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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:元素分析について)
高校化学の元素分析における窒素の扱いについて知りたい
このQ&Aのポイント
- 高校化学で習う元素分析では、一般的には炭素(C)、水素(H)、酸素(O)の3つの元素を分析します。
- もし元素分析に窒素が含まれていた場合、高校化学の範囲では考える必要はありません。窒素が含まれる場合には、別の方法やより詳細な分析が必要となります。
- 大学で習うより高度な分析技術では、窒素の扱いも含まれることがあります。しかし、高校化学の範囲では窒素が出てくることは稀であり、学校のカリキュラムでは取り上げられないことが一般的です。
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質問者が選んだベストアンサー
Nは面倒ですね. 現在の研究現場で使われる元素分析装置も,基本的には酸素で完全燃焼させて生成気体を分析するという基本原理は変わりません. Nは,一般的にはNOxまで酸化したあと,還元してN2にして分析します. 問題は N2 の検出で,これは化学的に分析するのが困難なので,ガスクロで使われるような熱伝導度検出器というものをベースにした装置が使われることが多いようです.ここが高校化学の範囲を超えるところですね. 逆にいうと,高校化学の範囲ではNを定量的に分析する方法を示すのが困難なので,そこを問うような問題は扱わないのでしょう. Oも,燃焼させるために酸素を供給して反応させるのでふつうは分析されません. 一般的にはほんとうになんだかわからない物質の元素分析を行うことはまずありません. 合成にしてもなんにしても,こんなものができているはずだという読みはあるのです. なので,そこから予想される組成と,CHNの分析値を照らし合わせ,他の分析情報と合わせて分子式や構造を確認していくのです.
お礼
ありがとうございました。 あと少しで大学受験、がんばります。