- ベストアンサー
自閉症スペクトラム「心の理論」についての質問
- 自閉症スペクトラムの「心の理論」についての質問です。小1の息子が広汎性発達障害および自閉症スペクトラムと診断されました。
- 育てにくいと感じることもありましたが、保育園の先生からは男の子だからと言われ、障害に気づけませんでした。しかし、自閉症の診断が確定し、心の理論の問題で正解できることに驚いています。
- 先生からは社会性・コミュニケーション・想像力の障害が指摘されていますが、息子の場合、心の理論の問題に正解できることから、人の立場に立って考える能力があると考えられます。どのように息子の状況を理解してあげればよいでしょうか?
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
No.2です。 お礼をありがとうございました。 (気づくのが遅くてすみません) 頂いたお返事で、漸く状況が飲み込めました。前回の私の回答は的外れだったみたいですね。混乱させてしまってすみません。 空笑でないなら、息子さんの『笑いのツボ』にヒットしているのかも知れないですね。 バラエティなどで、お約束でなければ虐めにしか見えない演出やコントを見ても、やられている人を心配する人は少数ですよね。可笑しければ素直に笑いますし。 息子さんもそうではないのかな、と思います。 ただ、心が冷たいなんてことはないはずです。叱られている弟さんのことは、弟さんがお兄ちゃんを心配するように心配しているのだと思います。 息子さんにとって、『弟さんを心配していること』と『その光景が面白いこと』は全く繋がりを持たないのではないでしょうか。 心配だから、様子を伺ってしまう。 その様子は何気に可笑しい。 そして素直にウケてしまう…… (自分にとって面白ければ楽しいことでもあるので、「もっと」と要求するでしょう) 健常であれば、言葉の発達と共に社会性も育っていき、弟さんのように状況を判断することも出来るようになっていきます。空気を読むというか、大人の顔色を伺うというか……お兄ちゃんが叱られていれば、笑っちゃいけない場面だと理解します。 でも、息子さんにはそういうことは難しくて、可笑しいと感じたら、その通りに表現してしまいます。 社会性や人との関わりという部分が突出して弱いからと言えます。 (自閉症の人には、他人の心情を汲み取ることは本当に難しいです。感性や感受性は豊かですが、人に共感し、慮り、行動するのは困難だと思います) 映画のお話も、詳しくお伺いして同様かな、と思いました。 息子さんがどのようなジャンルを好んでいるのかわからないですが、好んでいる以上は「面白い」から観ているのだと思えます。「面白い」という感情は「哀しくて泣く」行為とは繋がりにくいですよね。 (勿論、感動=哀しみではないのですが、息子さんは『泣く』という行為をどのような時にするものなのかと考えているでしょうか。それによっては、お母さんが泣いていることに疑問を感じても不思議ではないです。もしかしたら、何処か痛いのかな、とか、誰かに怒られたのかな、などと心配しているのかも知れません) 他にも色々と考えられることはありますが……。 (またもや的外れだったら、本当に申し訳ありません) 心の論理について説明されているページがありました(ご存知かも知れませんが) http://www005.upp.so-net.ne.jp/ma2ma3/kokoro.html こちらでは、同じ自閉症スペクトル障害の中でもアスペルガーの場合は正答率が高いと書かれています。 (自閉症かアスペルガーかは区別しにくいこともあるようです。それよりも、息子さんと正面から向き合って関わっていくことの方が大切かと思います)
その他の回答 (3)
- tsukaps
- ベストアンサー率33% (40/121)
自閉症児の親です。 他の人の回答は見ていません。 健常者と自閉症の数値化して境界線は決められていますが、実際にはとてもあいまいです。 また、同じ自閉症でも、得意・不得意が異なります。 人の立場を考えたのではなく、文章の意味を理解していたとも考えられます。 健常者とか障害者とか関係ありません。 一人の個性を持った人間として認めてあげて下さい。
お礼
>健常者とか障害者とか関係ありません。 一人の個性を持った人間として認めてあげて下さい。 このことを忘れずに、まっすぐに子育てを頑張っていこうと思います。ありがとうございました。
>息子の状況をどのように理解してあげれば 「サリーならカゴを探すってわかるんだね」と事実を受け止めてあげればいいと思います。 息子さんは息子さんです。社会的、医学的にどのような診断をなされようと、何も変わるところはないです。 療育や躾で出来ることも増えていきます。 弱い部分や対応できない部分について周囲は支援します。障害名などは社会的、医療的支援を受ける際に必要な程度で、親子には必要なものではありません。 >弟や妹が怒られていると、ものすごくうれしそうに笑います。 『空笑』とは言われていませんか? 本人も無意識に笑っています。楽しかったり面白かったりしても笑いますが、別の感情を持っていても笑います。 多分、息子さんは兄弟を心配していると思います。大丈夫かなぁ、お母さんはいつ笑うかなぁ…と、ハラハラどきどきして、不安なのでしょう。 私の息子も不安を感じるとケラケラ笑います。卒園式や入学式……笑いっぱなしでした。ロッキングも激しかったです。入学式の日はその場から逃走する子や始終泣き叫んでいた子もいました。同じプレッシャーを受けて、息子はどうしていいかわからず笑っていたんですね。 療育センターに通っている重度の自閉症のお子さんでも、泣いている子がいれば慰めにいきます。ちゃんと人としての感情は当たり前に持っているのだと思いました。感受性も豊かですし、彼らの精神世界は私たち健常者のそれよりも豊かさに恵まれているのかもしれないと感じます。 ただ……慰める手段は『ひっぱたき』(^^;) 余計に泣かせてしまうのですが、本人は慰めたつもりなので、予想通りの反応でないことで大パニックを起こしたりしていました。 『人の立場に立って考えることが出来る』から、例えば兄弟が叱られていたら、自分も辛かったり心配だったりして笑ってしまうのだと思います。 少なくとも『人の感情を汲み取れない』ために兄弟が叱られているのを笑って傍観しているのではないと思いますよ。 >感動する映画を見ても、周りは泣いているのに一人で笑っていたりします。 映画の場合は、劇場でも家庭でも、鑑賞の際には不安要素が沢山あります。画面に集中して内容を把握できるとは限りません。それが『ドラえもん』でも…… 不安や退屈で、ロッキングやうろつき、妙な誤魔化し笑い(空笑)が出てしまうのではないでしょうか。 (色々な刺激に対して過敏な場合もあります。そのために映画やTVの鑑賞が困難なこともあります)
お礼
ご回答ありがとうございます。 >障害名などは社会的、医療的支援を受ける際に必要な程度で、親子には必要なものではありません。 本当にそうですね。私たちは私たちで、息子も今まで通りの息子です。何も変わらない。ただ、してあげたい(あげなければならない)ことが増えただけなんですよね。 >『空笑』とは言われていませんか? これは、言われていないというか、病院でこの話をしていないので・・・。ただ、無意識に笑っているのとは違うと思います。なぜならば、「ぎゃははは!おもしれー。ママ、○○(弟の名前)をもっと怒って!!」と、ものすごく楽しそうに茶化したりして喜んでいるからです。ちなみに、逆の立場だと弟は「ママ、お兄ちゃんをもう許してあげて、泣いてるよ、かわいそうだよ」と自分も泣きます。障害のことを知らなかった私は、兄は何て心が冷たくて弟はなんて心が優しいんだ、と思っていました。 映画に関しても、ちょっと違うんですよね。ジュースを飲むのも忘れて、2時間ずっとものすごい集中力で見ています。そして終わったら、ニコニコしながら「あー面白かったね~!!!」。私の顔を見て「ママ、なんで泣いてんの?」と。感情表現が少ないのかな・・・。 息子のことをもっと知りたいと思っていろいろ本を読んで勉強していましたが、何だかちょっとこんがらがってきてしまいました。病院の先生にも1ヶ月に1回程度しか会えないし・・・。難しいですね。
- ekopon
- ベストアンサー率10% (111/1076)
診断された後、どうしたらいいのかは言われなかったのですか? 理解してあげるだけではどうにもならないことだと思います。 セカンド(マルチ)オピニオンが必要かもしれないし、それで診断が確定したら 今は研究も進み、専門家も施設も訓練方法もあるので探してみては? 近くになければネットで相談することもできると思います。 親の会などもあるはずです。 いずれにせよ、落ち着いて対処していけばお子さんの才能をうまく伸ばせると思いますよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 WISCの検査を受け、その結果を聞きに行くのが1ヶ月先なんですね。きっと今後の話はその日に出るのだと思います。受け入れ先も少なく、とても混んでいるようで、初診も4ヶ月待ちでした。検査まで1ヶ月、その結果を聞くだけでさらに1ヶ月。もう半年も無駄に過ごしているんだなーと思います。おかげさまで障害についても本を読む時間はたくさん取れましたが。 前向きに頑張ります。
お礼
再度のご回答ありがとうございます。 >息子さんにとって、『弟さんを心配していること』と『その光景が面白いこと』は全く繋がりを持たないのではないでしょうか。 これ、すごく分かります。同様のことが他にも書ききれないくらい日常で起こっています。行動ひとつひとつが繋がりを持たないというか・・・障害が判明するまで、息子は本当に理解しがたい存在でした。 >勿論、感動=哀しみではないのですが、息子さんは『泣く』という行為をどのような時にするものなのかと考えているでしょうか。それによっては、お母さんが泣いていることに疑問を感じても不思議ではないです。もしかしたら、何処か痛いのかな、とか、誰かに怒られたのかな、などと心配しているのかも知れません これもそうですね。「ママどうしたの?誰かに怒られたの?」泣くとよく聞かれます。 教えていただいたページもとても役に立ちました。まさに私が疑問に思っていた部分でした。 息子はアスペルガーでもあり、ADHDでもあり、特定不能の分野も多く持っていると言われました。 きっと、何らかの方法で、人の気持ちを汲み取っていくのでしょうね。 ありがとうございました。