酢酸の蒸気密度と会合度について
- 400K、50mmHgにおける酢酸の蒸気密度は0.132g/lで、この状態では酢酸分子は一部が会合して二量体を形成しています。
- この状態で酢酸分子の何%が会合しているかを求めるために、平均分子量を計算し、状態方程式を使用します。
- 計算結果から会合度を求めるための式は65.8＝60ｎ／{１－（α／2）}ｎです。
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会合度？
400K,50mmHgにおける酢酸（分子量60）の蒸気密度は0.132g/lで、この状態では酢酸分子は一部が会合して二量体を形成している。 ２CH3COOH⇔（CH3COOH）2・・・＊ この状態で酢酸分子の何%が会合しているか？ 平均分子量をMとおくと 状態方程式より 0.132={M（50/760）}／RT M≒65.8 とでます ＊から最初ｎモル酢酸があってｎαだけ会合したとすると二量体はｎα／2だけ生成されて 全体のモル数は{１－（α／2）}ｎとなります。 ここからαをだすのに 65.8＝60ｎ／{１－（α／2）}ｎ という計算をするのがなぜかわかりません。
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解らなくなったら，基本に戻って考えましょう。 平均分子量は全体の質量をモル数で割れば求まります。つまり『 平均分子量＝全体の質量／全体のモル数 』（★）です。 全体のモル数はお書きの様に『 {１－（α／2）}ｎ 』です。 全体の質量は？ もともと酢酸（分子量６０）がｎモルあったわけですから『 ６０ｎ 』ですね。 後は，★の式に代入するだけで，お書きの式になりますね。
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