなかそうならないのが日本の悪い国民性だといえます。 これは第二次大戦を、始めたのはいいがどのように終戦に持っていくか考えていなかった(ましてや負け始めたときにどこで戦争をやめるか全然考えていなかった)、という日本の敗戦から本当に学ぶべきことを学んでいないということでもあります。 結局日本人には「感情を一時脇においた、冷静な議論」が出来ないのだと思います。
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- hekiyu
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この世は感情で出来ているからです。 自分の物を盗られたら、頭に来ますよね。 つまり感情を害します。 それで窃盗罪があります。 家族が傷つけられたり殺されたりしたら 感情を害されますよね。 だから殺人罪があります。 殆どの事象は、結局は感情に行き着きます。 尖閣諸島を中国に盗られたら、国益を害します。 ではなぜ国益を害されることがいけないのでしょうか。 突き詰めていけば最後は感情にたどり着くのです。
お礼
ありがとうございます。
- rikukoro2
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『平和』は状態を表す言葉で 反対の意味は『混沌』 『戦争』とは手段をあらわす言葉で 反対の意味は『話し合い』 『話し合い』を捨てたらのこる手段は『戦争』になります。
お礼
ありがとうございます。 話し合いの重要性は存じております。 すぐにかっとなり喚き散らすだけの無能なコメンテーターや、気に入らないことがあるとすぐに手をあげる愚かな教育者など、冷静に話し合えない人間には気が滅入ります。 しかし、彼らはどうやらどちらかが正しい、という前提に立っているようなのです。 そこが愚かしいと思うのです。 どのような思想・価値観を持とうが各人の勝手ですが、そのどちらかが「正しい」という前提に立つのは愚かですよね?
お礼
ありがとうございます。