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『新参者』解説希望
『新参者』解説希望 1:もこみちのポルシェにダイアマンの落書き →うちの社長(三浦友和)がそれを拭いていた →そのあと、社長がポルシェの人に封筒を渡していた →中身は札束だった・・・ という証言がありましたが、この金銭授受の理由は何ですか。 2:社長が税理士(笹野高史)に「手元にあると気になっちゃうから持っててくれ」 と封筒を押しつけ、税理士が「社長がその気になったら受け取ります」 と言って断っていた、あの封筒の中身はなんですか。
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************以下、ネタバレ************** 1:これについては、きちんと観ていなかったので、半分は家族の請け売りです。ポルシェの人は「カッコいいパパ(そしておそらくはカッコいい夫)」でいたかったのです。そのために、無い金を「有る」と偽って、家族に贅沢三昧させていました。しかし、金は底を突き、勤務先である大企業の金を8000万円も横領していた。社長はあのとき、そんなポルシェ君にお金を貸していたのです。といっても、しっかりした社長ですから、返ってこないのを覚悟で貸したのでしょう。貸した理由は、長年、付き合いのある税理士の息子であり、元妻の元教え子だったからでしょう。三井みねこ殺害と直接の関係はありません。 2:でも、そんなこんながあって、あぶりだされてきた事実があります。ポルシェ君に一番お金を渡してあげていたのは、その父である税理士だったのです。自慢の息子を不憫に思って5000万円を渡したと言っていました。でも税理士の事務所にそんな大金はありません。そこで税理士は、三井みねこ名義の口座に入れていた金を、こっそり使いこんでいたのです(それが殺人の動機)。そしてそれでも足りず、社長に不正経理の片棒を担がせようとしたのです。そのための書類が、あの封筒の中身です。「社長がその気になったら受け取ります」というのは、あとになって思えば「社長が不正経理の片棒を担ぐ決心をして、書類を使うことになったら受け取ります」という意味だったのでしょう。なぜ税理士はそうまでしたか。カッコいい、好かれるパパでありたかったからでしょう。でも最後には息子のためを思って、息子にとって厳しい事実を打ち明けました。 *************ネタバレ、以上****************
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- ucok
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#2さんのご回答を読んで、私の記憶違いだったと気づきました。たしか、13日のダイヤマンの記念日にオモチャ屋には行ったんですよね。だからファンに、ダイヤマンの落書きをポルシェにされたわけです。でも、いざ買おうとしたら、借金まみれでクレジットカードが使えなくなっていた。それで一度店を出て、お金を借りたのでしたね。でも息子には「金がない」とは言えないので、「接待でそもそも店に行かなかった」と嘘をついた。でも落書きの一件で、嘘が少しずつバレていったわけでしたね。 失礼いたしました。
お礼
ありがとうございました。おかげ様で理解が深まりました。
- eito_waka
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1 30万円のダイアマンの限定品を買うお金です。さらに当座の生活費も含めて、借りていた可能性もあります。 どちらにしろ、社長は知り合いとして、もこみちにお金を貸しただけです。 なお、社長がお金を貸すために、もこみちに会っていた事を警察に隠していたのは、もこみちの名誉を守るためです。 2 社長は税理士の岸田(つまり真犯人)から、業績不振な会社のために不正経理を進められていました。 封筒の中身は不正経理をするための資料です。
お礼
なるほど。 「懇意の税理士の息子であり、妻の教え子だった」というだけの他人相手に 数十万円をポンとくれてやるというのは、かなり不自然な設定とも思えるのですが、 「30万円のダイアマンのために貸しただけ」だとすると、ちょっと納得できます。 (なぜ納得するのか自分でもよくわかりませんが) >封筒の中身は不正経理をするための資料です。 すっきりしました。ありがとうございました。
お礼
回答いただきましてありがとうございます。 もこみちは父親に泣きついて金を工面してもらうだけでは足りず、 懇意の社長からも金をせびっていたのですか。困ったヤツですね。 税理士が「使い込みだけでは足りず社長に不正経理を持ちかけた」というのは知りませんでした。 自分が後ろめたい思いを抱いている相手に、その後ろめたい事実は伏せたままに 犯罪の共犯を持ちかけるというのは、言われてみるとそんな心理も起きるものかも知れません。 なるほどです。ありがとうございました。