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奈良女と神戸大学の選択について
- 私は高2の女子で、奈良女を第一希望としています。しかし、私の学力ではもう少し上の大学を目指すべきかと言われます。でも私は奈良女の環境や面倒見の良さに惹かれています。
- 私は将来数学の先生になりたいので、数学科を選ぶ予定です。奈良女は知名度こそ低いですが、実力は偏差値以上だと聞いています。
- 一方、神戸大学も考えています。神戸大学は知名度が高く、私の学力でも入学できそうです。しかし、神戸大学ならではの良さが分かりません。どちらの大学を選ぶべきか、アドバイスをお願いします。
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学校の先生になりたいのでしたら、教員採用試験に受かればいいのですから、大学はどこでもいいわけです。大学の名前による差別はありません。 一般に、義務教育(小・中)は地元や近隣の国立大、○○教育大が多いですが、これは受験生が多いから採用数も多くなること、小中ダブル免許持ちが多いこと、それとやはり、受験対策で一日の長があるんでしょう、情報量とか。 高校教員となると、旧帝大を始めとしていわゆる難関校やそのちょっと下の大学が多くなります。筑波、広島、金沢、、、、神戸もその仲間です。早慶を始め、私立卒も結構います。 奈良女なんですが、以前は多かったと思います。西日本では一大勢力だったかもしれません。 しかも奈良女の特徴は高校教員が多かったこと、しかし、内情は家庭科の教員が多いんですよね。文系教科は少なかったです。理系教科はもともと女子が少ない中で女子大ですから排出率は高かったですが、近年は女子も共学の理系に進学してますから、もう特別奈良女が多いということはなくなってます。 それで、神戸大か奈良女かという選択肢。やはり神戸のほうを勧めたいですよ。但し、奈良在住で神戸まで通学するのは大変なのでそれなら無理をしなくてもと思います。 理由は、あなたの気に入っているその逆のことです。 こじんまりしていること、それがどうなのか?ですよ。 定員が少ないと言うことだけではなくて、教育学部を分割しただけでしょ?と言っても過言はない構成でしょう?もともとの出自からしてそうですから。全部まとめて教育学部でもおかしくないんですよ、高校教員養成コースにすれば。 奈良女は元は奈良女高師だった。平たく言えば女学校(今の高校)の教員養成です。戦後新制大学になる時に、家庭科を家政学部に、理系科目を理学部にして出発してます。その枠内の発想の大学です。言っちゃぁ悪いけど、なんちゃって理学部なんて悪口もあります。 神戸は後発ながら、教員養成を主眼として発足していません。器からして違うということは大きいですよ。 それと総合大学である強みもあります。企業就職を考えていないのだったら関係ないと思いがちですが、教員って世間が狭いです。学生のうちから更に世間が狭いとなると、、、、 神戸大の理学部なら、教員志望よりも企業希望のほうがはるかに多いでしょうから、そういう同期生を友人に持っていることのプラスアルファは貴女の人間形成上にも大きなプラスになりますよ。 ま、もっと簡単な言い方をすると、落ち目の大学に行くことない、上昇中の大学に行きなさい、です。
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- horikirikko
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NO2の方が適切なことをアドバイスされていますので、私もついでに一言。 より上の大学(それも総合大学)を目指すメリットは、同級生やサークルの先輩後輩に いろんな学部の人間がいるということです。 もちろんいろんな地方出身者がいるので、よりバラエティになってくるわけです。 文系の人間は理系の人から、まったく違う価値観を学ぶことができます。 高校時の文理クラスとはわけが違います。 神戸大ならば、先輩後輩や同学年に公認会計士や弁護士になる人間もでてくるし、 サントリーや関西電力、パナソニックなど日本を代表する会社に就職する人も多いです。 そういう人たちと学生時代からいろんな交流が持てるって人生の上で大きな財産なのです。 女子大となるとやはり人材の豊富さでは総合大学に劣ってしまうのです。 奈良女子大もいい大学なので、そういった面を否定できませんので、いっそのこと神戸との 掛け持ちで考えてみてはいかがでしょう? 現に大阪の府立高校や私立の進学高校の女の子で、前期を神戸大、後期に奈良女に出願 している子を結構みかけましたよ。 言い方は悪いですが、このケースならば万一奈良女子に行っても後悔は残らないでしょうから。
お礼
なるほど、そう結う考え方もできるのですね。参考にさせていただきます。ありがとうございました。
- horikirikko
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あなたが目指す将来の道ならば、どちらでも構いません。 現役高校生はネットをよく見ますが、ネットではよく言われている 京大>阪大>神戸と決め付ける書込みですが、少なくとも関西の国公立大の受験生、 特に文系学部の受験生は、そんなに単純な法則では決めれないことがよくわかります。 ですからあまりネットでの偏った書込みはみないほうがいいですよ。 首都圏で育って首都圏の大学へ通っている人は、このへんの細かい関西の事情までは 知りません。 関西に住んだことのない人たちでさえ、関西の大学について書込みするのがネットの 世界なのです。 現在、東京に住んでいる私からみても、関西における神戸大の評価というものは それは関東の人には到底理解できないと思いますよ。 どうしても身近の筑波や横国、千葉あたりを例えに出しますが、性質的にも全く違う世界です。 同じ関西でも、例えば大阪においても第1学区~第4学区それぞれで神戸大の評価は微妙に違います。 大和川以南では意外と評価は低いです(一般の市民にはもうひとつピンと来ない)。 しかしかえって奈良県や滋賀県の西南部のほう(公立進学高をみても)が神戸大は人気があるし、 地元兵庫県以外の関西地域においても微妙に温度差がある神戸大です。 理系と文系の歩んできた道が全く異なるというのも一つの理由でしょう。 個別試験での数学の有無や、センター・個別での国語・英語・地歴の配点比率など 文学部一つをみても一概に阪大>神戸といえないところがあります。 神戸大は個別でも数学を果たすし国語の配点が高いし、数学が苦手な人はおのずと阪大を 目指すと思います。 ただ神戸大は旧制の神戸経済大学からの伝統を引き継ぎ、 特に社会科学系(経済、経営、法)では国内でも屈指の大学です。 (阪大は理系学部を基幹とする旧帝大でしたので、経済・経営は神戸のほうが古い) 近代経済学は阪大が強いものの、経済学全般は神戸大が昔から大学院をもっていた こともあり、西日本の国立大学経済学部出身者で多くの研究者が神戸院で学んだ という経緯があります。 また教授陣の層の厚さ(学会でも有名教授が多い)から、司法試験(旧新問わず)や 公認会計士といった文系の国家難関資格においても、神戸大は国立大学のなかでも トップクラスの合格率(合格者数)を誇っています。 以前は下に見られていた理系学部でも文系に引っ張られて最近は実績を伸ばしています。 就職面においても昔からの伝統を引き継ぎ、日本の有名企業に多くの卒業生を輩出し 役員・管理職の人数でも文系学部ではトップクラスです。 (5大商社やメガバンク、生保証券) メガバンクや生保、証券会社でも関西の本店・各支店の管理職クラスでも 神戸大OBと接触する機会は多いですよ。 地元の役所でも兵庫県庁、神戸市役所はもちろんのこと大阪府庁あたりでも、 神戸大OBはかなりの人数が入庁しています。 大学の総合力というものは、そういったいろんな要因が絡み合って築き上げられているので たとえ文系・理系と分野は違っていても、就職面も含めていろんな面で助けられることは 多いものです。 奈良女子もいい大学ですが、以上にのべた理由で、やはり神戸大のほうが総合力は上を いっているのは明らかです。
お礼
詳しくありがとうございます。もう少し考えてみます。
お礼
あぁ~そうですか・・・良いアドバイスをありがとうございます。参考にさせていただきます。ちょっぴりショックですが・・・