画像の波形は低周波騒音の証拠になるでしょうか?
ここ2年ほど部屋の中でウォーン、ウォーンまたはブーン、ブーンという騒音に悩まされています。
いつもではないのですが、頭の中に響くような音もします。
自分の部屋はRC(鉄筋コンクリート)3階建ての3階中央です。
夏には発生せず、いつも毎年外の気温が24℃を下回る頃には発生し、時間帯は真夜中の12時~6時、夕方5時~7時によく発生します。ひどいときは8時間やみません。なので、最初はエアコンの室外機かと思ったのですが、窓を開けて外の音を聞いてもそれらしい音はありません。
壁に耳をあてると感じる騒音と連動してブーンブーンという音が聞こえるときもあれば、はっきり騒音を感じているのに壁の音は静かだったりします。
また、夜中はもちろん昼間にも聞こえて、聞こえる騒音はいつも同じというわけではないのですが決まった数種類のパターンがあります。
そこで、ICレコーダーでその音を録音してみました。
機種: ICR-RS110M
録音周波数特性: 60~15,000Hz(MP3 128kbps) 内臓マイク使用
マイクレベル: 16
このデータを「高速リアルタイム スペクトラムアナライザー WaveSpectra」というコンピューターソフトにかけてみた結果が以下の2つの画像です。
(1)http://vanilla.cool-biz.net/20111223_1650.jpg
(2)http://vanilla.cool-biz.net/20111223_2201.jpg
(3)http://vanilla.cool-biz.net/20111226_1220.jpg
※ひどい時が(1)で、何も騒音を感じないときが(3)です。つまり(3)がシーンとした状態です。
ウォーン、ウォーン音という実際に聞こえる騒音の周期に合わせてグラフのピークが上下しているようなので、(1)では45.8Hz近辺などが怪しいと考えています。
ただ、1つの周波数単独ではウォーン、ウォーンという長い周期で聞こえるものにはならないので、100Hz辺りの波が重なっているのだろうと思います。
レコーダーの内臓マイク録音周波数特性が60Hz以上なので、(2)で46Hzの音が本当に拾えたかどうかは疑問ですが、他の録音時には75Hz辺りがピークを示したりしています。
音を再現できないかと、「多機能 高精度 テスト信号発生ソフト WaveGene」というパソコンソフトを使って聞こえる騒音に似た音を再現してみました。46Hz+92Hz+107Hzで音をスピーカーに発生させて同じICレコーダーで録音した結果が(4)です。
(4)http://vanilla.cool-biz.net/20131025_SIM.JPG
おそらく46Hzは使ったスピーカーの性能を超えているので、本当に同じものとは言えないものですが、体感音量はほぼ同じにしました。
ただ、ICレコーダーは一応46Hzの音を捉えることができるようです。
録音機のマイクレベルの調整で波形が上下したり、基準となる音量が図での何dBに当たるか不明なので、取得データのdB値はあまり参考にならないかもしれませんが、室内電灯のスイッチのON/OFF音やスリッパの足音がアナライザの数値でいうと、
-75dB程度(-100dB辺りが無音時なので25dBの上昇)
の音を立てるので、46Hz辺りでの-43dB(33dBの上昇)というのは結構大きな音のように思います。
50dBがクーラー(屋外機、始動時) の音らしいので妥当といえば言えなくもないように思います。エアコンの暖房をつけると騒音が気にならないレベルになりますから。
他の住民は特に何も騒音は感じないということなので、私自身の感覚の問題になってしまっています、このデータは何か客観的証拠にならないでしょうか?
伺いたいのは以下の点です。
1.専用機器でないICレコーダーでの測定であっても、ある程度の低周波騒音の客観的証拠になる?
2.アナライザで測定した46Hzの音の+33dBで-43dBの音はわりと大きな音?(電灯スイッチON/OFF音が+25dBで-75dBとして)
3.使用したアナライザのデータから言って、基準となる無音状態から33dBの音の上昇は33dBの音と言える?
4.内臓マイク録音周波数特性が60Hz以上の機器を使って(4)のデータが得られた事を通して46Hzの波形はどれだけ信用できるのか?(スピーカーの周波数特性もカタログ値範囲外、ICレコーダの周波数特性もカタログ値範囲外の状態)
低周波や録音機器に詳しい方の助言をお待ちしています。
データからどれだけの事が読み取れるでしょうか?
よろしくお願い致します。
お礼
手っとり早い方法有難うございました。