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参詣と参拝という言葉の使い方
区別があるのかどうか、ずっと気になってました。 初詣(お寺)に行って、この疑問を今年こそ解決しちゃおうと考えての質問になります。 なんとなく参詣はお寺で 参拝は神社、と言うふうに使い分けてたのですが 多分、ちゃんとした使い方があるんでしょうね。 よろしくお願いします。
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悠久の昔から明治に至るまで、日本は神仏習合の時代でした。従って寺も神社も似たり寄ったり。単独で存在した神社の方が少ないです。 ということで、両者の寺社による使い分けはありません。 「寺或いは神社に参詣して参拝する」のです。もっとも近年以外は参拝する為に参詣するわけですから同じとも取れますし、行く事を詣でるといい、拝礼するから参拝では、初詣でなくて初参拝が正しくなりますから、これはおかしい。 確かに神社では拝礼するから参拝、お寺ではお経は読むけどあまり拝礼はしないから参詣という使い分けはほぼ正しい。但し本来お寺でも御参りの際にはひれ伏すのが正式です。(これキーワード) どうしても両者に違いを見極めたいとおっしゃるなら、以下のように考えては如何でしょう。 参詣=拝殿前で拝む事。通常参拝と言っているのはいずれも拝殿前で拝んでいます。つまり略式が参詣になり、お寺では本殿の外側から手を合わせるのが参詣。 参拝=神社では昇殿参拝と言って拝殿の中に入り祝詞を上げて頂く参拝法があります。お寺でもお願いして本堂内や祈祷殿などで住職自らお経を読む参拝法があります。 つまりこれを参拝という。 ただし、これらは一般的に区別されていないので広めていかねばなりません。 神社本庁だってあまり根拠の無い言葉や常識を伝えているし、世の中にはいい加減な常識がはびこっているのだから、声を大きくしていい続ければいずれ常識になるかもしれません。
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- szk9998
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寺社の区別ではないですよね。 参拝は、拝すること、拝むことです。(宗教的) 参詣は、詣でること、行くことです。(物理的) 本来は別のことらしいですが、参拝するには参詣しないと当然できないわけです。 ですので、現在では厳密な区別はないようです。 詳しくはwikipediaで・・・ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%82%E6%8B%9D
お礼
szk9998さま 明快なご回答をありがとうございました 妙な表現ですが 新年に肩の荷が下りたみたいに スッキリしました
- risataro419
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厳密には、 参詣の「詣」は、到着するという意味ですから、神社仏閣に参り、到着するという意味となります。 参拝の「拝」は、文字通り、拝(神社では、をろがむ)む。という事ですから、神社仏閣に参り、拝むということです。 しかし、現実には、相互の意味の差違を深く追究して文言を選んでいる人はどれほどいるのかは疑問です。 ですから、基本的には複合同義と考える方が現実的でしょう。 すなわち、神社仏閣に参り、到着し、拝むということです。
お礼
risataro419さま 理知的な方でいらっしゃるんですね! とてもわかりやすい説明で これなら今後間違えることもなく 使い分けられそうです。 ありがとうございました。
手元に辞書によると 参詣:お寺や神舎にお参りすること。 参拝:お寺や神社にお参りし拝むこと。 だそうなので、 お寺や神社にお参りに行くこと全体→参詣 行って拝むことだけを特に→参拝 という違いではないかと。
お礼
TRLGさま ビックリするくらい素早い回答をお寄せ下さり ありがとうございました。 辞書を引いて下さったんですね 迂闊にも、それそらしなかった自分を恥じています。 でも、新年早々に 長年の気がかりが解決したので 幸先の良い年になりそうです
お礼
michael-mさま 具体的に、かつ情景が目に浮かぶようなご説明! ありがとうございます。 一般的に区別されていないとのことで 曖昧な、感覚だけで使い分けてきたわたしは なんだか、ほっとした気分です。 一番納得したのは >神社或いは寺に参詣して参拝する という点でした。 これまで文章にするとき(例えば手紙など) 参詣してきた、とか 参拝してきた などと、極めて曖昧な書き方をしてきたのですが… お教えいただいて 本当に助かりました。 重ねて御礼申し上げます。