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文学は詳しくありませんが、20歳の頃、夢野久作や江戸川乱歩にハマってい
文学は詳しくありませんが、20歳の頃、夢野久作や江戸川乱歩にハマっていました。現在の作家で似たような人はいますか?教えてください。
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現在の作家ではありませんが 梶井基次郎のニート小説「或る崖上の感情」が乱歩的な雰囲気です。 安部公房の「箱男」はドクラマグラ的です。 これは探偵なしの推理小説で読者が解かねばならず あまり難しくはありませんがヒントが75ぐらいあり 繰り返し読んで楽しめます。 読者としての標準装備をわすれなければ基本的には 簡単です。つまり 「書類の中身を見せるタイプの小説で、 楽しめることが前提なのだから嘘と本当は読み分けることができ、 矛盾がなければ本当。言葉のひとつひとつは正しく使われている。 紙の種類筆跡筆記具について表現が無ければ変化していない、 つまりこれらはつねにすべて示されてる」ということ。 ひととおり読んでから時系列表を書きながら読みかえすのが 楽しいです。 また、 http://kawasakiyukio.com/ の下の方にある「osの女」など長いのが乱歩的雰囲気です。 この川崎ゆきおという人は乱歩に心酔している漫画家です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >梶井基次郎のニート小説「或る崖上の感情」 さっそくチェックしてみます。 安部公房は別の小説で難解さゆえに挫折してしまったことが あるので、ノート片手に本腰入れてみないと厳しいかもしれませんね。 川崎ゆきおという人は全く知りませんでしたが、さらっと見てみたら なるほど、気になる雰囲気を全体的に醸し出していました。