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SFにおけるワープの「なぜ?」

SFにおけるワープの「なぜ?」 宇宙を舞台にしたSFには欠かせない「ワープ」の技術ですが、なぜ多くのSF作品では、わざわざ宇宙に出てからワープするのでしょうか。地上から地上へのワープはなぜしないのでしょうか。設置されたゲートをくぐってワープする形式の場合でも、なぜそれが宇宙空間に建造されなければならないのでしょうか。 大気圏突入は宇宙船の運転で最も危険なフェイズであると聞いたことがあります。なぜそんな危険な手順が必要な「宇宙空間でのワープ」に彼らSF世界の住人は固執しているのでしょうか。 小説に限らず、なぜ「地上から地上へのワープ」ができないかの説明を、各世界観ごとに異なると思いますが「実例を交えて」していただけませんでしょうか。 ※カテゴリー違いだと思われた方は、どこで聞くのが妥当かお教え願います。

質問者が選んだベストアンサー

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  • toshi1989
  • ベストアンサー率44% (91/206)
回答No.2

>なぜそんな危険な手順が必要な「宇宙空間でのワープ」に彼らSF世界の住人は固執しているのでしょうか。 1994作品 「スターゲイト」下記URLを参照下さい。 http://www.141ece.net/video/stargate.html このSF映画だと宇宙間⇔宇宙間のワープに固執しておらず、瞬時の恒星間移動が可能な「スターゲイト」というワープ装置のようなものを使って地上から地上への移動(ワープ)を行なっています。 これは機械を使用しているので、テレポーテーションではなくワープだと思われます。 (同じSFでも、テレポートは超能力系の領域だと思いますし) 映画の中ではこの装置とは別に、地上から衛星軌道上の敵の宇宙船内に核爆弾送り込むシーンが有って、その時はスターゲイトとは別の瞬間物質移送機(転送装置)が使用されているので、スターゲイトの方は転送装置ではなくてワープを行なう装置だと思われます。 また、映画ロストインスペースでは、ハイパーゲートと言う巨大なワープ装置をを宇宙空間に建設していますが、これは地上では重力の問題が有り、宇宙空間でなければ巨大な施設を建設する事が不可能な為であって、宇宙空間で無ければ駄目だという科学的な理論によるものではないと思われます。 (建設が可能ならハイパーゲートの作動原理としては、地上に建設しても大丈夫な設定だと思います) この映画の中で、小型の宇宙船に搭載されたハイパーエンジンを使って行なうハイパードライブは、宇宙空間でも惑星や光星の中でもワープ後方が可能な設定になっていたと思います。 (太陽重力圏内で太陽の直近の位置から、太陽の中心に向ってハイバードライブを敢行しますので) ですから、全てのSF作家が、宇宙間⇔宇宙間のワープに固執している訳ではないと思いますが、固執しているケースが多いのは確かだと思います。 >小説に限らず、なぜ「地上から地上へのワープ」ができないかの説明を、各世界観ごとに異なると思いますが「実例を交えて」していただけませんでしょうか。 その理由は、ワープの原理として光速航行又は光速以上の速度での移動になりますので、地球型惑星のような大気を持つ惑星の場合には、光速のまま大気圏に突入すると摩擦熱で一瞬にして燃え尽きてしまうと考えられるからではないかと思います。 それ以前に、大気圏に突入する際に大気層の壁にぶつかって粉々に吹き飛ぶか、猛烈な熱エネルギーの固まりに変化して流れ星のように光り輝いて終わりになってしまうと思われます。 ようするに、 >大気圏突入は宇宙船の運転で最も危険なフェイズであると聞いたことがあります。 光速のワープ状態のままの速度で、質問者様が危険だとご指摘の大気圏突入を行なう事は非常に危険、又は技術的に不可能だと考えられるからだと思います。 (どちらにしろSFの中のお話であって、実際には科学的にも技術的にもどちらも不可能であることに変わりは無いとは思いますけどね)

prof-orz
質問者

お礼

架空の実例(・・・?)を交えた回答ありがとうございます。 なるほど、用地の問題で宇宙空間にしかゲートが建造できないのですね。 別の意味でリアルな感じがしてそういう設定は私好みです。 あとは直接地上にワープアウトした場合でも大気圏突入になる、というのは恥ずかしながら考えてませんでした。ためになります。 (架空の技術のことなので役に立つことはなさそうですが・・・)

その他の回答 (5)

  • potachie
  • ベストアンサー率31% (1065/3387)
回答No.6

ジャンプの精度を上げるためです。 ハードSFでは色々と説明されていることが多いようです。 基本的には ワープは精度が悪い から 重力の影響を出来るだけ排除したい 惑星や恒星の中に出現するのを避けたい ということのようですよ。

prof-orz
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 確かに地下にワープアウトしてしまったら出られませんからね。 あと思いついたんですけど出入国管理や検疫の問題もありそうですよね・・・指定の航路で来ないと密入国で捕まるとか。

  • mshr1962
  • ベストアンサー率39% (7417/18945)
回答No.5

1.既出ですがワープアウト時の速度の問題 ワープアウト時の速度は光速とは言わないまでも、かなりの速度があり大気圏内への ワープアウトは空気摩擦への対処が必要になります。 既に出されているマクロスのフォールド航法(相転移航法)は速度に関係なく 二つの空間の質量を入れ替えるため大気圏から宇宙空間への移動が出来ました。 2.ワープできる最小距離の問題 ワープは数光年(話によっては数百光年)先へ跳ぶ航法です。 「地上から地上へのワープ」が同じ星の大気圏内への移動ということだと せいぜい数千キロの移動ですよね。 ワープできる最小距離は宇宙戦艦ヤマトでの最初のワープテストが月と火星ですが この距離は地球・火星間で最大距離約3AU(4.5億Km)です。 3.ワープアウト位置精度の問題 宇宙空間へのワープの場合、星と星の間のなにもない空間を目指します。 数光年単位の跳躍ということもありますが、位置精度の誤差も数千キロに及ぶと考えられ ワープアウト先が大気圏内の場合、間違えば地上に衝突の可能性が大きくなるため 少なくとも人類居住惑星内へのワープアウトは禁止事項になると思います。 禁止されてる作品で知ってるのは茅田砂胡の「スカーレットウィザード」「暁の天使たち」「クラッシュブレイズ」です。

prof-orz
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 ワープできる最短距離がある場合があるのですね。 転移先の精度も考えるとかえって遠ざかってしまうこともありうるので実用的ではないと・・・

  • okky0707
  • ベストアンサー率22% (34/154)
回答No.4

ワープ航法を行うためには、宇宙船を光速以上の速度に加速する必要があり、 大気圏内でそれを行ったら、確実に摩擦熱で燃え尽きてしまうでしょう。 ワープとはちょっと違いますが、「超時空要塞マクロス」では フォールド航法という空間転移によって超大型艦が大気圏内から冥王星まで移動しましたが、 戦艦の周囲の大気ごと消失したため、周囲の空気が一気に流れ込み、突風の被害が発生しました。 ワープアウト先に大気や建造物があれば、もっと酷いことになるでしょう。 どのような方法にせよ、大気圏内での瞬間移動は自他に被害をもたらす行為なので わざわざ宇宙空間に出てから行うのではないでしょうか?

prof-orz
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 確かに大気圏内で光速に達するまでが大問題ですね・・・通常速度での大気圏再突入のことしか考えてなかったので盲点でした。

  • phobos
  • ベストアンサー率49% (515/1032)
回答No.3

質問者さんの疑問は多分「ワープ」というコトバの定義に関連していると思います。 ANo.1のご回答にあるように「ワープ」とは『宇宙船の超光速航法』の一つを指す用語であることは、いわばSFの約束事であると言って良いでしょう。 ですから、 > なぜ「地上から地上へのワープ」ができないかの説明を 「地上から地上へのワープ」ができない」と言うことではなく、人間や物体そのものを他の場所(地球上であれ惑星間であれ)に瞬間移動させる場合は、また別の用語を使っていると言うことです(テレポート、トランスポート、ジョウント、クイム……)。 それらを題材や小道具にしたSFがいくつもあることは前のご回答の通りです。 用語の使い分けの実例としては、例えば有名なスター・トレック(宇宙大作戦)では、 1)宇宙船の推進方法としては ・光速以下……インパルス・エンジン(核融合炉からのプラズマを後方に噴射する反作用で推進) ・超光速……ワープ・エンジン(ワープコイルによって、速度限界が3×10^5km/sを超える亜空間フィールドを宇宙船の周囲に何重にも形成し、それらの亜空間を相対的に滑らせることによって超光速航行を可能とする) 2)乗員や物体を瞬間移動させる方法としては ・転送装置(トランスポーター)……転送する物体を転送ビームで捕捉・スキャンして、位相転換コイルによってエネルギーに変換し、転送先で物体を復元する。通常は衛星軌道上の宇宙船と惑星地表との移動や宇宙船同士での移動に用いられる。 ……などが使われています。

prof-orz
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 ワープとは言わないけれど、そういうこと自体はできる。だけどそれに対する統一された名称はない、ということですね。

noname#152554
noname#152554
回答No.1

まあ、私も詳しい方では有りませんけど・・・。 >地上から地上へのワープ ↑ これは、「ワープ」と呼べないでしょう。 地上から地上への移動は「瞬間移動」、「テレポーテーション」では?。 「ワープ」は、正しくは「ワープ航法」。 即ち、「宇宙船が光速を越える航法」であって、地上で行う事自体、そもそも「不可能」だと思います。 地球上で宇宙船を飛ばす必要ないでしょ?。 やっぱり「宇宙船」ですから、面倒でも宇宙へ打ち上げるか、宇宙空間で建造する。 「地上から地上へのワープ」ならぬ、「地上から地上への瞬間移動」なら、あの偉大なヒーロー「初代ウルトラマン」がやってますよ。 彼の場合は、R惑星から地球へ瞬間移動してます。 さすが「ウルトラマン」。 星から星へのテレポーテーションです。 (^^)

prof-orz
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるほど、宇宙船の機能でする超高速移動が「ワープ」なのですね。 でも、もし自動車や洋上船舶などがそれをした場合でも「ワープ」と呼べそうな気が・・・あ、する必要ないか・・・

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