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森博嗣先生の『黒猫の三角』
森博嗣先生の『黒猫の三角』 森さんのVシリーズの第一作『黒猫の三角』を三回読んだのですが、解説文でもあるように作品に仕組まれた嘘というのが、どうにもわかりません。 トリックはわかったのですが、それ以外の嘘が何度読んでもわからないのです。 どなたかご存知の方は、教えていただけないでしょうか?
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具体的に、解説文のどの記述についてですか? この作品は色々と仕掛けがあるので、ご質問が把握しきれません。 よろしければ、捕捉をお願いします。
補足
すみません。説明不足でしたね。 この記述です。 例えば物語の終盤に、登場人物は誰も指摘しないが、前後の描写から考えると矛盾しているように思える台詞が、出てくる。一見、作者のケアレスミスのようにも思える類のものだ。ところが、その点を森先生に聞いてみると、ちゃんと答えが返ってきた。それは、普通の小説の読み方では、まず思いつかないような答えだった。だが、突飛ではない。我々も普段、よくやることだ。 つまり、登場人物が「嘘をついている」のである。 ほかにもまだまだ、仕掛けは施されている。中には、二重の仕掛けが施されている部分もあったりして、気付くと実に楽しい。 この部分です。 解説でも触れられているように、小田原姉弟のことは想像できる範囲だし、紅子のクイズも自分の中で答えを見つけています。 でも、この記述の部分の嘘という部分が、どこを指しているのかがわかりません。 できれば、解説の解説をお願いします。