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一気に暴落するのはどういうメカニズム?

円高にふれるのは、海外資産の買戻しということである程度納得できます。 巨大な窓開けするほど一気に下がるのは、保険会社などがほぼ同一日時にまとめて円換えしたためでしょうか?

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回答No.1

まず、価格が動くメカニズムを理解して下さい。 価格というのは、売り手の数量と買い手の数量が一致している分が約定します。 しかし、売りたい人が増えてくると、売り数量と買い数量が一致しなくなります。 売りたい人は高く売りたい、買いたい人は安く買いたいので、 売り数量が多く買い数量が少ない場合は、 価格を下げて、売り数量を少なくし買い数量をもっと呼び込む必要があります。 このため、 売りが増えると、あるいは買いが減ると、 価格が下がります。 で、一気に暴落するメカニズムですが、 まず、売りたい人が多いのに、買いたい人がほとんどいなかったので、 これを調整するために、価格は下がります。下がりきったところで買い手が出てきたのかもしれません。 加えて、 為替の場合、24時間取引なのですが、人間は24時間起きていられません。 ですので、条件付注文というのを入れることになります。 為替の場合、この条件付注文が、株や先物よりも、多く使われます。 具体的には、 逆指し値注文というのがあります。これは、例えば、価格が安くなったら、買いポジションを仕切る(つまり売る)というような注文です。 ストップ注文ともいいます。 直近の安値や、史上最安値の少し下のポイントには、こういうストップ注文が溜まります。 で、価格が調整され、下げていく過程で、溜まっていたストップ注文にヒットします。 すると、ストップ注文が執行、つまり売られるわけですから、さらに価格が下がります。 こういうのを、ストップを巻き込んで下落する、というような表現をします。 溜まっていたストップ注文を全部消化しますと、価格の下落の強い圧力は一旦収まります。 他にも要因はありますが、一気に下落する理由については、このような説明が一般的には行われているのだと私は思います。

その他の回答 (1)

  • tom900
  • ベストアンサー率48% (1239/2534)
回答No.2

ほぼ#1さんの回答で分かるかと思いますが、敢えて補足程度に・・・ 暴落は相場に参加している当事者の恐怖の表れでもあります。 売買ですので、買いたい人と売りたい人が適度なバランスを保っているときには、緩やかな下落や上昇が相場には起こりますが、ある特殊な価格を超えたり割り込んだりすると、バランスが一方方向に傾き過ぎてしまうことがあります。 今回のドル円のようなケースは、簡単に言ってしまうと、円を売る人が殆ど居なくなってしまったことによって、起きた現象です。 特に今回はドル円は持ち合い相場という一定の値幅の中に大量の売りと買いの注文が貯まっていたため、更に加速したのだと考えられます。 滅茶苦茶簡単に言うと、$1=80円で円を売ってドルを買いたい人達の注文が100万円分あったとします。一方で、$1=80円でドルを売って円を買いたい人達の注文が200万円分あると、$1=80円では売買が成立しないので、200万円分の売買が成立するレートまで下がります。 この時に、$1=79円ではドル売り円買いをしたくない人達の注文はなくなり、その時に100万円の注文になれば売買が成立しますが、それでも金額が合わなければ、$1=78円・77円とどんどんレートが下がるのです。 (1円刻みではありませんけどね) また、急落しているときには、ある種のパニックが相場に起きますので、売りが売りを呼ぶ!と言う現象が起こり、下落が加速するのです。

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