民事上の問題における大家の対応策とは

このQ&Aのポイント
  • 民事上の問題に絞って、仲介業者が他人名義の賃貸契約を作成し、別の第三者が入居している場合の大家の対応策について解説します。大家が入居に対して問題にできるかどうかや、契約の無効性などについて確認しましょう。
  • 大家として、無権代理人が作成した賃貸借契約書や追認の有無について判断する必要があります。また、入居者に対しては、契約関係がない場合は不法行為に基づく損害賠償請求権を行使することが考えられます。具体的な請求方法や退去要求についても確認しましょう。
  • 賃料振込みや契約物権に関して、大家側と入居者側の主張が異なる場合もあります。物権の状況や現地調査の結果を踏まえ、適切な対応をする必要があります。郵便物や内容証明の送付によって事態を進展させることも考えられます。
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民事上の問題

民事上の問題に絞って、そこから解決の糸口を探らせてください。仲介業者Aが他人名義Bの賃貸契約を作成して別の第三者Cが入居している場合の大家Dの対応策について、民事上の大家が入居に対して問題にできるかどうかを教えてください。 BD間の賃貸借契約は、無権代理人AがB名義で賃貸借契約書を作成したものであり、後にBは追認を拒絶しているの無効が確定していると判断していいでしょうか。Cに対しては、契約関係がないので民法709条の不法行為に基づく損害賠償請求権を行使することを検討することでよろしいいでしょうか。具体的には、内容証明郵便で、「民法709条に基づき家賃相当額である5月から8月までの28万円を平成15年8月末まで〇〇銀行〇〇支店〇〇名義口座番号〇〇〇〇に振込みの方法で支払うよう請求します。併せて、物権に基づく妨害排除請求権に基づき平成15年8月末までに退去するよう要求します。」との文言で通知したらいいと思いますが、文面はあっていますでしょうか。よろしくご教授願います。なお、賃料はAからDに4月分まで振込みがあり、AはDに対して契約物権にはBが入居しており、契約は有効と主張。しかし、Bもその保証人も契約を否定。Bは同じ仲介業者で紹介された別の賃貸マンションに住んで、そちらの分を遅れなく支払っていると主張。契約上の物権を現地調査したところ、郵便受けや表札には名前がかかれていない。鍵は錠前ごと取り替えられており鍵は使えない。 しかし、郵便物がたまたま見つかり名前が確認できた。そこで、内容証明を送るとの経緯。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • gluttony
  • ベストアンサー率20% (24/117)
回答No.1

要するに、(1)保証人がたてられていない、 (2)家賃が支払われていない、 ということでしょうか? それならば、不法行為ではなく、債務不履行 だと思います。

ururai
質問者

お礼

京都の弁護士に依頼して無事解決しました。お騒がせしました。

ururai
質問者

補足

(1)保証人がたてられていない・・・債務者もいません。 (2)家賃が支払われていない・・・契約が無効ですから家賃としては請求できず、家賃相当額になります。

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