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OH基の馴染みのよさ

OH基の ゴム、セメント、樹脂など様々なマトリクスとの馴染みのよさについて調べています。 OH基が水(H2O)と馴染みがいいということは、化学式をみて何となく理解できるのですが、実はこのOH基は水の他にも上記で上げたような様々なものと馴染みがいいと聞きました。 それは一体どういう原理によるものなのでしょうか? 教えて下さいm(__)m

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noname#116453
noname#116453
回答No.2

補足ですが、OH基はそれ自身がある程度電離しますので、イオンを安定化することができます。たとえば、食塩が水に溶けるのも水のOHは関係しているといえるでしょう。 それと少し視点を変えて、もっと具体的に述べるなら、ルイス酸であるカチオンはOHのO(これはルイス塩基)による配位を受けて安定化されるでしょうし、アニオンはOHのHと水素結合を形成するでしょう。こういったことがOHによるイオン性の物質との馴染みの良さにつながるであろうと言うことです。 ちなみに、イオン性の物質というのは塩類を想定しています。アルコールは水とは異なり、アルキル基を有する分だけ、塩類を溶かしにくくなっているでしょうけど、ある程度の親和力のようなものはあると思います。

miyo-y
質問者

お礼

なるほど!具体的なイメージを少し持てました。 詳しく説明して頂いてどうもありがとうございました!!

その他の回答 (1)

noname#116453
noname#116453
回答No.1

質問が少々曖昧なので、妥当な回答になるかどうかわかりませんが、普通に考えれば水素結合に絡めて考えるのが適当だと思います。 OH基は水素結合を形成しうる水素を提供しますので、それとなじみやすい物質というのは、水素結合において水素原子の相手となりうる原子を多く有する物質と考えてよいでしょう。具体的には、酸素あるいは窒素の割合の高い物質と言うことになるでしょう。 また、そういった物がなくとも、金属などを含むイオン性の物質も別の意味合いで馴染みがよいと考えられます。

miyo-y
質問者

お礼

早速の御回答ありがとうございます。非常に参考になりました! 水素結合を形成しうる酸素や窒素を多く持った物質との馴染みの良さは理解できたのですが、OH基がイオン性の物質との馴染みがいい理由はなんなのでしょうか(水素結合以外の結合もOH基は起こしやすいということでしょうか)?またイオン性の物質とはどのような物質を指すのでしょうか? 可能であれば御回答宜しくお願いします。

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