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音階はどうしてできたのか。また、どうして四分の一音上げるとか下げるはないのか?

みなさん、いつも丁寧な回答をありがとうございます。  音階について質問です。そもそも、音階とはどのように決められたのでしょうか。もともと、自然に発生する音から、適当に高くなる順に、決められたのでしょうか。  また、半音上げる、下げるはありますが、四分の一音上げる、下げるなどはあるのでしょうか。  私は小中学校で、ドレミファソラシドと、それらの♯、♭。また、オクターブの違いは学びましたが、どうしてそれに縛られないといけないのか疑問で、音楽が嫌いでした。  教えてください。よろしくお願いします。

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回答No.5

音階の元は「自然倍音」が基本になっています。 教会のような響きの豊かな場所で一定の高さで声を出すと、元の音以外に「自然倍音」が聞こえます。この倍音は基本の音に対して整数倍の振動数をもっています。ドの音を1とすると、2倍の音はオクターブ上のド、3倍=ソ、4倍=ド、5倍=ミ、6倍(3×2)=ソ、・・・・となります。こうしてドミソが決まります。ドミソの各音を3人で同時に歌うと美しい響きが聞こえます。この単純で美しい響きが全ての西洋音楽の基本に鳴っているのです。 次にドに対して5度上の音(ソ)を基本にソシレ、5度下の音(ファ)に対してファラドが決まります。 こうして音階の元が決まったのです。これを純正律音階といいます。ただしこの音階は主要三和音はよくハモるのですが、たとえばレファラに転調すると全然ハモりません。そこで、どの調にも転調できるように(ハーモニーは少々犠牲にして)隣り合う半音を均等にしたのが平均律の音階で、現在のピアノはこれで調律されています。

Chown
質問者

お礼

Nezumizanさん、ご回答ありがとうございます。  教会のようなところで、ドレミファソラシドは決められたのですね。理論的に作られたのですね。

その他の回答 (6)

noname#163573
noname#163573
回答No.7

アラビア音階とかなんかで有名ですが 音階は西洋音階だけじゃないですよ。 逆にもっと少なかったりもありますが。 沖縄とか中国、日本の雅楽なんかでも。 やはり周波数によって自然倍音がある以上 心地よい響きのものや、バランス良く分割したりする以上は ある程度の法則でできあがっては行くと思いますが…。 大体は一オクターブがあって、その間の響く音階があって、あとは割っていく感じじゃないでしょうか。 ただ、まったくぴったり音程が合うよりもほんのちょーーーっと僅差でズレたほうが 響くとのことですが。 どこか東南アジアかなにかの民族は竹で作った楽器を わざと音程をずらして間に発生する音のうねりで 音に力を与えている、ってのも見たこと有ります。 これだとシャープとかフラットとかよりもっと細かい高低差になると思います。 既出ですが、音階については微分、で調べると分かると思います。 微分、でしらべると分かると思います http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%AE%E5%88%86%E9%9F%B3 >どうしてそれに縛られないといけないのか疑問で 縛られないと行けないのは、学校の音楽の時間に習うのは 「西洋音階」だからですし、習っているもののルールに従うのは当たり前です。 バスケットボールで「ボールを持ってどうして走っては行けないのか苦痛」と言っているようなもので…。 雅楽を学ぶなら雅楽のルール、などあるわけで。 自分が一人だけで歌ったり演奏する分には 音階に縛られなくても好きなように声を使って音程を作ってももちろん 全く問題有りません。 ただ人が聞いてあるていど心地よく感じたり その音楽の楽しみを共有したり、一緒に演奏したりするためには それではできませんね。 バイオリンやトロンボーンみたいな楽器ならともかく 管楽器や鍵盤楽器のように決まったキーで音を変える場合 作曲者が好きなルールでおのおの書いていたら演奏できませんし。 より大規模な演奏や、共有性、ともに競ったり楽しんだり 安心して聞くためにはやはりルールは必要ではないでしょうか。

Chown
質問者

お礼

aruruaruruさん、回答をありがとうございます。  音階に縛られず、好きなように音を出しても構わない。  学生時代にそういってくれる先生がいてくれたら、当時の僕は違っていたかもしれません。でも、皆で演奏、合唱するときは一定のルールが必要。そのとおりですね。

  • hs001120
  • ベストアンサー率60% (473/788)
回答No.6

>私は小中学校で、ドレミファソラシドと、それらの♯、♭。また、オクターブの違いは学びましたが、どうしてそれに縛られないといけないのか疑問で、音楽が嫌いでした。 縛られる必要はありませんし、 そもそも、西洋音階・音律自体が一種類では無いですよ。 ただ本邦の小中学校では、そもそも人間の都合で恣意的に区切っているに過ぎないこと、 そもそも一種類では無い事を教えることが必須ではないだけです。 http://www.geocities.jp/hukuhuku_pii_623/onritu1.htm "田中正平"氏のエピソードは最近テレビでも放送されていましたが、なかなか良かったですよ。 http://www.bs-j.co.jp/ongakunotabi/ http://junhime080520.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-a1eb.html

Chown
質問者

お礼

hs001120さん、回答ありがとうございます。  縛られる必要なし、その言葉が私の音楽に対する気持ちを変えてくれそうです。  音楽って、音が楽しい、と書くのですね。

  • tmo0056
  • ベストアンサー率30% (4/13)
回答No.4

『音階(スケール)』とは、一定の規則に従ってオクターブ内に、 低い音から高い音へと順に配列された音の階段のようなものです。 メロディー(旋律)やハーモニー(コード)はこのスケールを 土台にして作られます。 この『音階』には様々あり、たとえば『長音階』・『短音階』というものがあり、どのように違うかといえば、 『明るく』感じるか(『長音階』)、『暗く』感じるか(『短音階』)といった感じ。 なお『短音階』はさらに3つに分類され、『自然短音階』・『和声短音階』・『旋律的短音階』に分類されます。 音楽は『音楽理論』というものがベースとしてあり、それを駆使することにより、音を奏でているのです。 私は2年くらい前からピアノを習って現在も続けています。 最初弾くだけでしたが、コード(3和音・4和音等)も弾くようになってからは理論も習うようになりました。 この理論がくせ者です。非常に多岐に渡っていてややこしい。 覚えるのが大変です。 でもこの理論をひとたび覚えると、その理論でほかの音のコードも できるようになります。 ピアノを習い始めてから、 世の音楽家のみなさんたちは有名・無名含めて、総じて すごい人たちだなと思うようになりました。 めちゃくちゃな弾き方でもそこにはきちんとした理論があり、 だからこそ、聴くことのできる『音楽』になっているのだと思います。 自分のその時の感情を音で表現できる人たちを尊敬します。 10年後くらいには少しくらいは感情を音で表現できたらなと思います。 あなたも音楽に興味がおありのようですので、これを機会に 何か楽器を習い始めるのも音楽を知る一つの手では? 音楽のある生活は結構面白いですよ。 (音楽仲間もできますし。) 長々とすみませんでした。 (コード理論のHPリンクをはっておきます。御参考にどうぞ)

参考URL:
http://homepage2.nifty.com/arigatch/sub06/chord1-1.html
Chown
質問者

お礼

tmo0056さん、ご丁寧な回答をありがとうございます。  私は、楽器は苦手ですが、歌うことは好きです。楽しいです。うまくはありませんが、気がつくといつも、そのときの気分にあった歌を歌っています。  これから、みなさんにもらった知識をたよりに、もっと音楽が好きになれそうです。

  • ultraCS
  • ベストアンサー率44% (3956/8947)
回答No.3

半音より狭い音階は「微分音」と言います。まずは、wikiの説明をご覧ください。一応、記法もあるようですよ。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%AE%E5%88%86%E9%9F%B3 バイオリンやトロンボーンのような楽器であれば、微分音は簡単に出せますが、ピアノや多くの管楽器は対応できませんから、アンサンブルを作りにくいと思います。 演奏可能な全音階に渡ってポルタメントができるのはテルミンだけだと思います。

Chown
質問者

お礼

ultraCSさん、回答ありがとうございます。  微分音ですね。調べてみます。楽器によって、出せる音、出せない音などの制限があるのが面白いです。

  • JBrahms
  • ベストアンサー率56% (114/201)
回答No.2

現在の音階は、古くは宗教音楽の世界で使われていた「教会旋法」から始まっています。 今の長音階はイオニア旋法、短音階はエオリア旋法というのが元になっています。他にもたくさん種類がありますが、この2つが最も優れていたという理由から現在に生き残ったようです。厳密に言えば、イオニア旋法がもっとも理論的に優れた音階だったのですが、エオリア旋法は欠点があったものの、イオニア旋法に対して極めて強い対照的個性を持っていたため、その対照性から存在価値が高まったことが理由です。 そこで短音階はその欠点を解消するため、自然短音階、和声短音階、旋律短音階という3つの種類が生まれました(現在では長音階も同じように3つ種類がありますが、これは短音階に倣った結果で、本来長音階は3種類も音階を作る必要性はありません)。それでも短音階は理論的な意味では完璧な音階に成りえていません。長音階に比べると不完全な音階と言えます。 それから、四分の一音はクラシックの世界にもあります。ただし「現代音楽」とか「前衛音楽」といわれるジャンルに限られますが。一応それを表記するための専用の記号もありますね。 …と偉そうに書きましたが、音楽も多少勉強してみると、これでなかなか面白いものですよ。奥が深いし。

Chown
質問者

お礼

JBrahmsさん、ご丁寧な回答をありがとうございます。  音階の世界は本当に奥が深いですね。私は、ドレミファソラシドしかしらず、今まで本当にもったいなかったです。

  • hunaskin
  • ベストアンサー率30% (1854/6060)
回答No.1

>、四分の一音上げる、下げるなどはあるのでしょうか。 ありますよ。ブルースの音階(ブルーノート)は本来は4度が1/4上がりです。 他にも世界には様々な音階があります。 日本の音楽教育がイタリアの楽典を基準にしてその他の音楽を理解しようとするものなので半音が最小単位として教わるわけです。

Chown
質問者

お礼

hunaskinさん、回答ありがとうございます。  1/4の音階もあるのですね。

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