現在、着付けを習っています。将来的には人に教えたいと考えていますが、一

質問

現在、着付けを習っています。将来的には人に教えたいと考えていますが、一級など看板を持っていないと教えてはいけないのでしょうか？ 何か規則などあるのでしょうか、教えてください

回答No.2

asebi-0806 · ベストアンサー

着付けの資格や看板は国家資格でもなんでもなく法的な決まりはありません。
それゆえか個人では商売として成り立ちにくい仕事なのです。
そのため各々の着付け学校や教室独自に進級や師範資格制度を取り決め、それなりの金額を払ってその学校や教室の名前で生徒をとることが許されるシステムになっています。
生徒さんからの月謝などのうちかなりの割合を教室や自分の直属の先生に支払うことになります。
その資格なり看板なりは外の世界、つまりその学校や教室の外では何の価値もないものです。
要するに私設の資格制度に高いお金を払い続けるという巧妙にできた商売です。

看板など持たなくても着付けのノウハウを教えることはできます。
しかし教わる側は何がしかの肩書のある先生を頼ろうとするもの。
修了証などをもらえば満足も納得もできると言う事でお金も出します。
修了証や看板などなんの意味も持たないのに○○着付け学院認定、などと書いてあるだけで納得される。
不思議な世界です。

日本で最初の着付け学校ができたのはどう考えても戦後のこと、おそらく着物離れの激しくなった昭和３０年代～４０年代のことでしょう。
まだ３０～４０年の歴史しかありません。それ以前はごく日常的に誰でも着物を着ていたのですから、お金を払って着付けを習うという発想があるはずがありません。
つまり今で言うすき間のビジネスチャンスだったのですね。
花嫁衣装や舞台衣装など、特殊な技術の要る着付けまで習得すればその道での未来も開けるでしょうが、かなり狭き門だとご承知おきください。
単に着付けノウハウだけを学んだだけではそこまで行きつけません。
ボランティア的に人に教えてあげる程度なら誰でもできますが、きちんとした仕事にしようと考えたら普通のことをしていたのでは辿り着けないと思ってください。
その間に膨大な額の授業料や免状料を支払うことになります。

余談が過ぎましたが要約すると、看板などなくても着付けを教えることはできます。
しかし職業としては成り立たない。たとえ最後まで履修して看板をとっても、成り立ちにくいです。

お礼

asebi-0806さんご返答ありがとうございました！　貴重で的確なご意見本当に参考になりました、やはり厳しい世界なんですね。　今後自分がどうしたいのかきちんと考えて決めたいと思います、ありがとうございました。

回答No.1

blazin

だったら習っている先生に直に尋ねてみたら？
今の講師の立場に至るまでに、どのようなプロセスを経てきているのか？
特別な資格や認定が必要なのかどうか。
どの位の歳月をかけて今に至るのか。
まずは身近な人の動きは参考になる筈。
教えたいと思う位真剣に習っているなら。
その真剣なアプローチの延長としての質問でもあるんだろうからね☆

お礼

blazinさんアドバイスありがとうございました！　一般的にはどうなのか疑問に思ったので皆さんに伺ってみました。　先生にも今度聞いてみます、ありがとうございました！