• 締切済み

厚生労働省のカロリー計算式は間違い?

厚生労働省のカロリー計算式は間違い? 他の質問者さんへの回答をしていてちょっと気になりました。 その回答の中で厚生労働省で定めている基礎代謝の計算以外の方法もあることを知りました。 厚生労働省の発表している方式は欧米式なので日本人向きでない、身長を含めた計算式が正式な計算なんだと断言している方がおりましたが、これは本当でしょうか? 確かに条件項の数が多いほうが精度的には良さそうだと感じました。 もし、それが正式な計算なのだとすれば、なぜ厚生労働省はそのままのカロリー計算方式を発表し続けているのでしょうか? 僕は、その式を使っていても誤差の範囲内に収まるので問題ないからだと思ったのですが、違うのでしょうか?厚生労働省の怠惰が原因なんですか? できれば厚生労働省の方式が間違っている(カロリーが高めに出るという)ソースも提示して頂けるとありがたいです。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • diet7
  • ベストアンサー率59% (607/1024)
回答No.2

>「基礎代謝基準値は、基準体位において推定値と実測値が一致するように決定されている。そのため、基準から大きく外れた体位では推定誤差が大きくなる」とあるので肥満の方は高めに出ることを認めているふしもありますね。。 基礎代謝基準値の表を正しく理解するには、標準体位の知識が必要です。 標準体位表で、30歳男性の標準体位は身長170cm、体重68.5Kgですから、推定エネルギー必要量は身長170cm、体重68.5Kgの人の基礎代謝量を推定し、そのデータから基礎代謝基準値が求められています。 そこで、30歳男性の身長を160cmから180cmまで変化させて、基準値を試算すると、添付図のようになります。 身長 体重 基礎代謝 代謝基準値 --------------------------------------- 180 68.5 1600 23.4 175 68.5 1567 22.9 170 68.5 1535 22.3 165 68.5 1502 21.9 160 68.5 1469 21.3 すなわち、同じ30歳男性でも、身長によって代謝基準値が21.3から23.4まで大きく変わるのです。 基礎代謝量は身長、体重、年齢の3つの項目に比例するので、これを2次元の表にするのは、もともと無理があるのです。 2次元の表では、相手の身長がちょうど170cmであれば良いのですが、 もしも相手の背が低くかったり、高かったりすると、間違ったカロリーを指導することになってしまいます。 ですから、正しい栄養指導をするには、栄養学の本を読んで正しい計算方法をマスターするか、 または、多くのウェブサイトが利用しているようにハリスベネディクト式を流用するかしかないのです。 ハリスベネディクト計算式 男性の基礎代謝 = 66.5 + 体重 * 13.8 + 身長 * 5.0 - 年齢 * 6.8 本当は、国立栄養研究所がハリスベネディクト式の計算定数を日本人向きにアレンジして簡略計算式をつくり、厚労省が採用してくれれば良いのですが、厚労省も国立栄養研究所もこれまでの経緯や面子があるでしょうから、採用してくれないのだろうと思います。 添付図の表は、わかりやすくするために体重を68.5で統一してありますが、実際の体重は身長に比例しますから、代謝基準値の差はもっと大きくなります。

kotatsu_love
質問者

お礼

再びの回答ありがとうございます。 う~ん、なかなか納得できないですね・・・ 身長160cmの人で体重が68.5kgある人の基礎代謝が仮にそれで合っているとしても、生活強度を掛け合わせるときに強度が変わりますよね?というのは、普通に生活していても、脂肪が余分に付いている人は、その分痩せている人よりも負荷が高いはずですよね? つまり脂肪もあるけど、その負荷に耐える分筋肉も付いていると思いませんか?であれば基礎代謝も自ずと上がる気がします。 であれば生活強度も含めた一日の消費カロリーはその計算式だと低く出すぎる気がします。 とここまで書きましたがこれは僕のまったくの当てずっぽうなわけで、やはり国が責任を持って発表している方式に従うのが勉強不足な僕には妥当な気がします。 厚生労働省と栄養研究所のこれまでの経緯と面子とはなんでしょうか・・・? これは何か確度ある情報からですか?責任を持って発表しているものにそういったものが関係しているとは思いたくないのですが・・・ もしなにか情報があればまた回答頂けると嬉しいです。 ありがとうございました。

  • diet7
  • ベストアンサー率59% (607/1024)
回答No.1

たとえば、成人男性の蛋白質所要量は、 4訂では体重1Kgごとに1.08gとして定められていましたが、 5訂では18歳以上の所要量が70g、50歳以上は65gと改訂され、 2005年版では18歳以上の男性は一律に60gと改訂されました。 このように蛋白質の必要量は、算定方法が次第に簡単な計算方式に変わってきました。 もちろん、必要量が一律60gというのより、体重1Kgあたり1.08gで計算する方が、当然正しいわけです。 しかし、そのことで、厚生労働省の計算方式が間違いとは言いません。 栄養指導のために、その方が良いと厚労省が判断したわけです。 基礎代謝の計算方法についても、蛋白質の場合と同じことがいえます。 基礎代謝の計算が正確にできる学術的な計算式があり、実測値ともよく一致することがわかっていますが、その計算手順がたいへん複雑で、栄養基準として使用しにくいので、簡略化した計算方式が採用されているのです。 蛋白質の場合、必要量を年齢だけで決めるより、年齢と体重で計算する方が正しいのですが、 基礎代謝の場合も、体重だけで決めるよりも、身長と体重で計算する方が正しいわけです。 しかし、そうだからといって、厚労省の計算式が間違いというわけではなく、栄養指導の必要のために簡略な方式が採用されているだけなのです。 なお、欧米人用の計算式というのはウェブサイトなどで使われているハリスベネディクトのことで、厚労省の計算式のことではありません。 また、最近の家庭用体脂肪計には学術的な計算式が組み込まれていて、厚労省の計算式よりも精度の高い基礎代謝が表示されるようになっています。

kotatsu_love
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 すみません! ハリスベネディクト=厚生労働省の計算方式だと思ってました・・・ なるほど。 実際の学術的な計算式は計算しにくいわけですか。 しかし厚生労働省はなぜその指標を出さないのでしょうか? 厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2010年版)の中の、 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/sessyu-kijun.html 策定の基礎理論 http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/dl/s0529-4c.pdf には、「それぞれの研究の内容を詳細に検討し、もっとも信頼度の高い情報を用いるように留意した」とあるのですが、実測値とよく一致する指標が出ないはずがないと思うのですが・・・ 資料に「簡略化した」と書いていないですし、厚生労働省の計算式よりも精度が高い証拠はどこにあるのでしょう・・・? しかし確かにエネルギーの「3-1.活用にあたって」には、 http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/dl/s0529-4e.pdf 「基礎代謝基準値は、基準体位において推定値と実測値が一致するように決定されている。そのため、基準から大きく外れた体位では推定誤差が大きくなる」とあるので肥満の方は高めに出ることを認めているふしもありますね。。 うーん、分からなくなってきましたw ダイエットに関してアドバイスするとき、正しい情報を質問者の方に提供したいのですが、diet7さんのおっしゃる計算方式を盲信するわけにもいかない気がします・・・ ひとまずやっぱり厚生労働省の計算結果を用いることにします。 勉強不足のため自分なりの答えが出せない今、他の方式を使うことはできないので。 この質問は締め切りませんのでまた何か確度の高い情報があれば回答頂けると嬉しいです。 ありがとうございました。

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