- ベストアンサー
宇宙船が大気圏に突入して、摩擦熱が起こるのは、地上何キロメートルくらいからでしょうか
宇宙船が大気圏に突入して、摩擦熱が起こるのは、地上何キロメートルくらいからでしょうか。 また大気圏は地上何キロから大気圏なのでしょうか? お教えいただきたくお願いいたします。
- 天文学・宇宙科学
- 回答数3
- ありがとう数9
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>宇宙船が大気圏に突入して、摩擦熱が起こるのは、 >地上何キロメートルくらいからでしょうか。 数字はよく分かりませんが,空気抵抗を考慮して 人工衛星のシミュレーションをしてみると, 高度100km辺りから急速に落下しますので, 大体このくらいではないかと思います. 蛇足ですが,高熱になるのは機体に空気分子がぶち当たる訳ですが, 宇宙船から見ると空気が物凄い勢いで宇宙船にぶつかり, 空気分子の運動エネルギーが熱に変換されることに起因します. これは宇宙船の速度にもよります. 例えば高度200kmの円軌道を回っているのと, 近地点200km遠地点36000kmのGTOを回っているのとでは, 同じ高度200km地点でも後者の方が軌道速度は速いです. また,宇宙船の対向面積によっても違って来ると思います. だから,厳密には軌道にもよりますし, また大気圏は昼の部分は拡大し,夜の部分は縮小していますから, 時刻にもよる,それと機体の形状,突入姿勢にも依存します. >また大気圏は地上何キロから大気圏なのでしょうか? これも一概には言いにくいです,と言うのもどの分野の人が言うかによって,違うからです. 高度200kmの衛星を運用している人は,それ以下の高度を指して 「大気圏に落とす」と言いますし,磁気圏を研究している人は 高度10000kmのバン・アレン帯まで含めて言うかも知れません. 太陽風の影響が大きくなることを重視する人は,80kmが境界になります. 宇宙工学の見地から人工衛星の空気抵抗の点で言いますと, 高度250km~1000kmくらいが境界かなと思います.
その他の回答 (2)
- gakutensoku
- ベストアンサー率35% (14/40)
大気圏に再突入する際の熱は、摩擦熱というよりも、断熱圧縮によるものと思います。 関連する質問が以前ありました。 ご参考までに。
- otenamihaiken
- ベストアンサー率23% (85/355)
こんばんは。 スペースシャトルが大気圏に再突入する場合、121.92kmまで降下したら再突入開始を宣言します。この高さが大気圏の始まりです。 最大加熱を受けるのは70kmあたりです。 その温度は1300℃以上らしいです。
関連するQ&A
- 大気圏再突入時の摩擦熱
スペースシャトルなどが衛星軌道から帰還する際、大気圏再突入の摩擦熱で機体の周囲は最高で1500度にもなることは存じています。 それがコロンビア号の事故にもつながったわけですよね。 疑問なのは、なぜそんな高い摩擦熱が発生するような高速度で再突入を行なわなければならないかについてです。 もちろんシャトルはエンジンを噴射せず、滑空状態で着陸地点に近づくので、長い翼がない三角翼のシャトルでは揚力が得られないから、気体の安定のために高速で着陸してくることは理解できます。しかし地上よりはずいぶん希薄な大気圏への再突入時には揚力はあまり関係ない話ですよね? それなら、減速してある程度低速でゆるやかに再突入することはできないものなのでしょうか? どなたか、わたしのようなおばかにもわかるような解説をしてくださいませんか?
- ベストアンサー
- 科学
- 大気圏再突入・大気圏突入について
Wikipediaにて、 大気圏再突入は宇宙船などが真空に近い宇宙空間から地球などの大気圏に進入すること。 大気圏突入と言う場合は隕石など外来の物体も含むのに対し、大気圏再突入は地上から打ち上げた人間や動物や物体の帰還に限って言う。 とありました。 SFなどフィクションにて、主人公が乗った宇宙船が地球から飛び立ち、全く別の惑星に大してはの突入はどちらでしょうか。帰還じゃないし、外来の物体(宇宙船)だから大気圏突入ですか? 同じく、宇宙船に乗った者の中にその惑星出身者が居れば、彼(彼女)にとっては大気圏突入と言って良いのでしょうか?
- ベストアンサー
- その他(学問・教育)
- 大気圏の突入について
宇宙船が大気圏に突入する時に大気との摩擦により高温になり、たまに事故がありますが、逆に、何故打ち上げの時には高温にならないんでしょうか?ひょっとして速度の違いでしょうか?詳しい方教えて下さい。よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 天文学・宇宙科学
- 大気圏突入
天文学の質問なのかよく分かりませんがよろしくお願いします。 宇宙船が大気圏で燃え尽きてしまうといった話がたまに漫画などで出てきます。 この大気圏突入について、友人とたびたび激しい論争をするのですが、お互いに説得力が無く決着がつきません。 ぜひ力を貸してください。 どちらが正しいのでしょうか? 私の考え 1、大気圏で燃えるのは空気の摩擦が原因 2、だから、空気の流れにあわせてゆっくりと降りてくれば燃え尽きることはない。(もちろんゆっくり降りるためには大量の燃料が必要) (「空気の流れ」というのは地球の自転に影響を受けている空気の流れと考えています) 友人の考え 1、大気圏で燃えるのは空気の摩擦が原因(ここは同じ) 2、大気圏突入はそんなに甘いものではないので、大気圏に入る前にはじかれてしまう。 (ゆっくり大気圏に入る事は無理) 二人ともこういったことに詳しいわけではないので、想像の域を出ることができません。 よろしくお願いします。 praneという名前はスペルの間違いなので気にしないで下さい。(恥)
- ベストアンサー
- 天文学・宇宙科学
- 大気圏突入時のパラシュートについて
お世話になります。初めて質問します。 宇宙船が地球に帰還する時、摩擦熱により、 赤くなり、地表に近くなったら減速の為に パラシュートを開くのが、一般的と思います。 質問ですが、大気圏突入の当初より、 パラシュートを開いて、ゆっくりと、降りては こられないのでしょうか? 摩擦熱が発生するぐらいですから、パラシュート への抵抗も発生し、減速できると思うのですが。
- ベストアンサー
- 天文学・宇宙科学
- 宇宙にから帰還する時。宇宙船やシャトルが大気圏に突入しますが、空気の摩
宇宙にから帰還する時。宇宙船やシャトルが大気圏に突入しますが、空気の摩擦で船体が大変な温度になりミッション中最大の危険だとも聞きます。幾つかの事故もあったようです。信じられない程の速度で計算された角度で大気圏と言う空気の壁にぶつかるのですから、その過酷さは理解出来ます。ではなぜ…たとえば時速数百キロとか、つまり燃え尽きたりしない程の速度ではダメなんですか? 大気の壁に跳ね返される…その感覚は理解できますが、なら、ゆっくり入って行けばいいのに、と思います。それとも宇宙空間では減速する事が困難なのでしょうか? スペースシャトルが何故燃え尽きなければならなかったのか。そ~と大気圏に入れそうなのに…よくわかりません。その辺りを教えて下さい。
- ベストアンサー
- 科学
- 大気圏に「再」突入
日本の無人補給機が無事任務を終えて大気圏で燃え尽きたというニュースをみました。 ここで気になったのが「再突入」という言葉です。 一度宇宙に出て、地球に戻ってくるので大気圏への「突入」は一回目だと思うのですが、何故「再」がつくのでしょうか?
- 締切済み
- 日本語・現代文・国語
- よく映画である、スペースシャトルが宇宙から大気圏に突入するとき、火だる
よく映画である、スペースシャトルが宇宙から大気圏に突入するとき、火だるまになるのは熱圏での話ですか?それとも外気圏の話ですか? また、なぜ燃えるのですか?
- ベストアンサー
- 地学
- 宇宙船の大気圏突入速度はどのくらいですか?
宇宙船やスペースシャトルが地球に帰還する時の 大気圏突入速度はどのくらいですか? 耐熱タイルの表面温度は最高何度くらいになるのでしょうか?
- ベストアンサー
- 天文学・宇宙科学
補足
ありがとうございます。 最大過熱も知りたかったので、とても助かりました!