>ところで、白人と黒人はジャズを共演したりするのでしょうか?
これは今では当たり前のように白人/黒人仲良く交わって共演していますが、1930年代までは「公衆の面前での共演」はタブーだったんですよ。
どういうことかというと、元々ジャズメン同志は昔から白人も黒人も仲良しで、レコードの吹き込みにおいては、もっと前から共演はされていたんですが、公のコンサートにおいては、白人上流社会の目が許さなかっただけなんですね。このタブーを初めて破って、お客さんの目の前で白黒混合コンサートを開いたのが、ベニーグッドマンでした。1935年ごろの大英断です。グッドマンは、38年には、白人クラシックしか演奏のできないカーネギーホールで初めてジャズのコンサートを開き、同じステージに多数の黒人を上げました!!
モダンジャズ時代に入ってからは、白人がこぞって大物黒人奏者の伴奏に志願していきました。
黒人トランペッターのマイルス・デイヴィスのもとで働いた白人ピアニストのビル・エヴァンス(meganeさんもお薦めですね!)はその代表格といえましょう。
お礼
ありがとうございます。 ジャズは白人の間にもそれなりにヒットしたということですね。 テレビとかで見るジャズの有名人はほとんどが黒人ですが、 ジャズの主導権は黒人が握ってきたんですかね。 それともたまたまですかね。